薬剤師になるには資格が必要?合格率約70%の国家試験に受かる必要がある

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医薬品に関する知識や調剤技能を持った薬剤師。薬剤師は、薬局や医療機関で処方せんに基づく調剤や患者への服薬説明をおこなったり、相談にのることが仕事です。

薬局や病院だけでなく、薬を開発する研究所や地域のドラッグストアなど求められる幅は広がっており、多様な働き方や職場を選択できる人気の職業となっています。結婚や出産・育児で職場を離れても、薬剤師の資格を取っていれば職場への復帰や転職がしやすいので、女性にとって働きやすい職業であるともいえるでしょう。

人命に関わり、人の健康に貢献できる薬剤師の資格はどのように取得したらよいのか紹介していきます。

薬剤師に必要な資格

薬剤師になるには国家資格が必要です。薬剤師国家試験に合格し、交付を申請すると薬剤師免許を得ることができます。

この国家試験を受けるための受験資格も存在し、これは6年制の薬学課程を大学で修了しないと取得できません。

具体的な試験の内容・勉強する際のポイント

薬剤師国家試験の問題は必須問題試験と薬学理論問題試験、薬学実践問題試験があります。出題領域は、物理・化学・生物、衛生、薬理、薬剤、病態・薬物治療、法規・制度・倫理、実務の7つで、出題形式はマークシートです。

試験は2日かけておこなわれ、全部で345問が出題されます。出題数が多い実務は、講義で学んだものをその都度吸収するつもりで学習しましょう。

薬剤師免許取得の難易度

薬剤師国家試験を合格するには次の2点を満たさなければなりません。

1.問題の難易を補正して得た総得点について、平均点と標準偏差を用いた相対基準により、設定した得点以上であること。

2.必須問題について、全問題への配点の70%以上で、かつ構成する各科目の得点がそれぞれ配点の30%以上であること。

合格率は概ね70%〜80%で、2018年の合格率は70%でした。新卒者の合格率に比べ、既卒者は50%前後となっています。

薬剤師として就職するための具体的なステップ

以下に、大学入学から薬剤師として就職するまでの具体的なステップをご紹介します。

ステップ1:大学の薬学部へ入学する

薬剤師国家試験の受験資格を得るには、薬科大学や大学の薬学部で、6年制の薬学過程を修了することが必要です。

大学には国公立大学と私立大学があり、私立大学は国公立大学に比べて学費が高額になことから、国公立大学の薬学部は人気が高く、狭き門となっている傾向があります。

ステップ2:薬学共用試験に合格する

大学では一般的に、1〜4年次で薬学に関する専門知識を学び、5年次から病院と薬局での実務実習があります。そのため、4年次の終わりに実務実習をおこなうレベルに達しているかを測るため、全国共通の薬学共用試験が実施されます。この試験に合格しなければ、実務実習に参加することはできません。

試験は、主に知識を評価するCBTと技能と態度を評価するOSCEの2種類です。まずはこの試験に合格することが入学後の第一目標になります。

ステップ3:薬剤師国家試験に合格し、就職する

5年次の実習が終わると、6年次は卒業研究と薬剤師国家試験への準備をします。毎年2月下旬〜3月上旬におこなわれるこの試験に合格し、薬剤師名簿に登録されると、晴れて薬剤師として仕事をすることができます。

資格を取得するためにおすすめの学校

資格を取得するためにおすすめの学校は、金沢大学。

昨年、一昨年度の薬剤師国家試験合格率が90%を誇る大学です。薬学過程には薬学類と創薬科学類の2つがあり、入学後に薬剤師を目指すか研究者を目指すかを決めることができます。

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