保育士の職場で引き起こっているマタハラの実態。被害にあったときの対処法

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妊娠・出産に対する嫌がらせ、マタニティハラスメント通称「マタハラ」。女性社会である保育士業界でも、問題視されています。働いている期間中だけでなく、妊娠を理由に、不採用にする園も少なくないようです。

子どもが安心して過ごせるはずの場所なのに、妊婦に嫌がらせをおこなう保育士は後を経ちません。人手不足で忙しい状況にも関わらず、妊娠したことに嫌気を感じる人や、出会いが少ない業界で結婚・出産する妊婦保育士に対し、嫉妬する人がいるのです。

マタハラは、どこの園でも起こる可能性があります。事前に対処法として取り入れておいて損はないでしょう。

現場でのマタニティハラスメントの実態

マタハラ問題になっているニュースはたくさん存在しています。

マタハラにより、人間関係が悪化し退職する保育士も多いです。人材派遣サービスをおこなう株式会社ウェルクスの発表によると、保育士を辞めるきっかけの1位は「上司・同僚との人間関係上の問題」63.9%となっています。

退職を促す言動

妊娠・出産後も、保育士として働き続けたいと考えている人は多くいます。それにも関わらず、退職を促す言動を園長・上司に取られてしまう保育士もいるそうです。

妊娠報告のさい、産休相談をしたら「取る前にみんな辞めていくよ」と言われてしまうことも。もし働き続きたいと思っても、このように言われてしまっては、退職するしかなくなってしまうでしょう。

同僚からも冷たくされる

妊娠が分かってからも勤続を続ける保育士に、冷たく当たる同僚は少なくありません。

保育士の仕事は体を動かすことが多く、妊婦にはつらい場面も多いです。子どものところまで走ったり、赤ちゃんをずっと抱っこしていたりするのは、しんどいでしょう。

本来であれば妊婦がきつそうなとき、体を気遣いサポートできる部分は、他の保育士が手伝うべきですが、「家で休めば」「邪魔なんだけど」「働けないなら、帰りなよ」と嫌味を言う同僚もいます。

このようないじめが原因で、人間関係が悪化してしまい、余儀なく退職をする保育士も多くいます。

妊娠よりも仕事を優先

おめでたいはずの妊娠報告も、「無責任」として捉えられてしまう場合もあります。

体のことよりも、仕事優先で考える保育園では、今まで通り激しい運動をすることも。流産の危険性があるにも関わらず、人手不足という理由で、業務内容は今まで変わらないこともあります。

逆に全くシフトに入れてもらえなくなった保育士もいるようです。

「産まない」ほうがいいと、脅される

辞めてほしくないという理由から、「産まない」ほうがいいと説得されたことが保育士もいるよう。

出産時の痛みや、障害のある子どもが生まれる可能性、経済的な負担などについて話をされ、子どもを生むことに対し、ネガティブな感情を抱いてしまう保育士も少なくないそうです。

妊娠の順番を破ったことによるいじめ

保育現場では、先輩より先に新人が妊娠するのは、NGとされる暗黙のルールがある園もあります。新人や若い保育士が妊娠した場合、そのことが原因でいじめが勃発することも。

実際ニュースとして取り上げられた事例もあります。このような問題が引き起こる背景には、保育士の人手不足が隠されているのでしょう。

保育士がマタハラ被害にあったときの対処法

どんな園であっても、妊娠して100%の良い待遇を受けられるとは限りません。気をつけていても自身が当事者となるケースは、充分に考えられます。

とくに妊娠中は、ストレスに敏感になります。母体にストレスがかかると、抗ストレスホルモンが流れ、胎児にも悪影響を与えることがあります。早産・切迫早産を招く要因になる可能性も。

もしマタハラ被害を受けてしまったら、少しでも早く対処をすることが大切なのです。

外部の専門機関へと相談する

マタハラは保育業界だけでなく、世間で取り上げられている大きな問題です。そのため労働局にて、相談が可能できます。女性弁護士によるサポートもおこなわれているので、安心して相談することができるでしょう。

職場で相談

職場でマタハラを受けたからといって、その職場の人、全員に罪があるわけではありません。保育園自体が暗黙の内に、そういう方針であったとしても、頼れる人間がいるかもしれません。

同僚なのか、上司となるのか、それは保育園次第ですが、頼りになる人間がいるのであれば、探してみるのもいいでしょう。

最終手段は退職

転職・退職は対処法としては最終手段。できれば使いたくはない手ですが、毎日のストレスの積み重ねほど危険なものはありません。とくに妊娠中は、自分だけではなく子どもの身体にも、気を配らなくてはなりません。

1番大事なのは2人の身体のこと。身体を壊すほど深刻な問題になってしまっているのであれば、一度退職してじっくり考えることも大切です。

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