ゴルフに関わる仕事5選。実際にプレーする以外にも選択肢は色々ある

JobStep編集部
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趣味、あるいは会社の付き合いなどでゴルフをする人は多いでしょう。社会生活基本調査によると、2016年の日本のゴルフ人口は890万人にも及ぶとされています。年々減少傾向にはあるものの、多くの人がゴルフをプレーしていることがわかります。

ゴルフに関わる仕事には、実際にプレーするだけでなく、グッズの製造や販売、ゴルフ場の運営といったものがあります。今回は、ゴルフに関わる仕事を5つ紹介します。

プロゴルファー

まずは、プロゴルファーです。一般的にプロゴルファーは「ツアープロ」と「ティーチングプロ」の2種類に分けられます。この2つの職業の違いは、収入源にあります。ツアープロは、競技に参加した際の賞金が主な収入源です。一方ティーチングプロは、ゴルフの指導をおこなうことで収入を得ます。プロゴルファーと聞くと、表舞台で華々しく活躍するツアープロのイメージが強いですが、実際はティーチングプロが大半です。

ツアープロになるためには、ゴルフツアートーナメントで優勝してプロ宣言するか、日本プロゴルフ協会が実施するプロテストに合格する必要があります。さらにプロになった後も、ゴルフツアートーナメントに出場するためには「クオリファイリングトーナメント」に参加して、出場資格を勝ち取らなければいけません。

ツアープロの収入は、実力によって大きく異なります。ツアーで常に上位をキープできれば年収1,000万円を超えることもあります。しかし、ツアーへの参加費や交通費・宿泊費、日本プロゴルフ協会への入会費・年会費などのお金がかかるため、実際にツアーの賞金だけで生活できるのは少数です。とても厳しい道ですが、それをくぐり抜けて上位に入り、ツアープロとして軌道に乗ることができたときには大きな達成感を感じることができます。

一方、ティーチングプロになるためには、日本プロゴルフ協会の研修を受け、試験に合格する必要があります。ティーチングプロの資格を取得した後は、ゴルフ場などに所属して指導をおこないます。

ティーチングプロの年収は340~670万円ほどです。ほとんどの場合、一般のアマチュアゴルファーに指導をおこないますが、なかにはツアープロを指導する人もいます。そのような人は、知名度を生かして本やDVDを出版することもあります。

ゴルフは、技術とともに精神力が必要とされるスポーツです。精神面での不調がプレーにすぐ現れてしまいます。プロゴルファーは、少々のミスをしても動揺せず切り替えられるような、精神力のある人に向いている職業です。

キャディ

キャディは、ゴルフ場でゴルファーに付き添い、さまざまなサポートをする仕事です。コースの特徴や芝の状態、風向きをチェックしたり、ゴルフクラブの選択などのアドバイスをします。打ったボールを探したり、芝やバンカーを直したりもします。キャディは、ゴルフ場に勤務するハウスキャディと、プロゴルファーに専属で付き添ってツアーを回るプロキャディに分けられます。

キャディになるために必要な資格はありません。ゴルフの経験がなくてもキャディになることができます。荷物を運搬するのにカートを運転することがあるため、普通自動車運転免許を持っているとよいでしょう。プロキャディになるには、プロ選手からの紹介が多いです。

ハウスキャディの年収は、100~300万円ほどです。早朝6時から夕方6時までの勤務が基本で、週末はゴルフ場のお客さんが多くなり、普段より忙しくなります。ただし、屋外でするスポーツなので、台風や雪などの天候の場合には休みになることもあります。

ハウスキャディは、お客さんを直接サポートできる仕事です。困っているお客さんに丁寧に対応し、感謝されるとやりがいを感じることができます。

プロキャディの場合、1試合につき基本給10万円プラス出来高というのが相場です。帯同する選手の成績によって収入は変わってきます。

選手の練習から付き添い、週末の決勝トーナメントにかけて行動を共にするので、シーズン中はほとんど休みがありません。

プロキャディは専属で選手のサポートをするので、選手と共に戦っている感覚になります。自分がサポートしてきた選手がツアーで上位に入ることができたときの喜びはひとしおです。

