臨床検査技師の年収は?技師長として働けば、年収1,000万超えることも

記事の著者:1487985

来院後医師の診察の前には、正確な診断をするために必ず検査が必要となります。そのとき、血液や髄液、尿や便を検査し、体の状態を検査をするのが、臨床検査技師です。

2015年には、65歳以上の高齢者人口は、3,392万人となり、総人口に占める高齢者の割合は26.7%となっています。そのため、健康不調を訴える人はもちろん、病気予防、早期発見など医療需要の増加とともに、臨床検査技師のニーズも高まっています。

以前はこのような検査も医師がおこなっていましたが、医療需要の増加、検査の複雑化などから臨床検査技師という職業が誕生しています。そんな検査のプロフェッショナルである臨床検査技師の年収はどのくらいなのでしょうか?

臨床検査技師の年収

平均470万円

ボーナス

平均116万円

各種手当

39万円

臨床検査技師の平均月収・年収

医療機関の間接部門にあたる、検査部門に所属する臨床検査技師の平均月給は、医師や看護師に比べると決して高くはありません。臨床検査技師の平均月収は、40代で月額約32万円。年収にすると、470万円程度になります。

年齢的でみると、20代で300〜380万円、30代で400〜500万円、40代で500〜600万円程度になっていくでしょう。

またもらえる金額も勤務先の規模で大きく異なります。診療所規模では、人数も少なく経営収支の金額も小さくなるため、平均月給はおよそ25万円くらいになります。

一方、都会の従業員1,000人規模の病院となれば、経営収支の金額も大きくなるので、平均月給も35万円以上もらえるようになります。

また医療機関以外の検査会社等の関連企業で勤務する場合は、勤務先の給与体系に影響を受けます。外資系の企業は平均給与は高く、月収40万円以上になる場合もあります。

そのため、年収270万円の人もいれば、年収600万円を超える人もいます。上記で紹介したように勤務先はもちろん、最終学歴、勤続年数、マネジメント経験、役職などによっても年収は変わってきます。

臨床検査技師として、少しでも年収をあげるには?

年収をあげたいのであれば、医療機器メーカーなど大手企業の管理職、医療機関の中で技師長・経営部門の兼務を目指すべきです。ここまでキャリアアップできれば年収1,000万円も夢ではありません。

さらに、超音波検査士や細胞検査士などの専門的な資格を取得することで、仕事の幅を増やすことができ、昇進できる可能性が上がるでしょう。

そのほかにも、臨床検査技師には勤務先の病院や検査センターによって夜勤や当直があります。夜勤や当直は手当がもらえることもあります。1回で5,000〜10,000円程度支給され、月4~5回夜勤・当直があるため、毎年手当だけで39万円ほど支給されることになります。年収をあげたいのであれば、積極的に夜勤や当直を請け負うのも1つの方法です。

臨床検査技師のボーナス事情

平均月給32万、平均年収およそ500万円と仮定した場合、支給されるボーナスは年間約116万円程度でしょう。

日本経済新聞社がまとめた2018年冬のボーナス調査によると、日本の平均ボーナス支給額は83万4,391円。そのためボーナス平均よりも30万円程度高いことになります。

しかし医療機関の経営規模や外資系の医療関連会社では、もともとの給与水準が高いことやインセンティブによるボーナス支給の雇用契約を結ぶために、支給金額が大きく増える場合があります。

臨床検査技師の昇給事情

臨床検査技師は、年間で3,000〜7,000円程度の昇給を望めることがわかります。もともと給与が高めの職業であるため、大幅にアップすることは少ないようです。

しかし、マネジメントや役職の仕事を割り振られた場合、その分給与がアップすることはあるようです。

そして、医療機関の経営形態によっても、昇給金額に差がつくことがあります。公立大学病院や県立・市立病院などの公的な医療機関は、定期昇給による昇給が基本です。

しかし民間の医療機関は定期昇給というより、昇進・昇格による立場が変わることによって、昇給する場合が多くなります。

JOBSTEP編集部がおすすめ!3つの転職サイト

複数のサイトに登録することで、より好条件・高年収など魅力的なオファーを受けることが出来ます。