歌舞伎に関わる仕事へ転職したい。女性にも就ける仕事はある

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日本を代表する伝統芸能である歌舞伎。歌舞伎役者は、伝統芸能である歌舞伎の舞台で演じる役者のことを指します。

歌舞伎は17世紀初め、出雲大社の巫女出身であった女性が、京都で始めたかぶき踊りをはじめたことが起源といわれます。その後、18世紀初期になると風紀を乱すということで幕府から女歌舞伎は禁止されます。そこで始まったのが、野郎歌舞伎です。

そして坂田藤十郎(上方・和事)、芳沢あやめ(上方・女形)、市川団十郎(江戸・荒事)などの代表的な歌舞伎役者が誕生し、歌舞伎は舞台芸術として大成し、江戸時代後期には全盛期を迎えます。

現在日本には約300名の歌舞伎役者が日本俳優会に所属しています。ほとんどが子孫が代々承継する世襲制であり、無関係の家に生まれた人が歌舞伎役者になるのはまれです。

そんな日本の歴史、文化には欠かせない歌舞伎ですが、役者以外にはどのような仕事があるのでしょうか?

歌舞伎関係の仕事とは?

歌舞伎は男性の仕事と考えている人が多いかもしれませんが、女性でも就ける仕事は多くあります。具体的には、歌舞伎関係の仕事とはどのようなものがあるのでしょうか?

歌舞伎役者

歌舞伎関係の仕事として1番代表的なものは、やはり歌舞伎役者でしょう。華やかな舞台で役を演じている歌舞伎役者は、舞台にあがるまでに厳しい稽古や修行を積み重ねています。

公演の舞台は25日間連続で休みなくおこなわれるため、その間当然休みは取れず、年間の休みも数えるほどしかありません。歌舞伎役者はそんな過酷ともいえる労働環境に身を置いているため精神的・肉体的にも鍛えられます。

ほかにも歌舞伎役者は、芸能事務所(松竹株式会社)に所属しているものの、ほかの芸能人と違いマネージャーをつけないため、体調管理・時間管理は自分でしなければなりません。

歌舞伎座の案内スタッフ

歌舞伎座には、日本各地のみならず最近では外国人環境客なども多く訪れます。主な仕事内容は、お客さんの案内・チケットもぎり・館内放送・花道対応・館内清掃などになります。

もちろん男性だけではなく女性でも働くことが可能な仕事で、未経験でも就職できます。英語ができる場合は、手当を支給してもらることもあります。

舞台・演劇・ミュージカルが好きな人、未経験でも何かしら歌舞伎に関わりたい人には、おすすめの仕事といえます。

鬘屋・床山

鬘屋・床山は、歌舞伎の役に合う髪型を作るのが仕事です。同じ役であっても、演じる俳優が異なる場合、髪型も変化させなくてはいけません。体格や顔立ちなどで飾りや、大きさなどを変えます。

基本的に鬘屋・床山になるには、修行するのが基本的な道。新人の頃は部屋掃除、お茶汲み、クセ直しをし、スキルを磨いていくと、徐々にかつらの制作に携わることができるようになります。

小道具関連の会社

『暫』の大太刀、『白浪五人男』の傘、『鏡獅子』に登場する扇や手獅子など、歌舞伎にはいろいろな小道具が出てきます。江戸時代には、小道具は役者が自分で管理するものでしたが、三座からの申し立てで座方扱いになっています。

小道具は基本的には蔵で管理をおこない、道具の準備・修理・管理・保管などをするのが小道具関連の会社の仕事です。

歌舞伎の小道具に関わりたいのであれば、藤浪小道具株式会社などの小道具関連の会社に入社することになります。

歌舞伎の世界に、転職する前に考えておくこと

歌舞伎の世界には、日本の伝統を支えていくという強い志を持った人たちが集まっています。華やかな世界に見えますが、生半可な気持ちで入っていい世界ではありません。どの職業もその道のプロです。一度やると決めたからには、死ぬまでその仕事を続けていくくらいの覚悟が必要といえます。

そして今後歌舞伎は、世界に通用するものになるよう、少しつづ変化をしていくこともあるでしょう。そのような変化に対し、柔軟に対応できるグローバル性も
この世界に入っていくには、考えていかなくてはいけないことといえます。

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