看護師の職場で起こるパワハラの実態。被害にあったときの対処法とは?

記事の著者:1272687

都道府県労働局等に設置した総合労働相談コーナーに寄せられるぱわはらの相談件数は増加しており、平成28年時点では7万918件。27年度は6万6,566件であったため、1年で4,300件程度増加していることになります。

そんな増加し続けるパワハラは、看護師業界でも大きな問題になりつつあります。看護師が抱えるパワーハラスメントの問題は見過ごすことのできない重要な問題であるにも関わらず、何もアクションを起こさず我慢してる人も多いのが現実。

パワハラにの影響により仕事への意欲も薄れていき結果、作業効率の低下や医療ミスも誘因してしまうため命に係わる看護師では、とくに改善が必要でしょう。

今回は看護師のパワハラに関する実態や対処法などを詳しく紹介していきます。

看護師現場でのパワハラの実態

パワハラによる精神的苦痛で悩む看護師も多く、特に若い看護士が上司からパワハラを受けるケースが一般的です。

日本医労連の調査したデータによれば、看護師の28%がパワハラを経験しているという結果もあり、その大半が看護部の上司によるものでした。

看護師が受けるパワハラの具体的な例として無視やひどい暴言、更には能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えられないなど精神的なパワハラが多いのが特徴的です。

どこからがパワハラなの?

看護師がパワハラと捉えるかは個々により違いはあるかと思いますが、明確な定義が決められています。

厚生労働省によればパワハラとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為と位置づけています。

肉体的な暴力

看護師の場合はそれほど多くありませんが、暴行を加えるなどの肉体的な行為が最も分かりやすいパワハラと言えるでしょう。仮に手を出されて怪我を負った場合には傷害罪でもあり速やかに上司や警察に相談しましょう。

言葉の暴力

優位な立場を利用して部下に対して、侮辱ともとれる言葉を繰り返し精神的な苦痛を与える行為がパワハラでは、1番多く看護師の場合でもこのケースが高い比率を占めています。

とくにおとなしい性格の人が言葉の暴力の被害に合いやすいため、この場合には我慢しないで上司や同僚にまずは相談してみましょう。

精神的な圧迫

仲間外れや無視などして疎外感を与える行為が挙げられ周囲の職員もターゲットにされないために、被害者に対して同じことをしてしまい結果的に孤立してしてしまいます。

他にも明らかに無理な仕事を指示されたり能力や経験に見合わないレベルの低い仕事ばかりを与えるなどの、精神的なパワハラも多いようです。

看護師が、パワハラ被害にあったときの対処法

パワハラの被害にあっている看護師の大半は、現状の状況に不満を持ちながらも諦めてしまっている人も多く行動に移すことも中々難しいようです。

パワハラの改善に効果的な対処法はどのようなものがあるのでしょうか?

周囲に相談する

まずはパワハラの被害を受けた場合には、信頼できる経験豊富な上司や同僚に相談してみることをおすすめします。さらに病院内にパワーハラスメントに対処する窓口や部署などあれば積極的に利用してみるのも良いでしょう。

その際に大事なことはパワハラを受けた詳細な内容をメモに取っておくことが重要で、事実確認をする際に役立ちます。

外部窓口に相談する

中々自分だけの力でパワハラを解決することは困難なため、病院内に相談窓口が設置されていない場合には外部機関が設けている窓口を利用しましょう。

厚生労働省が運営している明るい職場応援団では、パワハラに対して積極的に役立つ情報を発信して問題解決に取り組んでいます。

また相談窓口も設けられていますので1人で悩まずに積極的に活用しましょう。

まずはパワーハラスメントが起こらないように組織づくりすることが求められますが、ハラスメント行為が明確に行われた場合には自分だけで悩まずに相談することが重要であり場合によっては、パワハラが労働災害に認定されるケースもあります。

病院としてもパワハラの重要性を認識したら、職場の異動や転職を検討することも考えられます。

転職を検討する

パワハラがひどい労働環境に居続けることで、うつ病や自律神経失調症などの、精神疾患を患ってしまう可能性もあります。

パワハラは自分が変わるだけで解決させる問題でもありません。苦しいと感じたら、転職を考えるのも1つの手段でしょう。転職を考えている方におすすめなのは、マイナビ看護師という転職サイトです。

業界最大級の求人数をほこっており、プロのアドバイザーがあなたの気になる職場の雰囲気や評判などの内部情報について詳しく教えてくれるので安心。簡単に登録できるので気になる方はチェックしてみてください。

マイナビ看護師に登録する(無料)

編集部オススメ!看護師のための転職サイト

人手不足の看護師業界。複数のサイトに登録することで、より好条件・高年収など魅力的なオファーを受けることが出来ます。