アパレル店員はきつい・転職したい。憧れと現実とのギャップが大きい。

アパレル店員はきつい・転職したい。憧れと現実とのギャップが大きい。

JobStep編集部
公開, 更新 , 転職

最新の流行を笑顔でお客さんに提案するアパレル業界ですが、その裏ではブラック業界ともいわれています。どの仕事に就いても大変なことは少なくありませんが、アパレル業界はブラック、きついといわれることも。

その理由の1つとしては、シフト制であることで休みが不規則なことが挙げられます。また人間関係といった精神的ストレスや、立ち仕事での肉体的ストレスから転職を考える方も少なくないでしょう。

この記事ではアパレル店員がきつい・転職したいと思ったきっかけやおすすめの転職先について紹介します。

アパレル店員がきつい・転職したいと思ったきっかけ

外から見ると華やかに見えるアパレル業界。おしゃれな服を着こなして、笑顔で接客するアパレルの仕事にあこがれる人は意外と多いものです。

けれども、アパレル店員は憧れや華やかさと引き換えに、実は体力的にも精神的にもきつい仕事でもあります。

女性同士の人間関係が大変

とくに女性服の店では、スタッフも女性中心となることから、人間関係でギスギスしているところも多いのではないでしょうか。

上司や先輩から気に入られていないという理由などで、シフトから弾かれてしまい、思うように仕事ができないことがあります。

人手が足りないといわれる一方で、好き嫌いによってシフトが決められることもあり、働いているスタッフからするとブラックだと思ってしまうようです。

制服を自腹で購入することが多い

アパレルのバイトは、働いているお店の最新商品を制服として接客しています。ブランドにもよりますが、多くのショップでは最新の商品を社員割引したうえで自費で購入することになり、経済的にきついと感じることも。

ハイブランドであれば制服は支給品になることもありますが、基本的には自費で制服となる商品をそろえなければなりません。

休憩がとれない

アパレル業界では、慢性的なスタッフ不足を抱えているお店も多く、少ない人数でお店を回し続けることもあります。

他のスタッフの急病などで、開店前の準備から閉店後まで休憩さえとることができずに、ひたすら店頭に立ち続けることも少なくありません。

食事はもちろん、トイレに行くことさえできない労働環境では、さすがにブラックと言われても仕方がないのではないでしょうか。

体調不良でも出社させられる

アパレル業界は基本的に、シフト制で成り立っている仕事になります。

そのため、たとえ体調不良になっても必ず休めるとは限りません。代わりの出勤者を探さないといけなくなります。もし代わりが見つけられない場合は、強制的に出社させられるケースもあるでしょう。

