保育園がインフルエンザ流行時期にできる対策法は?アルコール消毒の除菌を心がけよう

記事の著者:sagiri

2017年~2018年のインフルエンザ患者は約2,209万人といわれています。日本におけるインフルエンザの流行・拡大は、小学校で始まると考えられています。

家族のなかでも乳幼児がインフルエンザになる確率はいちばん高いといわれています。子どもはまだ免疫力がないため、保育園で数人インフルエンザ患者が出れば、流行してしまう可能性は非常に上がってしまいます。

そして乳幼児や子どものインフルエンザ感染でいちばん怖いのが、インフルエンザ脳症。脳症を発症するのはインフルエンザの患者1万人あたり数人で、毎年100~500人程度がかかるといわれており、1~2歳までの乳幼児は重症化しやすいのが特徴です。

インフルエンザ脳症は当日に治療をおこなれば問題ないものの、発症2日目の治療では、約半数に死亡または後遺症が出るといわれています。

このようなことにならないためにも、保育園でのインフルエンザが流行は避けたいもの。そんなとき、保育園がインフルエンザ流行時期にできる対策法とはどのようなものでしょうか?

予防接種はなるべく受けさせよう

インフルエンザ予防にもっとも効果的なものは予防接種です。インフルエンザの感染率を下げるのと同時に、もし発症しても症状が軽く済む場合もあります。

ワクチン接種の効果は、年齢により異なります。

  • 6ヶ月未満の乳児
  • 出産前の母体がインフルエンザワクチン接種を受けておくことで、インフルエンザの発病を減らすことができます

  • 1歳未満の乳児
  • インフルエンザワクチン接種の有効性は明らかではありません

  • 1歳以上の幼児
  • インフルエンザワクチン接種は有効です

上記でも説明をしたように、免疫力の少ない子どもの合併症は深刻。予防接種を受けるか受けないかは自由ですが、子どものためにも病院の受診をおすすめします。

またインフルエンザワクチンは、接種から効果が出るまで2週間ほどかかります。例年は12月から流行が始まるので、11月中旬までには接種を終えておきましょう。

基本の予防法は手洗い・うがい

集団生活での予防法基本は、手洗い・うがいをすることです。

外から帰ったとき、食事の前、トイレの後などに手洗いを正しくすることが大切です。「ちゃんと洗った」つもりでも、洗い残しがあるものです。毎日の積み重ねが大切なので、保育園では正しい手洗いの仕方を指導しているところが多くあります。

マスク着用の徹底

マスクだけではウイルスの侵入を防ぐことができませんが、喉を寒さから守り、保湿するためにはマスクの使用がおすすめです。

手洗いうがいを励行し、後にアルコール消毒をするとより効果的になります。

体調管理もしっかりと

免疫力が低下は、インフルエンザ感染のリスクを高めます。免疫力を高めるには、食生活改善・十分な睡眠・適度な運動が必要になります。

森永製菓株式会社の公式記事によると、インフルエンザ予防には、ビタミンDを豊富に含む、魚介類や卵の黄身、きのこ、きくらげを摂取するのがいいそうです。

また22:00~2:00はゴールデンタイムといわれ、この時間に分泌される成長ホルモンは、体のメンテナンスにとって非常に重要な物質です。そしてこの成長ホルモンには、免疫力を高める効果もあり、この時間にはなるべく寝ていることをおすすめします。

アルコール消毒で除菌を

花王の調査データによると、アルコール製品に多く含まれるエタノールの殺菌効果は40~70%。そのため床や手すり、おもちゃなどはなるべくアルコールで拭くことをおすすめします。

また子どもをはじめ、保育士たちも手洗い後にはアルコール消毒することをするようにするのもいいでしょう。ただしアルコールに敏感な子もいるため、そこの配慮は忘れないようにしましょう。

適切な温度調節を徹底しよう

インフルエンザウイルスは比較的乾燥に強いです。また乾燥状態が続くと、のどや気管支は防御機能が低下し感染が起こりやすくなります。そのため室内では加湿器を上手に利用し、適正な湿度を保つことが大切です。50%~60%の湿度がウイルスの活性化を抑制する「適度な湿度」になります。

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