映画に関わる仕事5選。大きな予算をかけて、ダイナミックな撮影をすることができる

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映画は迫力のある大きなスクリーンで、家のテレビでみるドラマとは違った感動を与えてくれるものです。

しかし2時間ほどの映画を作成するためには、膨大な時間と努力が必要です。『ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃』(2001年)は10億もの予算がかかっているといわれています。

多くの人や予算をかけて作る映画だからこそ、制作に携わるのに面白さを感じる部分も多くあります。とはいえ映画作成に携わっている職業にはどのようなものがあるのでしょうか?

映画監督

映画監督は、映画製作において初めから最後までを仕切るという役割を果たしています。映画の内容を脚本家とともに作り上げると同時に、俳優による演技の指導、音楽による演出、セッティングなど細やかな部分にまで配慮をしていきます。

俳優による演技の指導では、作品にあった雰囲気を作り出していくために細かい動きや表情、声色などにも着目して少しずつイメージに近づけていきます。

映画監督になるにあたって、特別な資格や学歴は必要ありません。その人自身の才能や感性が生かされる職業ですので、自分には何かを表現することが好き、もしくは表現するための特別な才能があるという人におすすめします。

それでも、しっかりと知識を蓄えてからでないと映画製作に携わることが難しいというのも事実です。映画監督を目指す人のための専門学校もあるので、そちらで勉強してから映画の世界へ一歩踏み出すというのも良いでしょう。

映画監督の働き方

映画監督の給与は人によってかなり幅があります。そこにはその人が持っている実力が大きな影響を与えているといえます。映画にはちゃんとしたスポンサーがついているものと、自分のお金を使って自主製作したものと2つありますが、このどちらを手掛けるかによっても給与は変化します。

映画の製作会社に就職して映画を手掛ける場合、スポンサーがつくため自身の貯金を使用したり借金をしたりという必要がありません。自主製作をする場合には同時に赤字のリスクが付いてくるため要注意です。

映画監督の魅力

映画監督には、制作する映画のすべてにおいて責任がついて回ります。非常に精神力・体力ともに必要となる職種なため、大きな責任力を持ち、最後まであきらめずに取り組むという姿勢を持っている必要がある職種です。

簡単な気持ちで取り組むことができる職種ではありませんが、感動できる素晴らしい映画が出来上がった時の達成感はとても大きなものになります。

カメラマン

カメラマンは、映画監督の細かい指示や要望に沿って照明やカメラワークを調整しながら、イメージ通りに映像を撮影していく役職です。また指示に従うだけではなく、映画の場面に合ったフィルムを選択したりレンズを変えたりすることでより映画の質を高めていきます。

カメラマンの働き方

カメラマンの初任給は、一般的に大学卒で18万〜20万円、専門学校卒で16万〜18万円程度であると言われています。もちろん撮影の実績やどれだけ映画の人気を得て売上を伸ばしていくかによっても給与には大きな幅が生まれます。評価が高くなればなるほど安定した収入を得られるようになるでしょう。

カメラマンになるには、非常に長い年月が必要とされています。誰しも初めてのときは上手くできないこともありますが、カメラマンは特に、長年続けている人でも極めることはとても難しいです。カメラマンになりたいのであれば、一生を映画にかけて極めていく、といった覚悟が必要です。

カメラマンの魅力

何かを撮影しようとするとき、その撮り方というのは人によってさまざまです。カメラマンは映画で重要である「動画」を撮影しますが、この撮影の仕方もその人の個性や感性によってさまざまに変化してくるのです。

自分が本当に素晴らしいと思える動画をとれた時には、人を感動させることができると同時に自分自身の自信にもつながります。人の心を動かせる職業というのは素敵ですね。また、自分が撮影する映画に対して感じていることを表現することができます。

映画の中で、どのような目線でキャラクター達を撮影していこうかと試行錯誤することも楽しいところです。

脚本家

脚本家は、映画の台本を作成する役職です。しかし、ただ単にストーリーを考えて呈示すれば良いというものではありません。作成した台本をもとに、監督や映画に関わる人たちと打ち合わせをして内容の修正をしながら映画の撮影を進めていきます。

一度作成した台本のセリフを確認し、「本当にこの登場人物はこのセリフでよいのだろうか?」「ここはもっとメッセージ性を込めて見ている人に気持ちを伝えたい」などさらに高いクオリティを目指して内容を練ります。

