新聞記者をやめたい・転職したい。転職するなら取材や文章を書く仕事がおすすめ

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新聞は私達に多くの情報を届けてくれます。新聞記者は、毎日起こる事件や事故のニュース、政治や経済の問題、スポーツの結果や芸能の話題、地域の出来事や国際情勢など、ありとあらゆる分野の情報をコンパクトに読みやすくまとめるのが仕事です。

多くの取材をこなし、締め切り時間までに記事にまとめなければならないため、仕事はかなりハードだといえますが、新聞記者のおかげで正確で充実した情報を受け取ることができるのです。

しかしそんな新聞記者が取材して作る記事は、政治家や著名人の重大発表やスキャンダルだけではありません。事故や事件といった胸が痛くなるような出来事についても踏み込んでいく必要があります。そのため精神的な負担が大きく、強い精神力がなくては続けていくことはできません。

今回は新聞記者が転職を考えるきっかけや、おすすめの転職先についてみていきます。

新聞記者をやめたい・転職したいと思ったきっかけ

新聞記者は、良いニュースも悪いニュースも最新のものをいち早く届ける必要があります。それには多くの苦労がつきものです。新聞記者をやめたいと思った理由を具体的にみていきましょう。

時間に追われる

新聞記者の仕事は、毎日時間との戦いといえるでしょう。事件や事故が起これば、真夜中でも呼び出しがかかり、現場に直行しなければなりません。また夜討ち朝駆けといって、早朝や深夜に当事者の自宅前で待機して突撃取材をすることもあります。

さらに締め切り時間までに記事を完成させなければならない、というプレッシャーがあります。これを24時間365日繰り返すので、相当な苦労があります。プライベートの予定も思い通りに組めず、趣味に割く時間などない職業です。

気の休まる暇のない緊張感は、相当なストレスになるでしょう。

業界の将来への不安

最近はネットニュースの普及などで新聞を読まない人も増えています。限られた広告費で効率を上げるために、企業側もネットへのシフトが進んでいます。かつては花形といわれたマスコミ業界ですが、今では就職人気も昔ほどではありません。

斜陽産業、氷河期などという人もおり、購買部数や広告収入も落ち込んでいるので、将来の見通しは暗いといえそうです。

そういった不安から、早めに転職してしまおうと考えるのは不思議ではないのかもしれません。

精神的なつらさ

とくに新人時代は社会部に配属されて、事件事故の現場での取材が多くなります。

悲しんでいる被害者の家族に取材して、写真を撮らなければならない場面もあります。怒り出す人や取材に応じない人もいるかもしれません。他人の私生活に土足で踏み込んでいるような罪悪感を感じるときもあるでしょう。

他社と同じ記事を書いていても仕方がないため、独自の取材を考えなければならないという重圧もあります。自分だけのスクープ記事を書きたい欲もあるでしょう。新聞記者は多くの精神的プレッシャーと戦っているといえます。

新聞記者におすすめの転職先

新聞記者として培った文章力・取材力はほかの職業でも活かすことができます。どのような職業があるでしょうか。

文筆業・ライター

情報を集めて記事にするという仕事は、新聞記者と同じです。得意な分野がある場合には有利になるでしょう。新聞記者はネガティブな記事を扱うことが多いですが、分筆者・ライターなら自分が書く分野次第なので、暗く悲しい記事を書くことに疲れてしまったけれど文章を書くのは好きな人におすすめです。

雑誌や書籍、ネットなどあらゆるメディアが活躍の場となり、いわれた記事を書くだけでなく自分から企画をして活動する人もいます。

新聞記者出身で小説家やノンフィクション作家となった人も多くいます。代表的な作家は井上靖氏、司馬遼太郎氏、山崎豊子氏などです。作品のリアリティは取材で決まるといわれているので、新聞記者として鍛えた取材力は作家としても大いに役立つでしょう。

信用調査員・探偵

多くの取材を繰り返してきた新聞記者は、話を聞き出すプロです。人から情報を聞き出してレポートにまとめる調査員の仕事は、単独行動が多いという意味でも、新聞記者向きといえるでしょう。

企業の信用調査員や探偵はそれぞれ独自の働きかたがありますが、聞き込み取材をして内容を充実させなければならない点で新聞と同じなので今までの経験が活かせます。

講師

大学や短大、専門学校などでジャーナリズムの講師として働けば、新聞記者としての経験や専門的な知識を活かせます。

授業は基本平日だけなので休日をしっかり取れる講師は、新聞記者のように時間に追われプライベートがないと悩むことがなくなります。また、学校がなくなることはそうないので、将来に不安を感じることもないでしょう。

現場での取材経験や記事の執筆方法などを伝えていくことで未来のジャーナリストを育てる仕事は、やりがいのあるものに違いありません。

新聞記者をやめる・転職する前に考えておくこと

新聞記者の給与は一般の水準と比べてもかなり高いといえます。転職すれば収入が大きく減ってしまう覚悟は必要です。同じ程度の給与を求めるのであれば、転職先はかなり限られてくるでしょう。

現在の仕事にストレスや不満を感じているのであれば、まず社内での移動願いを出すなど今の環境を変える努力をしてみてはどうでしょうか。体調や精神状態を改善できるかもしれません。

転職を決心しているなら、マスコミ業界を優先的に考えてみるとリスクが小さいです。同業の他社やテレビ、ラジオの報道部、地方新聞、専門を活かしたければ業界新聞なども検討するべきです。

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