逆パワハラは年に4,000件程度発生している。部下からのパワハラ事例・対策法とは?

記事の著者:saitotakuma

逆パワハラとは、部下が上司に対して職場内での優位性を理由に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える行為のことを指します。

「それパワハラですよ」「それ僕の仕事ですか?」「近寄らないでください。セクハラです」などが、逆パワハラの例としてあげられます。

厚生労働省によると都道府県労働局等に設置しされている労働相談コーナーに寄せられる「いじめ・嫌がらせ」の相談件数は、平成28年で70,917件。そのうち、5.2%である3,600件程度は部下から上司におこなわれる逆パワハラであることがわかっています。

最近は労働者が自分の意見を自由に述べることができるようになり、逆パワハラも表面化してきています。そこで今回は、部下から受けるパワハラ事例や、それに対する対策法を紹介していきます。

部下から受けるパワハラ事例

パワハラが社会問題してきている中、その問題を上手く使って、仕事放棄をしようとする部下も珍しくありません。パワハラの認知度は高いですが、逆パワハラの認知はそこまで高くないのが現状です。

そこで今回は、部下が上司におこなうパワハラの例を見ていきましょう。

部下が言うことを聞かない

部下に仕事をお願いしたり、新しい提案を持ちかけたりしても「今は忙しいので出来ません」「今までこの方法で出来ていたんですから、今後もこのやり方で問題ないはずです」「それは私の仕事ではありません」という回答をする後輩がいます。

業務遂行が難しくなることや、マネジメントに介入できないといったことで、上司には精神的な負担がかかります。これは明らかに逆パワハラといえるでしょう。

労働基準法では、社員をなかなか解雇・クビにできないといった現状もあり、指導は困難を極めることがあります。

上司の中傷を広めて転覆を狙う

とある飲食系企業では、部下が上司の中傷ビラを親会社の労働組合に持ち込む事件がありました。ビラには「上司が従業員から金銭の着服を受けている」「セクハラしている」というものでした。

会社からの事情聴取により、事実無根ということが判明しましたが、その上司は後に自殺。2009年に開かれた東京地裁で、「部下からの中傷による労災認定」を認める判決が出されました。

このように、上司の誹謗中傷を社内でばらまくような逆パワハラも、過去に発生しています。

自分よりも知識のない上司を侮辱する

自分のほうが上司よりもパソコンのスキルがあるのを良いことに、上司に対して「こんなことも知らないんですか」と侮辱するようなケースも多発しています。

近年終身雇用は廃止される傾向にあり、能力によって評価を下す会社が増えてきています。そのためこれまでは、社歴が長い人が必然的に上の地位になっていましたが、最近では能力が高いものが、高い役職に就くことあります。

株式会社サイバーエージェントのグループ会社である、株式会社ビズボットは、2019年度3月入社5年目の27歳が代表取締役になっています。

もちろん自分が上司であったとしても、仕事ができる部下は増えてきているでしょう。

そのため仕事ができない上司は、部下に舐められしまうことも昔より増えているのでしょう。「部下よりも劣っている」負い目から強く出ることができず、部下からのパワハラに耐えている上司もいるかもしれません。

逆パワハラに対する対策法とは?

逆パワハラをしてくる部下は意識的にせよ無意識にせよ、上司を舐めています。部下からパワハラを受けても、あなたが上司ならば毅然とした態度で接しましょう。

あまりにも酷い場合は上司に相談してみましょう。恥ずかしいかもしれませんが放置して良い問題ではありません。

部下と距離をおく

部下のパワハラには極力反応しないようにしましょう。過剰に反応すれば、どんどんエスカレートしていきます。一度、部下と距離を置き、動じていない振りをしましょう。

反発もせず、距離をおくことで、部下のパワハラも収まるかもしれません。

必要以上に気を遣わないこと

パワハラ部下は、あなたよりも仕事が出来るかもしれません。しかし上司はあなたです。部下には必要以上に気を遣わないでください。上司として少し強めに対応するように心がけましょう。

結果を出す

人には得意不得意があります。部下のほうが優れている面があることもあるでしょう。しかしその分、あなたのほうが優れている面もアルはずです。どんなことでもいいので、部下が尊敬するような結果を出しましょう。

部下に尊敬されることで、パワハラは無くなるはずです。

逆パワハラがひどい場合には、転職を検討してもいいかも

逆パワハラで悩んでいるのであれば、転職をしてしまうほうが、心身ともに早く楽になれる可能性は高いです。パワハラに耐えてまでも、その会社に居続けるべきなのか、改めて考えてみてもいいでしょう。

もし転職をするなら転職エージェントがおすすめです。業界最大手の転職エージェントであるリクルートエージェントは、実績と知名度的安心感で転職成功実績No.1。取り扱い非公開求人は業界最大級の約10万件を誇っています。

リクルートエージェントに登録する(無料)

マイナビエージェントは、徹底的なヒアリングで転職者の強みを引き出すしてくれるのがメリット。

理想の条件だけでなく、特性を見抜いてぴったりの職場も紹介してくれます。履歴書添削・面接対策などのサポートも充実しているため、はじめて転職をおこなう人でも安心でしょう。

複数サイトに登録することで、より好条件・高年収など魅力的なオファーを受けることができます。両転職サイトとも、登録から転職まで、すべて無料なのでまずは気軽に登録してみてみるのがいいでしょう。

マイナビエージェントに登録する(無料)

JOBSTEP編集部がおすすめ!3つの転職サイト

複数のサイトに登録することで、より好条件・高年収など魅力的なオファーを受けることが出来ます。