例えば、映画の趣旨が医療の話であったり刑事系のものであったりする場合には、実際に医療の現場や刑事現場に訪れてその仕事についてインタビューをおこないます。

また、関係する資料を集めてまとめたりすることでより現場に近い合理性のある内容の映画に仕上げることができます。このようにして情報収集をするというのもまた脚本家の仕事です。

脚本家の働き方

脚本家の給与は、映画監督やカメラマンと同じように人によって大きな幅があります。給与を決める際にはさまざまな決め方があります。一話あたりの値段を決めるという会社もあれば、放送時間1分あたりいくらと決める会社もあるため一律にこのくらいの給与がもらえるという風に断言することができません。

どこの業界でも共通して言えることですが、駆け出しの新人ではなかなか高い給与を望むことは難しく、実績を積んで高単価を得るまでには長い道のりがあると言われています。こつこつとキャリアを積み上げていく地道な作業が必要です。

脚本家の魅力

脚本家の魅力は、自分で作り出した物語のキャラクターに俳優によって息が吹き込まれ生き生きとした様子を見ることができるところにあるでしょう。物語を考えて台本を書くということは簡単な道のりではありません。

完成にたどり着くまでには、先ほど紹介したように現場に行って情報を集めたり、映画監督や俳優の意見を聞いてまとめていくといったことが必要になります。大変な努力が必要となるぶん、完成した時の達成感は大きいです。

照明担当

映画はただ動画をとればいいというものではありません。映画のスタッフと聞くと、映画監督や脚本家、カメラマンの名前はすぐに上がりますが、照明担当の名前はなかなか聞きません。

しかし、1人の役者が目立つように光の加減が調整されていたり、暗い心情を表すために夕方の光のような照明が使われていたりということはありませんでしたか?

照明担当は、事前に監督やディレクターなどの人たちとの打ち合わせである程度照明の流れを決めておきます。撮影を進めていく中で、「ここはもっとこうしたほうがいいだろう」という細かなところを照明担当同士で修正していきます。

照明スタッフになるためには、照明に使用する機材の使い方をしっかり把握しておく必要があります。資格が必要とされている役職ではありませんが、ある程度の知識を持っておきたいものです。

本格的に知識を獲得したいという場合には、芸術的なセンスや照明に関することを学ぶことができる専門学校に通うことをおすすめします。勉強したのとしていないのではその後の成長に大きな差が生まれます。

照明担当の働き方

照明担当の給与は、映画監督や脚本家と比較するとある程度固定されています。一般的には300万円から600万円であると言われており、実力や経験年数によっても変化します。高収入を狙うことは難しいですが、ある程度経験を積んだ後、大企業の照明技師として就職するという道もあります。

照明担当の魅力

照明スタッフは、技術を駆使して登場人物や場面を引き立てる重要な役割を担っているためあまり目立つ仕事ではありません。しかし、縁の下の力持ちとして映画をどんどん良いものにするために導いていく素敵な仕事です。

自分が照明を調節することでよりリアルな映像を撮影できるので、映画が完成して放映されたときの感動はより大きなものになるでしょう。

配給・広告

映画は作成して終わりではなく、多くの人に見てもらうことが最終目標です。そのためには、人々にその映画のことを「知ってもらう」必要があります。そこで登場するのが映画配給会社です。映画配給会社は、ヒットしそうな映画を探し、買い付けをして映画館に提供する役割を持っています。

また、たくさんの人に興味を持ってもらうための広告を作成するといったこともおこないます。

配給・広告の働き方

配給会社の給与は平均して年収400万円~500万円程度であると言われています。同じ映画配給会社といっても、大手の会社に入るか、中小の会社に就職するかでは大きな差が生まれます。そして一般の会社と共通する部分ですが、勤務期間が長ければ長いほど、経験年数が長いほど収入は増えます。

配給・広告の魅力

映画配給会社は直接映画の作成に関わるというわけではありませんが、新たに素晴らしい作品を発掘し世の中に発信することができる素敵な仕事です。

これだと思った映画を世の中に広め、ヒットした時の感動は大きいでしょう。また、自分の好みとは違った映画でも「こんな魅力があったのか」と驚くような作品に出合うこともあるでしょう。自分の映画の世界が広がることも映画配給会社で働く魅力の1つです。

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