フラフラになりながら仕事をして、さらに体調を悪化させてしまう人も多く、ブラックな印象を持ってしまうのではないでしょうか。

思うように休みを取れない

土日や祝日、連休には客がたくさん来店することから、基本的にはお店に出ることが求められることも多いでしょう。

連休など周りの友人が楽しく遊んでいるときにも仕事をしなければならないことが多く、そのストレスからきついと思うことが少なくありません。

その分、平日に休むことができますが、他の仕事をしている友人などと休日を合わせにくいのも、きつい・転職したいと思われる理由でしょう。

ただ繁忙期か閑散期かによって休みの取りやすさが変わります。繁忙期は忙しくて休みが取れなくても、閑散期は休みが取りやすい場合があるのも事実です。

仕事内容のわりに給料が安い

アパレル業界全体にいえることですが、仕事内容に対して給料はあまり高いとはいえません。

ずっと立ち仕事が続き、肉体労働も少なくないアパレル店員の仕事は、給料の安さからきついと感じる方も多くいます。

単純にもらえるお金だけを考えているのであれば、アパレル店員は割りがいいとはいえないでしょう。

ノルマ達成のために、客の取り合い

客に商品を売る仕事ですから、スタッフに販売ノルマを課しているお店も多いのではないでしょうか。

過酷なノルマを達成するためには、他のスタッフとの間で客の取り合いが発生することも少なくありません。

客の取り合いから悪口に発展し、やがてスタッフ間のいじめにつながることもあるので、職場の人間関係はさらに悪くなっていきます。

売れない商品を買い取ることも

最新の商品を割安で買って、それを制服として華やかに着飾って接客できるのはアパレルの仕事の魅力です。

しかし、店によってはセールで売れなかった商品などを、ノルマが達成できなかったスタッフを中心に買い取らせることがあります。

薄給で苦労しているうえで、さらに売れない商品を買い取るために金銭的に厳しくなり、きついと感じる方も多いのではないでしょうか。

意外と多い泥臭い作業

最新の衣服に身を包み、笑顔で接客するのだけがアパレル店員の仕事内容ではありません。

店内の清掃や商品の陳列管理はもちろん、定期的に返品作業をしたりレイアウト変更をしたり、重たい段ボールを抱えて運ぶといった泥臭い作業が待っています。

華やかなところだけに憧れてアパレルのバイトをはじめると、現実的なギャップにショックを受けて仕事がきついと思ってしまうことがあります。

立ち仕事が続き、体力的にきつい

基本的に休憩以外では座ることができないのも、アパレル店員の特徴ではないでしょうか。

接客でも商品の陳列や管理でも、ずっと立ち仕事が続くことによって、体力的にもきついといわれます。

慣れてくると、それほど苦痛には感じないものですが、体力に自信のない人であれば、体調を崩してしまうこともあるようです。

将来のキャリアプランが描けない

アパレルの仕事をしていても、これを一生の仕事にしていけるのだろうか、キャリアプランが持てない方が意外に多いです。

自身の年齢によって扱う服も変わってきますし、管理部門などへの異動も考えられますが、それで本当にいいのかどうか迷うこともあります。

それに対しては、自分がどうなりたいのかというイメージを持って、何歳までに何をするのかをハッキリさせておくことが必要です。

その目標に対してできることから取り組むことによって、望んだキャリアプランに進んでいくことができます。

アパレル店員の魅力・働くことで得られることとは?

しかしアパレル店員でいることはデメリットしかないわけではありません。自分磨きをするきっかけにもなりますし、接客の基礎を学べるなど、良い点も多くあります。以下ではアパレル店員の魅力も紹介していきます。

ファッショントレンドに敏感になる

アパレルショップはシーズンが本格化する前に、先取りで洋服を販売し始めます。そのため流行を早め早めに、察知する必要があるのです。

そしてアパレル店員の方はファッション好きが多いです。仲間とファッションの話をすることで、自然とファッションに敏感になり、トレンドを先取りしていけるようになるでしょう。

また定期的に新しく入荷した商品を店頭に並ぶ前からチェックできるので、次の入荷を楽しみにしながら働くことができます。友達にもオシャレだと羨ましがられることもあるかもしれません。

コミュニケーション能力を高めることができる

毎日様々な人々の接客をしなければならないアパレル店員は、自然とコミュニケーション能力が身につきます。

うまく相手の話を聞き出す必要があり、客の好みに合わせたファッションの提案をしなくてはいけません。見ず知らずの人に、自分の提案を受け入れてもらい、購入までたどり着くことは容易ではありません。

