自動車整備士をやめたい・転職したい。ハードな割に給与が低い。

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「車が好き」「機械いじりが得意」というような人が目指す仕事の一つとして、自動車整備士が挙げられます。自動車整備士とは、板金・塗装・故障の修理、未然に事故を防ぐための車検や日常点検などを行う自動車のエキスパートです。

2016年4月の国土交通省のデータによると、自動車整備業から転職(離職)した理由としては、性別・年代別・事業形態別のいずれも「賃金の条件がよくなかった」が上位に挙げられていることが分かります。

給与への不満が転職理由の1つとなるのはどの業界にもいえることではありますが、どの年代も不満に思っているということからは、自動車整備士が昇給しにくい職種であるとも考えられるでしょう。

今回は、自動車整備士をやめたい・転職したいと思うきっかけやおすすめの転職先、転職する前に考えておきたいことなどを紹介していきます。

自動車整備士をやめたい・転職したいと思ったきっかけ

物足りなさを感じる

カーディーラーで勤務している場合は、そのメーカーの自動車整備にしか携われないので、もっとたくさんの車種を扱って、技術の幅を広げたいというような理由もあります。

また一般の自動車整備工場に勤務している場合は、お客様と接する機会が少ないことに物足りなさを感じて転職を考える方もいます。

給与が低い

カーディーラーや一般の自動車整備工場の両方にいえることでは、国家資格が必要な仕事であるにも関わらず、総じて給与が低い点もが転職を考えるきっかけとして挙げられます。

実際に自動車整備士の給与は月給で20~30万程度といわれています。その上残業が多い、土日が休めないといった労働条件にも不満を持っている方が多く、それらを理由に転職を考える場合が多いといえます。

自動車整備士からおすすめの転職先

自動車関連業界、独立開業

自動車整備士からの転職を考えているのであれば、これまでのキャリアやスキルを活かして、自動車関連業界に転職するのがベターな選択肢だといえます。

カーディーラーの営業、セールスエンジニア、カーデザイナーなど、自動車整備士は嫌だけど自動車への憧れは捨てきれないのであれば、やはり自動車に関する仕事も選択肢に入れるべきです。

また資金に余裕があるのであれば、自動車整備士として独立開業する道もあります。もちろん甘いことではありませんが、努力次第では、収入を大幅にアップさせることも可能です。

メーカー

専門知識や技術を身に着けている自動車整備士なら、メーカーの技術職への転職もおすすめです。設計や開発など、即戦力として働くことが期待できます。

これまでの経験を活かすことができ、安定した収入を得ることが可能です。大手に転職すれば、給与もこれまでよりはるかに良くなるでしょう。

損害保険会社の技術アジャスター

自動車事故が起こったときに、その原因を調査して事故にあった車両の損害額を査定する仕事です。

事故車両が修理工場に送られ修理される前に、修理の内容や必要な部品を見極めて修理金額を見積るので、経験を活かしやすい仕事といえます。

日本損害保険協会の「技術アジャスター資格試験」に合格する必要がありますが、自動車整備士の資格と実務経験があれば十分で、仕事をしながらさらに上級の資格を目指してステップアップすることも可能です。

被害者と加害者への面談をするためのコミュニケーショ能力や交渉力が要求され、事故原因を見極める判断力や分析力、それをレポートとして提出するための構成力や文章力などが必要になってきます。

中古車の査定士

中古車の買取や下取りをする際にその価格を決定する仕事です。内外装やボディの傷や汚れ具合・事故歴の有無・走行距離などを総合的に判断する必要があるため、自動車に対する深い知識と正確な判断力が求められる職業です。

「中古車査定士」という資格が必要になり、試験を受験するには、自動車販売・整備の実務経験が半年以上、協会所定の研修を修了した者といった2つの条件をクリアする必要があります。

車好きであるという情熱や知識、自動車整備士であったという経歴は、顧客に対する安心や信用を与えることができる点で有利に働くでしょう。

自動車整備士からの転職ならマイナビエージェント

転職を少しでも検討しているなら、まずは転職サイトに登録して、条件に合う仕事があるか見てみましょう。

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転職のプロがサポートしてくれるだけでなく、転職活動において重要な自分の市場価値を理解することもできます。自動車整備士としての経験やスキルを見直すことで、満足のいく転職先を見つけましょう。

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転職する前に考えておくこと

まずは資格を活かすかどうか考える

自動車業界は、ハイテク化が進んで機器や部品も複雑化していることもあり、自動車整備士へのニーズは高まっています。

習得すべきことが増えているのに待遇が改善されないことに不満を持っている人も多いと思いますが、自動車整備士は国家資格です。その資格を捨てて新たな道を模索するのか、それとも資格を活かせるような先に転職をするのかは、しっかりと決めた上で行動するようにしましょう。

異業種・他職種への転職のデメリットを理解する

もし全くの異業種・他職種への転職を考えるのであれば、資格を捨てゼロからのスタートとなります。年齢が高くなればなるほど、選考のハードルが上がるだけでなく、入社してからも覚えることが多くなりついていけない場合も。

異業種・他職種への転身には相当の努力と覚悟が必要であることは、十分に理解しておいてください。ただ、異業種・他職種に転職するにしても、今まで自動車整備士として実際に経験してきたことや知識は活かせる部分もあります。

細かい作業が得意、黙々と地道に作業をこなせるなど、自動車整備士として培ってきたことは決して無駄ではありませんので、これまでの経験に自信と誇りを持って行動してください。

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