PRに関わる仕事5選。流行を創るセンスと冷静な分析力が求められる

JobStep編集部
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PRは、日本国内だけでなく世界中に情報を発信していく仕事です。不特定の相手に対しクライアントの情報を発信し、情報に興味を持った相手からクライアントへアプローチするよう仕掛けていきます。

企業内では、PRと広報を一括しているところも多いです。自社の名前や自社製品を社内外にアピールする仕事が主ですが、メディア対応の窓口の役割も担うことがあります。

PRの仕事は、企業やその製品のブランド力を高め、販路を拡大することです。そのため、トレンドに敏感であること、市場の動向や情報を冷静に分析する能力が求められます。

PR会社のメディアプロモーター

メディアプロモーターは、クライアントとメディアのマッチングをおこないます。深い洞察力と情報分析力が求められます。クライアント理解やメディア担当者とのコネクション作りを円滑におこなうため、コミュニケーション力や表現力も必要です。

業界としての日本での浸透はまだ浅く、広告代理店との区別が曖昧です。クリエイティブで戦略的な仕事が人気なため、就職や転職の難易度は高くなっています。

PR会社と広告代理店の違いは、メディアへのアプローチの仕方にあります。例えば、広告代理店のセールスプロモーターは、雑誌など一つの媒体にターゲットを絞って広告掲載・宣伝していきます。それに対し、PR会社のメディアプロモーターは、自分たちが発信した情報をきっかけに、不特定のメディアからクライアントにアプローチさせるよう仕掛けていくのです。

残業は多い傾向にあり、収入は高めです。転職する場合、広告代理店でのセールスプロモーターの経験があれば有利でしょう。法人営業の経験者も優遇されます。特に金融や人材など無形商材の経験は企画力やWebマーケティングの知識をアピールするのに有効です。

広告代理店のセールスプロモーター

広告代理店に勤めているセールスプロモーターの仕事は、クライアントの商品を宣伝することです。クライアント企業の広報部は、自社製品の宣伝を広告代理店に依頼することが多いです。

最近のメディアは、映像・紙・Webの3つを主としています。どの方法で、どういった内容で宣伝していくかを決定し、提案・実行するのがセールスプロモーターの役割です。

広告代理店の業務は、大きく分けると営業・企画・制作の3つです。営業と企画を一つの業務とする会社も多く、セールスプロモーターや企画営業と呼ばれます。制作は映像系などの経験者が優遇されます。

未経験者で転職希望する場合、営業・企画・セールスプロモーターであれば求人が見つけやすいでしょう。法人営業の経験が条件となる場合があります。経験としては3年以上あることが望ましいです。

広告代理店のセールスプロモーターは、媒体の広告枠を買取り宣伝します。予算が大きければイベントを開催することもあります。

セールスプロモーターの仕事の厳しさは、成果を数字で表さなければならないところにあります。そのため、時には企画段階から過酷な労働になる場合もありますが、それだけ、成果が上がったときの達成感は大きい仕事です。

イベント会社のイベントプランナー

イベント会社のイベントプランナーの仕事は、コンサート・地域のお祭り・スポーツ大会など各種イベントの企画・実行です。イベント会社がプロモーター(主催者)となる場合、場所の確保・宣伝の仕方・チケットの販売方法・販売時期など、あらゆる段取りを請け負うことになります。担当のイベントプランナーは、予算内で収益を出すためにイベントの経理も管理しなければなりません。

イベントプランナーの仕事は、外出や休日出勤が比較的多いです。さらに会場設営や撤収にも関わるため、体力があることが前提となります。また、一つのイベントで異業種の人たちと多く関わるため、コミュニケーション力も必須です。チームで仕事をすることが好きであることも重要になります。学生時代にイベント主催の経験があれば、大きなアピールポイントになるでしょう。

コンサート・演劇・スポーツイベント・学会・ファッションショーなど、イベント会社にはそれぞれ得意分野があります。憧れのイベントプランナーになれたとしても、興味の分野が違うとミスマッチに悩んでしまうでしょう。イベント会社へ就職したい場合は、どの分野に興味があるのかを考えてから行動することが望ましいです。

企業の広報担当

企業の広報担当は、メディア対応や発表などをおこなう華やかな仕事です。若い女性が起用されることが多く、人気の職業となっています。

社内広報も大事な仕事です。多くの企業は、社内報などを使って社員へ情報発信しています。新企画商品の周知や、経営者と社員との距離を縮めるために役員インタビューをおこないます。

広報担当は、経験者より若年層を採用する傾向にあります。そのため、新卒の競争率は非常に高いです。転職を希望する場合は、即戦力が求められることが多いため、この業界の経験が必要となります。

給与などの待遇面は、広報を部門として置く企業の規模が比較的大きいことから、平均より高い傾向にあります。イベント開催など社外向け広報活動の場合、休日出勤が多いです。

企業の顔である広報を担う人材を見極めることは、企業イメージをプランニングすることにつながります。そのため、将来人事部で新規採用業務に携わる人が多いです。また、SNSを使った広報活動も普及していることから、危機管理を専門にする人も多いです。

官公庁・地方自治体の広報担当

公務員がする仕事の中にもPRに関わるものがあります。最近では、地方自治体がご当地キャラクターを使って大々的にイベントを開催したり、名産品をアピールしたりして地域の活性化に努めているのは良く知られています。

官公庁では、制度や政策の普及が重要な業務の1つです。マイナンバーや働き方改革についてのイベントやチラシを目にした人も多いでしょう。

公務員の中でPR業務をおこなうのは、一般行政職の広報担当者です。技術職はそれぞれの専門分野で現場に出てしまうため、一般行政職員が担当することが多くなります。

主な業務は、広報誌の制作やWebサイトの管理、イベントの開催、メディア対応などです。イベントの開催時期には休日出勤もありますが、代休の取得が義務付けられるなど、勤務管理はしっかりしています。

様々な人たちと触れ合うことのできる広報の仕事は、公務員の仕事の中で、特に人気があります。仕事内容は自治体によって大きく異なります。観光PRに力を入れ、イベントの企画やSNSを使った情報発信など、新しい発想を求めているところも多いです。各自治体の活動はサイトで確認できますので、興味があればぜひチェックしてみましょう。

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