保育士も退職金はもらえる?公立・私立で大きな差が出る

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保育士は、福利厚生で恵まれていないイメージがあります。安月給と言われることが多い保育士であれば、尚更退職金はもらっておきたいところです。

しかし、退職金制度を導入していない企業があるように、保育園でも退職金が支払われない場合もあります。同じ仕事内容であっても、退職金制度がある場合とない場合では、収入差が大きくなってしまいます。できることなら退職金を貰える保育園に務めたいでしょう。

保育士の退職金事情がどうなっているのか、紹介をしていきます。

保育士は、退職金をもらえる?

基本的には一般企業と同様、保育園でも退職金は支払われます。ただし採用時に、退職金制度に関する規定・規則がなければ、支払いはおこなわれません。気になる人は、内定書を再度確認してみましょう。

また公立保育園・私立保育園では、退職金制度に大きく違いがあります。

公立保育園の場合

公立保育園の場合、地方公務員として採用されているため、他公務員と同じように条例に基づいて、退職金が支払われます。支給対象は、勤務期間が1年以上の者のみです。

基本的に、地方公務員の退職金は、基本額+調整額で計算されます。

  • 基本額:退職日の給料月額×退職理由別及び勤続年数別支給率
  • 調整額:調整月額のうちその額が多いものから60月分の額を合計した額

保育園に4、5年勤務して自己退職するときの額は、40~60万程度になるでしょう。ただし勤続年数と退職理由によって、退職金の金額が変動することもあります。

また、非常勤として働く場合、退職金の支給はされません。

私立保育園の場合

私立保育園の場合、法律で退職金を支払うかどうかの定めはありません。退職金が支払われなくても、違法ではないのです。

そのため勤務する私立保育園の運営状況によって、支払い有無・金額なども異なります。

保育士.netが2016年に調査した結果、退職金制度を導入している保育園は約6割。そのため約4割の保育園では、退職金が支給されないことになります。就職する際は、そのような点も含めて、企業を選ぶといいでしょう。

保育士がもらえる退職金額の平均は?

園によって違いはありますが、保育士の平均退職金は計算で割り出すことができます。60歳までの定年まで務めた場合、退職金がいくらになるでしょう?公立保育園・私立保育園で、比較をおこなっていきます。

公立保育園の退職金額

公立保育園で、60歳の定年まで勤めた場合、退職金は、およそ2,000万前後になります。

私立保育園の退職金額

退職金制度を導入している私立保育園では、退職手当共済制度に加入しているのが一般的です。60歳の定年まで勤めた場合、退職金はおよそ1000万前後になるでしょう。

退職金を払ってくれる保育園を見つけるには?

公立保育園であれば、勤務期間が1年以上になった時点で、確実に退職金が支給されます。退職金額も、私立保育園より多くなることが多いでしょう。

一方、私立保育園の場合は、退職金の有無については、自分で見極めなくてはいけません。基本的には、求人内容・採用条件などに明記されていることが一般的です。もし記載がない場合、電話やメールで問い合わせるか、面接時に質問するのがいいでしょう。

園の規模が大きく、毎年の入園児が多い保育園、いわゆる老舗保育園であれば、退職金を払ってくれる可能性は高いです。

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