ゴルファーと綿密なコミュニケーションをとりサポートをするキャディは、人と話すのが好きな人、サポートを的確にできる人に向いています。

クラフトマン

クラフトマンは、ゴルフクラブの製造・修理・フィッティングをおこなう仕事です。ゴルフやクラブに関して豊富な知識を持ち、ゴルファーの特徴にあった最適なゴルフクラブに仕上げます。ゴルファーのスコアアップを裏から支える仕事です。各メーカーからさまざまなクラブが販売されていますが、どのようなクラブが自分に合っているのか判断するのは難しいものです。一人一人に合ったクラブを提供するため、ゴルファーの相談に乗ったり打ち方をチェックしてフィッティングをおこなっていきます。

クラフトマンになるために必要な資格はありません。クラフトマンになるには、まずゴルフクラブメーカーやクラフトショップなどに勤務し、知識や技術を習得することが多いでしょう。またクラフトマン養成講座を実施しているところもあります。的確なフィッティングやアドバイスができるクラフトマンは、ショップ・メーカー・ゴルフ場などで重宝されます。また、自分でゴルフ工房を開業するという選択肢もあります。

クラフトマンの収入は月収16万円ほどで、技術や経験により大きく異なります。

クラフトマンになる人の多くは、ゴルフが好きでクラブなどにこだわりが強い人でしょう。実際にフィッティングしたゴルフクラブを使ってもらい、使い心地がいい、スコアが伸びたなどの喜びの声をもらえたときには大きなやりがいを感じることができます。

ゴルフ用品販売スタッフ

ゴルフ用品販売スタッフは、スポーツショップなどに勤務し、ゴルフ用品の接客販売・商品陳列・在庫管理・電話応対・清掃などの業務をおこないます。接客のプロとしてお客さんと直接対話し、アドバイスをしながら要望に合う商品を勧めます。決して安くはなく、また生活必需品でもないゴルフ用品をいかに買ってもらうかは、販売スタッフの腕にかかっています。商品の知識も必要で、ゴルフクラブなどの性質を確かめるために練習場へ行くこともあります。

必要な資格はありません。ゴルフ経験も問わないという職場が多いです。

販売員一般の平均年収は330万円ほどです。経験を積んだり、売上が上がるに応じて昇給することもあります。勤務時間は、店舗の営業時間によって変わります。掃除やレジの準備などの開店準備、片付けなどの閉店作業があるため、実際の営業時間よりも1時間程度長く働くことが多いです。

ゴルフ用品の販売には、お客さんと対話してニーズを探り、的確な商品を選んで勧めることが必要です。そのため、コミュニケーション能力が高い人が向いています。お客さんと仲良くなり、買ってもらった商品について喜びの声をもらえると、大きなやりがいを感じられます。

ゴルフ場フロントスタッフ

ゴルフ場のフロントスタッフは、ゴルフ場に来場したお客さんの受付、スタート時間などを管理するキャディマスター室への案内、予約の電話対応、ゴルフ用品の販売、店舗内の清掃などをする仕事です。事務作業を兼務する場合もあります。お客さんに快適にゴルフをプレーしてもらうためのサポートをおこないます。

必要な資格はありません。接客業なので、明るい挨拶や丁寧な言葉遣い、臨機応変な対応が求められます。ゴルフの経験はなくても大丈夫ですが、知識があると、お客さんとの会話がはずみ、信頼が増します。ゴルフ用語やプレーに関するルールなどを覚える必要はあります。また、お得意様や常連のお客さんの名前を覚えなければならないこともあります。

一般的な会社員と比較すると年収は低めです。

ゴルフ場は朝が早い傾向にあり、それに合わせて準備をおこなうため出勤は早朝となる場合が多いです。その分、終業も早めとなります。終業後や休日は無料や格安でプレーできることもあります。

間近で接客することができるため、お客さんの反応が直接伝わります。プレー後にお客さんが満足した様子を見ると、仕事のやりがいを感じることができるでしょう。

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