看護師も失業保険を受けられる?自己都合の退職だった場合、支給額・支給期間が減る

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さまざまな問題を抱えて看護師を辞めようと考えている人は多くいますが、その際に失業保険の仕組みを知っておくと役立ちます。

転職先が未定のまま退職するケースでは、失業保険は一時的な生活費となるため、損をしないためにも重要なポイントは抑えておきましょう。

看護師がもらえる失業保険の内容・支給までの流れ・注意するべきポイントなどを紹介していきます。

看護師も失業保険を受けられる?

失業給付金は、政府関係機関から失業者に対して支払われる給付になります。そのため職業に関わらず、条件を満たせば、看護師にかかわらず、誰でももらえるものになります。

支給条件について紹介をしていきます。

失業保険の支給条件

一定期間の雇用保険に加入していることが条件であり、その場合、自己都合・会社都合の退職方法の違などによって、支給の有無・支給額に差出てきます。

そして雇用保険では「退職=失業」ではありません。働きたい転職活動をしていてもなかなか就職が決まらない人だけに、失業保険を給付しています。さらに退職後に働く意欲があることも条件とされ、その裏づけとして求職活動をしていることも求められてきます。

会社都合とされるケースとは?

残業が明らかに多い場合、会社都合の退職と認められることがおおいです。具体的には、3ヶ月連続で45時間以上、もしくは1ヶ月で100時間以上の残業があった場合では正当な理由とみなされるでしょう。

さらにセクハラ・マタハラ・パワハラなどの被害に合い退職するケースも、会社都合の退職として扱われます。以上の条件に該当する場合は、証明できるものを用意して速やかにハローワークで手続きをおこない、失業保険を受け取りましょう。

失業保険をもらうまでの手順は?

失業保険をもらうには、ハローワークに行き所定の手続きをしなければ給付はされません。手続きの際には、必ず必要となるものがあるので紹介します。

失業保険の手続きで必要な書類等

離職票・雇用保険被保険者証は手続きに必須となるため、退職したら会社から受け取りましょう。本人確認書類も必要となるので、マイナンバーカード・通知カード+身分証明証のどちらかの提示が必要となります。

さらに振り込みを希望する銀行口座のキャッシュカードや通帳と印鑑も準備しておきましょう。

雇用保険は退職の理由により支給の開始時期が異なります。会社都合の場合は基本的に、手続きが完了した翌月から指定口座にお金が振り込まれます。また離職する6ヶ月以上前に雇用保険に加入していることが条件になります。

雇用保険は入社と同時に、会社が加入手続きをおこなってくれる保険になります。そのため、会社都合の退職であっても半年以上は、同企業で働いていないと、失業保険はもらえないことになります。

自己都合による退職

自己都合により会社を辞めた場合には、支給条件が不利になり雇用保険の加入期間は、離職前の2年間に12ヶ月以上加入していることが必要とされます。

支給開始も退職してから3ヶ月後となるため、その分生活が苦しくなる可能性も高いでしょう。

失業保険でもらえる金額

失業保険の給付期間・金額は、雇用保険の加入期間によって異なるため、勤続年数が長いほどもらえる金額も多くなります。

具体的な加入期間に対する支給の日数は10年以下は90日、10年以上20年未満では120日、それ以上なら150日となり失業保険の支給額は退職前にもらっていた給料の50~80%程が受け取れる支給金額です。

また雇用保険の支給期間を3分の2以上残した状態で、再就職が決まった場合には、これまでの支給額を差し引いた再就職手当支給額の60%が1か月~2か月後に一括で指定口座に入金されます。

看護師が、失業保険をもらうときの注意点

厚生労働省職業安定局「職業安定業務統計」によると、看護師は一般企業の人に比べて、失業保険をもらっている割合が少ない職種でもあります。

理由としては自己都合で離職するケースが殆どであり、結果的に失業保険の給付前に看護師は転職が決まってしまう場合が多いためです。

しかし正当な理由があれば、自己都合の場合でもすぐに失業保険をもらえる特例もあるため覚えておくと役立ちます。

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