子どもにおすすめする外遊び。保育園での遊び方を、0歳児~5歳児の年齢別に紹介

記事の著者:sagiri

TVゲームが子どもの遊びの中心となり、ネット社会と化した現代。遊ぶことは子どもにとって仕事です。子どもたちは日々の遊びの中で感じる驚きや喜び、不思議などから、学びの基礎を身につけていきます。外遊びは親や保育士とのコミュニケーションにもなり、大切な時間といえるでしょう。

最近の脳科学では、子どもが手や体を動かして遊んでいる時に脳が大きく活性化しているということが証明されつつあり、脳の発達が激しい時期の遊びは脳の成長にとても大事なものとなっています。

大切な乳幼児期を過ごす保育園での遊びには、どのようなものがあるのでしょうか?

0歳児におすすめの遊び

0歳といえばまだまだ自立歩行も安定しませんし、走るなんて夢のまた夢です。もっと言えば座位だって安定していません。そんな子どもを無理矢理遊具に乗せたりなんかしたら大事故の元です。

なので、座位の状態で遊べる上に、座位が安定せずに転んでしまってもクッションになって怪我を防いでくれる砂場は0歳の外遊びには最適なのです。まだ0歳なので砂で何かを作ったりする事は出来なくても、大人が作った砂の山やカップで作った山を自分の手で崩すだけでも楽しいのです。とにかく砂に触れて感覚を養わせ、太陽の光を浴びて免疫力を高めましょう。

1歳児におすすめの遊び

月齢や発達によって歩行が安定している子もいれば、歩き始めたばかりの子もいて、お散歩に行くだけでも大変な1歳児。

しかし、脳神経細胞の繋がりであるシナプスは多種多様な刺激を受けることで発達していくと言われています。運動能力が高い子や、記憶力がいい子など優れた子に育てるには、視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚の五感に刺激を与えることが大切なのです。

そのため短時間でもいいので、砂遊びや水遊びなどの、外遊びもさせてあげるようにしましょう。

室内では積み木をしたり、新聞紙をちぎるなどの遊びがいいでしょう。打楽器は聴覚を刺激しますので、ピアノや音楽に合わせて演奏させてあげると喜びます。

2歳児におすすめの遊び

運動能力が上がり、器用になってくるので、ボールなどの道具遊び、鉄棒にぶら下がる、坂を登るなどといったことができるようになり、お外遊びがますます楽しくなります。

だんだんとルールのある遊びが出来るようになりますので、よーいドン!でかけっこしたり、鬼ごっこやかくれんぼなども可能に。室内ではクレヨン画やおままごと、紐通しなどの指先を使った遊びを、集中してできるようになってきます。

とくにおすすめの外遊びは、鉄棒です。まだ前回りなどの技は出来ないでしょうが、ぶら下がる事だけなら2歳でも可能です。大人が支えつつ、ぶら下がるだけでも十分に自分の腕の力を鍛える機会にも繋がります。また、子どもにとってはぶらさがっているだけでも大きな進歩ですし、勇気のいる行為です。

3歳児におすすめの遊び

お店屋さんごっこや、ヒーローごっこなど、好みの遊びに性差が出てきて、ごっこ遊びが上手になる時期。お友達と遊ぶ楽しさを知り、遊びを発展させることができるようになります。

3歳になったら、ただ遊ぶだけではなく譲るなど、周囲と気持ちのいいコミュニケーションをとって遊べるよう、保育士がサポートしてあげるといいでしょう。

また椅子取りゲームやハンカチ落とし、フルーツバスケットなど、ルールがある遊びへの理解がより深まりますが、自我が芽生え自分がやりたいことを主張するようになるので、トラブルに注意が必要です。

4歳児におすすめの遊び

遊びのルールを自分たちで考えられるようになり、ごっこ遊びの種類が増え、役割を決めて遊ぶことができます。おままごとでは、犬などのペット役が実は1番人気なんだとか。

道具遊びにルールを適用できるようになり、サッカーやリレーなども可能に。ハサミやテープなどの扱いも上手になってくるので、制作が楽しめるようになります。

また4歳になるとかなり体が出来上がってきて、体力もついてきます。そして、周りの子に負けたくないという闘争心も芽生えてきます。そこでバランス感覚を養い、更に高い身体能力を身に付ける事の出来る外遊びが自転車です。4歳であれば周りもぼちぼち自転車の練習を始めるので、「自分も周りに負けたくない」と乗りたがることでしょう。

5歳児におすすめの遊び

5歳になると体が大きくなり、運動能力はずいぶん高く、歩行スピードも大人とほとんど変わらなくなります。サッカーやドッジボールなどが上手になりますが、周囲が怪我をしないように十分注意して遊ぶことが必要です。

そして5歳児は、他人と上手にコミュニケーションが取れるようにもなります。ルールを理解し守ろうとする姿も見られますが、まだまだゲームに夢中になるとついルール違反を起こしてしまうので見守りが必要です。そんな中で、色鬼やけいどろ、シンプルな鬼ごっこなど人を追いかける、自分が追いかけられるゲームがオススメです。「捕まりたくない!」と一生懸命逃げるスリリングな気持ちによって非常に盛り上がります。

語彙も増えてきて、連想ゲームや伝言ゲームのような言葉遊びもできるようになるでしょう。複雑な絵を描くなど、少し頭をつかうような遊びに挑戦させてもいいかもしてません。

異年齢で外遊びをする場合

異年齢で外遊びをさせる事はとても良いことです。高い年齢の子どもは、下の子どもの面倒を看る事で弱い存在を守らなければいけないことを学び、下の年齢の子は上の年齢の子を見てコミュニケーションの取り方、ルールを守る事の大切さを学びます。

また、年齢が違う子どもと遊ぶ事でお互いに刺激を受けて、負けないようにと競い合うように体を動かすので体力作りや足腰を鍛える事にも繋がります。トラブルを恐れずに、ぜひ異年齢での外遊びを取り入れてみてくださいね。

健康に育つ為には外で必ず遊ぶこと

毎日少しでも外で遊ぶ事は子どもが健康に育つ為には必須です。太陽の光を浴びる事で生活リズムが出来て、免疫力がついてきます。外遊びで体力をつけ、足腰も鍛えられますし、遊びを通して他人とのコミュニケーションを学ぶのです。

最近は危ないから、面倒だからと外に出さずに室内遊びで終わらせている親も多いようですが、1日に少しの時間でいいので必ず外遊びを取り入れるようにしましょう。子どもは毎日どんどんと成長していきます。なので、外遊びを通して沢山思い出作りをしておく事をオススメします。

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