小学校教員の年収は?教職調整額としての手当が多い

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小学校教員の仕事は、1年生から6年生までの児童に各科目の授業をおこなうだけでなく、生活の指導や社会生活の基礎となる部分も教えていきます。

教員の中でも、全教科教えなくてはいけないことや、小さい子どもを相手にする大変さから、さまざまなスキルが求められます。

家庭環境の多様化をはじめ、児童を取り巻く環境が変化してきている中で児童を温かく見守り寄り添い指導していく小学校教員の仕事はとても重要です。

今回はそんな小学校教員の年収や給与について紹介します。

小学校教員の平均年収

公立の小学校教員は地方公務員のため、職務の難易度等によって決まる「級」と経歴年数等によって決まる「号」に応じて給与が支払われます。

正規・非正規雇用の教員、臨時講師、管理職を含む小学校教員の平均月収は約29.4万円です。そのため、年収は約430万円が平均の金額になります。

大卒の初任給では手取りで月収20万円ほどで年収320万円と、民間企業の会社員の初任給と大差はありません。正規雇用の小学校教員だと、勤続年数20年で平均月収は約33.2万円、年収478万円程度になります。

私立小学校では、採用の際に指導スキルに優れた能力の高い教員を求めるために比較的給与やボーナスを高く設定しているところが多くあります。

そのため、入学希望者の多い私立小学校の教員の給与は公立と比べて高額な可能性が高いです。しかし公務員である公立の小学校教員のほうが収入は安定しているといえるでしょう。

ほかにも修学旅行や林間学校のような学校行事の引率手当や、特別支援学級を受け持つ場合などの特別支援教育手当などがつくと月給に加算されます。

小学校教員のボーナス事情

公立の小学校教員のボーナスは、年2回に分けて約4ヶ月分支給されます。

正規職員の初任給は20〜22万円なので、毎年80万円程度のボーナスがもらえるということです。

産休代替えなどの際に配属される臨時的採用職員は、正規職員と同じ仕事内容となるので同じ給与が支払われますが、ボーナスは正規職員よりも少ないようです。

担任は持たず担当の教科だけを受け持つ非常勤教師は、働いた分の時間に対してのみ給与が支払われるのでボーナスはありません。

小学校教員の昇給事情

先ほど解説したように、公立の小学校教員の給与は「号」と「級」に応じて支払われます。

「級」は職務の難易度なので、管理職にならない限りは経験年数が増えても変わりませんが、経験年数に応じて決められる「号」によって毎年約1万円ずつ昇給していきます。

基本的にはこのように昇給していくのですが、一部の自治体では年功序列よりも持っているスキルや実績が重視される考えもあるようです。

大幅な昇給を望むのならば、若くても自分の能力を高め、それが評価される職場を探すことも1つの選択肢といえるでしょう。

小学校教員の平均年収シミュレーションは?

小学校教員の平均年収を年齢ごとに追ってみていきましょう。

24〜27歳では約423万円、28〜31歳では約514万円、32〜35歳では約618万円、36〜39歳では約683万円、40〜43歳では約735万円、44〜47歳では約782万円、48〜51歳では約825万円となっています。

小学校教員全体での平均年収は約693万円です。

年収のなかでも大きな比重を占めるのが諸手当で、さまざまな種類があります。

教頭や校長の役職につくと得られる管理職手当、学年主任や教務主任につけられる主任手当、僻地や寒冷地での勤務の調整手当、部活動の顧問になると部活動手当、ほかにも住宅手当や扶養手当など一般的な手当も支払われます。

会社員でいう残業手当はなく、教職調整額として一律で支払われるのです。ただし、学校や自治体によって差異があるので注意が必要です。

さまざまな業務や、難しい年頃を相手にする多忙を極めるという小学校教員ですが、児童達に寄り添い成長を近くで見守り指導するのは、とてもやりがいのある仕事だといえるでしょう。

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