洋服を安く買うことができる

何といっても1番の魅力は社販で洋服を安く買えることでしょう。割り引き目当てでアパレル店員になる方は少なくありません。

だいたい3割~5割引きになることが多いですが、中には7割引きになる場合もあります。新しい商品を安く手に入れることができるのは、アパレル店員の特権でしょう。

アパレル店員におすすめのアパレル業界内の転職先

アパレルの仕事がきついとはいえ、アパレルならではの仕事の魅力を感じまだアパレル業界内で働きたい方もいるでしょう。

以下では、おすすめのアパレル業界内の転職先を紹介します。ぜひ今後の転職の参考にしてみてください。

アパレルメーカー

店頭でお客さんと製品を繋ぐ最前線に立っていた経験から、アパレルメーカーに勤務することで、店頭で得た経験を活かしやすいでしょう。

具体的な業務は製品企画やマーケティング、事務などです。基本的には業務はデスクワークが多いため、肉体的な負担も少なく、おすすめの職業です。

販売職

アパレルで磨いた接客術や商品管理の経験を活かすのであれば、販売職への転職がいいでしょう。食品や雑貨など、販売する対象は様々で、その分選択肢も多いのが特徴です。

接客能力を活かすのがいいか、商品管理も含めた総合力で勝負するのか、あらかじめ転職する前に考えておきましょう。

アパレルの接客方法を他の業界に持ち込むことによって、期待以上の活躍ができるかもしれません。

スタイリスト

最新の流行やファッションセンスに触れる仕事に転職したいのであれば、スタイリストという選択もあります。

しかし1から勉強し直す必要があり、さらに下積みも長いため、アパレルと同様にはじめは厳しい労働環境が待っていることでしょう。

それでもアパレルでの経験を活かしながら、トップスタイリストになれば高い年収も期待できます。

デザイナー

アパレルにはデザインや色彩に関する知識やセンスを持っている方がいますが、転職するならデザイナーもあります。

上下関係が厳しいデザイナー業界ですが、コツコツと実績を重ねていくことで、ステップアップすることができるでしょう。

自分がもっている色彩感覚やデザインセンスで勝負したいのであれば、適した仕事になりそうです。

また、以上で紹介した職業の他にも業界内での職業はたくさんあります。「ファッショーネ」はファッション業界に特化した転職サイトです。

ラグジュアリーブランドをはじめ、雑貨やアクセサリー、コスメブランドなど様々なブランドの転職情報が紹介されています。こういったサイトから、もっと自分にあったブランドを探してみることも1つの手です。ぜひ一度登録して参考にしてみてください。

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アパレル店員におすすめの転職先

アパレル業界の魅力を知ったうえでも、もう働くことはできないと思う人もいるでしょう。それでは、もしアパレル店員が辞めたいとなったとき、どのような職に就けばいいのでしょうか?

アパレル業界で得た知識や経験を活かしやすい職業を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

流通業

アパレル業界を離れたい、でも業界で得た経験を活かしたいという方は、流通業に転職するのがいいのではないでしょうか。

とくに在庫管理を任された経験があれば、業界こそ違いますが、即戦力に近い形ですぐに活躍することができます。

配送業者の手配や卸業者への交渉の経験など、アパレルと流通業はスキル的に共通点が意外と多いものです。

飲食業

接客スキルを活かせる仕事といえば、飲食業などのサービス業にも注目していいのではないでしょうか。

とくにアパレル特有の丁寧な接客は、ホテルやレストランなどの高級店でもそのスキルを活かすことができます。

もちろん飲食業ならではの接客術もありますから、それを学ぶ謙虚な姿勢も大切になってくることでしょう。

経理・総務職・事務

ずっと立ち仕事が続くアパレルを、体力的な理由で転職を考えているのであれば、経理、総務職や事務などのデスクワークをおすすめします。

これらの職業は一般的に求人も多く、転職するうえで探しやすいというのもメリットになるのではないでしょうか。

またもしあなたが今契約社員やアルバイトなのであれば、正社員になった方が拘束時間の縛りや、店員同士のいざこざからは抜け出すことができるかもしれません。

今までよりも、責任を持った仕事を任されることも多くなるので、その分仕事へのやりがいは感じることができるでしょう。

また転職を本気で考えている方は、マイナビエージェントへの登録をおすすめします。大手転職サイトの「マイナビエージェント」は転職活動をする人のほとんどが登録するという定番転職サイト。

転職には意外と時間がかかるので、先に転職サイトへの登録だけでも済ませておくことがおすすめです。転職のプロがサポートしてくれるので、効率よく条件にあった職を見つけられるでしょう。

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アパレル店員から転職する前に考えておくこと

アパレル店員から転職を考えている人は多いですが、現状のつらさやきつさから結果を焦ることなく、転職をする前にひとつ先の未来をしっかり考えて行動に移す必要があるでしょう。

アパレル店員は学歴や資格は必要ありませんが、一般常識やマナー、コミュニケーション能力が求められます。仕事内容は、洋服を販売するだけではありません。そのうえ客やスタッフとの良好な人間関係を築かなくてはいけません。肉体的にも、精神的にもとてもキツイです。

人間関係に悩んでいる方は、勤務先を変えてみるだけで改善されることもあるので、同じ業界内で働くのか、あるいは業界を離れるのかについては慎重に検討してみてください。

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