彫師から転職したい。デザインセンスを活かせる職やタトゥーを受け入れてくれる職

記事の著者:929431

彫師は特殊な職業で、企業に属することなくフリーで活躍している人がほとんどです。日本には刺青に対する否定的な考えも多いため、あまり浸透している文化ではありません。

そのため彫師の仕事も多くはなく、安定した収入を得ることが難しいため、副業をしている人がほとんどです。

2017年9月、大阪府の彫師男性(30)が医師免許がないのに客にタトゥーを入れたとして医師法違反の罪で起訴されました。一審では「タトゥーは医療行為であって医師免許も必要」と判断され、被告に対して罰金15万円の支払いが命じられました。

しかし最高裁で「医師免許は必要ない」と判断され逆転無実。タトゥーは医療行為であるかそうでないかといったように、彫師の活動に関しては様々な問題があるようです。

今回は、彫師の転職を考えたきっかけ、おすすめの転職先について詳しく紹介していきます。

転職しようと思ったきっかけ

給料が安い

彫師の給与は20代でも20万に届かないことが多く、30代でも出来高制なので20万代というのが少なくありません。もちろん技術によっての出来高制になることが多いのですが、一般的な平均額を見るとこのあたりの額です。

一人で生活するにも正直厳しい額ですが、そこに養わなければいけない「家族」の存在があると、生活するには非常に厳しい額でしょう。

彫師の場合、個人で経営するか個人経営しているところで雇われて働くかといった選択になるので、基本的に副業を許しているところも多いのですが、本業がおろそかになりがちになるといったケースも多々あります。

失敗が許されない

刺青というのは人の皮膚に傷をつけてそこに刺繍していくので、もちろん失敗は許されず、練習も多くできるわけではありません。客だって覚悟を決めてお金を払って彫ってもらうわけなので、もちろんイメージ通りに仕上げてほしいものです。

うまくいった場合はいいのですが、客のイメージと異なった場合クレームが入ることも。そういったプレッシャーに耐えきれず転職を考える人もいます。

グレーゾーンの仕事に不安を持っている

彫師というのは本当のところ、医師免許を持ってる必要があるという声もあります。なぜかというと、やはり人の皮膚に傷をつける行為なので無菌状態である必要があります。

仮に、彫っている最中や終了後にその部位にトラブルがあったとしましょう。しっかりとした知識を持っていないと、取り返しのつかない状況になりかねません。

しかし実際のところ、医師免許を所持せずおこなっている人も多いため、そうした部分に不安を覚え転職を考える人もいます。

異業種でおすすめの転職先

手先の器用さを求められる彫師の仕事ですが、転職するとなるとどういった職業が向いているのでしょうか。

デザイナー

彫師は、まずデザインからおこなうため京験が長いほど多数のデザインを持ち合わせています。そういった体験を生かし、服などのデザイナーに転職する人もいます。

アパレル業

彫師はおしゃれに敏感な人が多く、服装にも気を使っている人がほとんどです。また、自身も刺青を入れてる方がほとんどなので、それをおしゃれの一部として認めてくれる職場としてアパレル業を選択するという手段もあります。

転職する前に考えておくこと

まだまだ日本では、刺青に対する肯定的な考えが普及していないので、そういった中で転職するとなると少し厳しい状況もあるといえます。

転職する上では、まずは何に重点をおきたいのかを見つめ直すようにしましょう。転職を考えるきっかけはなんだったのか、転職した先で何を望んでいるのかをきちんと自分でわかっておくことは非常に大切です。

また、入れ墨に対して批判的な目で見る人もまだまだ多くいることも理解しておきましょう。そういった意見をしっかりと受け止めきれるだけの覚悟を持って、転職活動をすることをおすすめします。

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