理容師になるには資格が必要?実技と筆記の国家試験を受ける必要がある

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理容師とは、「頭髪の刈込、顔そり等の方法により容姿を整えること(理容師法第1条の2第1項)」をおこなう人を指します。似た職業に美容師がありますが、こちらは「パーマネントウエーブ、結髪、化粧などの方法により、容姿を美しくすること(美容師法第2条第1項)」をおこなう職業です。

両者には、「理容師は客にパーマをかけることはできず、美容師はカミソリで客の顔を剃ることはできない」といった明確な違いがあります。

これまで減少傾向にあった理容師ですが、美容ブームの今、理容師特有のシェービング技術が再び注目されています。2005年に銀座4丁目にオープンし、創業14年目になる理容室のヒロ銀座は、グループ全店舗にて売上が右肩上がりとなっています。

店舗がオフィス街ということもあり、利用客はビジネスマンが多く、エステにも匹敵するシェービングや育毛ヘッドスパといったメニューを施せるバーバーとして人気のようです。

今回は、理容師になるために必要な資格や試験について紹介していきます。

理容師に必要な資格

理容師になるためには、理容師国家試験を受けて理容師免許を取らなければなりません。

理容師国家試験の内容

理容師国家試験は、年に2回、公益財団法人「理容師美容師試験研修センター」の主催でおこなわれます。

内容は、基礎的技術であるカッティング・シェービング及び顔面処理・整髪や衛生上の取り扱いといった実技と、関係法規、衛生管理、理容保健、理容物理・化学、理容理論の筆記があり、筆記試験はマークシート方式となっています。

実技試験は、「理容師美容師試験研修センター」の公式サイトに実技試験審査マニュアルが掲載されており、細かい実施時間や減点基準が示されているので、練習前にポイントをおさえ、繰り返し練習をおこないましょう。

筆記試験は、同サイトに過去問が掲載されています。同じ問題が出題されることは少ないですが、出題の傾向や問題に慣れるために、なるべく多くの過去問に取り組み、内容を理解することが大切です。

資格取得の難易度

実技試験は、基礎的技術の減点が40点以下、衛生上の取り扱いの減点が20点以下であること、筆記試験はいずれの項目においても無得点がなく、50問中60%以上の正答率であることが求められています。

実技か筆記、どちらかの試験のみ合格だった場合、合格した科目は、次の試験に限り免除されます。合格率は50~70%ですが、後期試験は70%以上が合格しています。

資格を取得するためのステップ

ステップ1:養成施設へ入学

理容師資格を取得するためには、まず養成施設で受験に必要な学習を終える必要があります。養成施設へ入学するには、18歳以上で原則高等学校卒業者となりますが、中学校卒業者でも学力等の基準をみたせば入学できるところもあります。養成施設は、昼間課程、夜間課程、通信課程があります。

昼間課程
通学期間は2年なります。朝から夕方までみっちり授業を受け、実習にも専念できるカリキュラムになっています。学業に専念できる方におすすめです。

夜間課程
通学期間は2~2年半になります。夕方から夜にかけて授業を受けるので、仕事などで昼間は時間が取れない方におすすめです。

通信課程
3年間のカリキュラムが組まれ、主に自宅での学習となりますが、卒業までに600時間以上(理容所従事者は300時間以上)の面接授業を受ける必要があります。面接授業は通学する必要があるので、通うことができる養成施設を選びましょう。

ステップ2:国家試験受験と就職

各養成施設で、学科や実技の学習を終えたら、理容師国家試験を受験します。合格後は、公益財団法人「理容師美容師試験研修センター」へ免許更新の申請をおこないます。

理容師免許を取得したら、いよいよ理容師として就職が可能です。しかし、これまで理容所等での勤務経験がない場合は、まずアシスタントとして経験を積む必要があります。

理容師の就職先は理容所が多くをしめていますが、美容室、シェービングサロンなどへの就職も増えてきています。

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