保育士の職場で起こっているセクハラの実態と被害にあったときの対処法

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保育士の9割は女性といわれています。そんな女性社会である保育業界での、セクハラは度々問題にもなっています。

激務なうえ、上下関係が厳しい業界である保育士。セクハラ被害者は声を上げるのが難しいのが問題であり、人間関係が厳しい保育業界であればなおさら、表面化させることは難しいでしょう。

しかしそのような背景があるからこそ、セクハラに悩んでいる保育士が多くいます。保育現場では、どのようなセクハラが引き起こっているのでしょうか?もしセクハラが起きてしまったら、どのように対処していけばいいのでしょう?

保育士現場で、起きているセクシャルハラスメント

セクハラとは、性的な嫌がらせのこと。プライベートに踏み込み過ぎた発言などの性的発言や、ボディタッチや性的行為を求めるなどの性的行動などがあげられます。

決して男性から女性へおこなわれる行為だけが、セクハラとは限りません。女性から男性へ、同性同士の場合も、相手が不愉快に感じればセクハラです。実際、保育園では、どのようなセクハラ問題が引き起こっているのでしょうか?

上司からのセクハラ行為

保育園のセクハラで最も多いケースは、園長などの上司から部下におこなわれる行為です。

園長は男性であることも多く、なかでも私立では男性園長が多くなっています。

職員室に2人きりになる瞬間、身体を触られる、密着してくるといった被害は非常に多く、証拠を残すことが難しいことから、訴えることも難しくなっているのが現状です。

保護者である父親からのセクハラ行為もある

園児の送り迎えを父親がおこなうのは、決して珍しいことではありません。定期的に出会うことで、父親が保育士に恋心を抱いてしまうこともあり、「○○先生、可愛いよね」「○○先生は、彼氏いるの?」と声をかけられることもあります。

なかには連絡先を教えてきたり、必要以上に話しかけてくる保護者もおり、悩んでいる保育士も少なくありません。

女子校出身者が多いことで、過激な性話が話題になってしまうことも

身体に触ることだけがセクハラとは限りません。気分を害する言葉だけでも、十分セクハラとなります。

若い保育士・新人保育士が入ってきた園では、言葉によるセクハラも多いです。保育士は、女子校出身者が多いため、男性経験の有無を訊ねたり、性行為をするときの話をしたりと、過激でかつ、プライベートな話になってしまうことも。

上下関係が厳しい保育士は、話さざるを得ない状況になってしまうこともあるのです。このような話に慣れていない保育士は、セクハラと感じてしまうこともあります。

保育士はモテるので、交際に関するセクハラ被害も頻発している

アニヴェルセル株式会社がおこなった調査によると、男性が結婚したい職業ランキングで保育士は1位(48.8%)。

笑顔が可愛く、明るくて、子どものお世話は完璧、優しい、気配りができる保育士はモテるのです。そのため、保護者の父親・男性保育士・園長などから、交際を迫られがちです。

嫌な顔をしなかった、断らなかった、という理由で、相思相愛であると勘違いされ、セクハラに発展してしまうケースも多発しています。どの相手もきっぱりとは断りくく、曖昧な返事・態度が、勘違いに繋がり、セクハラへと発展してしまうのです。

男性保育士への被害も

保育士は女性だけでなく男性もいます。数少ない男性保育士だからこそ、特殊な被害も報告されています。

男性保育士が、女児のトイレトレーニング・オムツ替えをすることに不快感を感じる保護者は多いです。これもある意味、男性保育士に対する保護者からのセクハラ行為とも取れるのでしょう。

実際にこうした声は多く、基本的に男性保育士が、女児に対してトイレなどの世話をすることがないよう配慮されているケースもあります。

保育士がセクハラ被害にあったときの対処法

自分の力だけで、食い止めるのは難しいセクハラ問題。もし被害に遭ってしまった場合は、早急に対処することを考えましょう。

人に相談する

職場内で相談できる人がいればいいのですが、もしもいない場合、友人・家族など信頼できる人に相談しましょう。抱え込んで終わりにするのは精神的にもよくありません。

相談することで、現状を客観視でき、問題解決の糸口になるかもしれません。

専門機関への相談してみる

労働基準監督署・全労連・法テラスなど、セクハラに対する相談を受け付けている専門機関は複数存在しています。直接駆け込んで相談するのが難しい場合には、匿名の相談も可能。

電話1本で話を聞いてくれるところもあるので、どうすればいいのか悩んでいる場合には、こうした専門機関を利用してみてください。

心療内科での診察を受けてみる

セクハラによる大きなストレスによって、身体に不調が現れてる場合もあるかもしれません。心療内科にて診察を受けることも効果的です。

何が原因なのか、どういう不調が現れているのか、病院の診察結果は、大きな証拠になります。またプロの専門医に話をすることで、問題解決する可能性もあるでしょう。

最終手段は転職すること

各所に相談して改善に向けて、アクションを起こしたものの、状況が変わらないのであれば、転職も視野に入れましょう。悩みながら働き続けるよりは、新天地へ移って気分をすっきりさせたほうがいい場合もあります。せっかく保育士になったのであれば、毎日笑顔で楽しく働くべきです。

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