幼稚園教諭の資格を取得する方法を紹介。保育士以外は学校に通う必要あり

記事の著者:三吉

ベネッセが2015年に調査した結果では、保育士・幼稚園の先生は女子小学4〜6年生のなりたい職業ランキングで第2位。中学生では第1位となっています。

可愛い子どもと触れ合いお世話をする幼稚園の先生は、昔からずっと人気の職業です。そこで今回は、幼稚園教諭免許を取得するために必要なことや手順、仕事内容について紹介します。

幼稚園教諭とは

幼稚園教諭は、3歳から小学校就学前までの幼児を対象に教育を目的とした指導をしていく職業です。

運動や音楽、絵画などを通じて、子供達の成長を見守りながら、教育をしていきます。

幼稚園は保育園とは異なり学校教育法で定められた学校であるため、小学校や中学校などと同様に教員免許状が必要となります。

資格を取得するために

幼稚園教諭免許は文部科学省が管轄する資格であり、1種・2種・専修免許の3種類があります。

1種は幼稚園教諭養成課程のある4年制大学を卒業することで取得可能です。2種は幼稚園教諭養成課程のある短大や専門学校を卒業することで取得可能です。また、通信教育でも取得することができます。

専修免許は4年制大学を卒業した後、大学院で博士課程や専攻科で学ぶことで取得可能です。

学校に行かないと取得できないの?

保育士の場合は保育科のある学校を卒業していなくても、保育士試験に合格していれば保育士資格を取得することができますが、幼稚園教諭免許の場合は必ず幼稚園教諭養成課程のある学校を卒業しなければなりません。

ただし、唯一の例外として保育士資格の所有者は、教員資格認定試験に合格することで幼稚園教諭の2種免許を取得することが可能です。これは国が進める幼保一元化に基づいた優遇措置で、保育園での実務経験が3年以上ある保育士であれば、試験を受けることが可能です。

幼稚園教諭認定試験について

保育士のみが受けられる幼稚園教諭認定試験は、年に一度認定試験があり、9月に一次試験、10月に二次試験というスケジュールになっています。

一次試験は筆記(択一式)で教職に関する科目(I)(II)があり、合格した人のみが二次試験を受験することが可能です。

二次試験は筆記(論述)で、教職に関する科目(III)・指導案の作成に関する試験になります。一部免除となる科目もあるため、該当するかどうか確認しておきましょう。

全ての科目において6割以上の正解で合格です。試験科目に全て合格した場合、12月頃に文部科学省のHPに掲載され、受験した大学より合格証書が授与されます。

また、合格者や合格率についての発表はありません。平成19年度については、総理官邸サイトに試験結果が掲載されており、この年度の合格率は21.9%でした。高い数値ではありませんが、保育士の国家試験に比べると合格率は高めに感じられます。

保育士には幼稚園教諭認定試験以外にも幼稚園教諭になるルートが

こちらは平成31年度末までに申請が必要になりますが、幼保一元化が進められている中で、保育士は幼稚園教諭認定試験を受けなくても幼稚園教諭になれるという制度も登場しました。

これは、幼稚園教諭になるための特例対象講座・科目を開設している大学に通い、必要とされる最低8単位を修得した上で各都道府県教育委員会に申請をして、教育職員検定を受けることで幼稚園教諭免許を取得できるというものです。

こちらも3年以上の実務経験がある保育士が対象となっています。

保育士であれば様々な方法で幼稚園教諭を取得することが可能なので、自分に合った方法で資格取得を目指しましょう。

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