理系におすすめの資格9選

JobStep編集部
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大学で理系の学科に進学した人は、院に進むか、就職するかのどちらかを選ぶことになります。

就職する場合、特に理系は資格を持っていると自身の技術力の証明がしやすいため、就職・転職・昇給などの場面で有利になることが多いでしょう。

また、医師や弁理士のように、その資格を持っていないと就けない仕事も多いです。

理系というとそれだけで就職が安泰というイメージがありますが、満足度の高いキャリアを築いていくためには、目指す企業や分野によって有効な資格を適切に取得する必要があります。

とはいっても、理系の学問分野も広く、資格の種類も多岐にわたるため何を取得するべきなのかと迷う方は多いでしょう。そこで、以下では理系の方におすすめの資格について紹介します。

情報系

まず資格の種類が多いのは情報系の分野です。

IT関係の資格は技術力の証明にもなるので、昇給の条件に絡んでくることもあります。

ITパスポート試験

ITパスポート試験は、情報処理技術者試験においては、最も基礎的なレベル1に位置づけられており、ITに関する基礎的な知識を有することで取得できる国家試験です。

現在ITの分野ではセキュリティ、ネットワークなどのITに関する基礎知識だけでなく、経営戦略、マーケティング、財務、法務など経営全般に関することやプロジェクトマネジメントなど幅広い分野の知識が必要とされています。

ITパスポート試験では、ITを正しく理解するだけでなく、それを効果的に業務に活かすことができるスキル(=IT力)が問われるので、IT関連に就職を希望する人にとって必須の資格といえます。

基本情報技術者試験

ITエンジニアを目指すなら、必ず取得しておきたいのが基本情報技術者試験です。

業務独占資格や必置資格ではありませんが、情報処理の知識やスキルが一定水準以上に達していることを国が認める認定試験となり、IT系企業では入社から3年以内に取得を義務付けていることも少なくありません。

また、取得していると資格手当の対象となることもありますので、早い段階で取得しておきたい国家資格です。

情報セキュリティスペシャリスト

情報セキュリティスペシャリストは、情報システムに対する脅威や脆弱性を評価・分析し、技術及び管理面での対策を講じるために必要な資格です。

ここ数年来、ハッカーや不正なコンピューターウィルスなどにより、多くの企業が被害に遭うなかで、情報セキュリティに関するスキルを持った技術者の需要は非常に高まっています。

セキュリティエンジニアや情報システム管理者を目指す人はぜひとも取得しておきたい資格です。

オラクルマスター

オラクルマスターはオラクル社のデータベースを用いた、データベース管理・運用・保守・SQLに関する能力を認定する資格になります。

オラクルマスターには、その難易度から「Bronze」、「Silver」、「Gold」、「Platinum」の4つの種類があり、「Bronze」から順番に合格していかなければなりません。

情報処理のベンダー資格においては、とても人気で、エンジニアとして就職活動をしている人にはとても有利になる資格です。

理工系

理工系は院に進学する人の割合が特に多いですが、就職する場合は以下のような資格の取得を目指す人が多いです。

一般建築士

一般建築士は建築士を目指す人には必須の資格です。

最近では建築士だけでなく、設計事務所やインテリアデザイナー・ハウスメーカー・家具メーカーといった建築や設計に関連する企業のほか、地方自治体の都市開発・建築部門などへの就職にも幅が大きく広がる資格です。

なお、一級建築士は3種類の建築士資格のなかでは、最も難易度の高く、住宅や公共施設、運動スタジアムなど幅広い建築物の設計も可能となります。

消防設備士

消防設備士は屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、自動火災報知設備などの消防用設備や特殊消防用設備等の工事・整備等をおこなうために必要な資格です。

シアター・大型商業施設・ホテルなどは、その用途や収容人員などに応じて、これらの設備を取り付けることが法律で定められているため、就職には有利な資格となります。

なお、消防設備士には甲種と乙種の2種類があり、乙種は消防用設備等の整備・点検に止まりますが、甲種は消防用設備や特殊消防用設備等の整備・点検及び工事をおこなうことができます。

理系一般

理工系、情報系、農学系などの区分に関係なく、理系の人が一般的に取得する資格には以下のようなものがあります。

技術士

技術士は科学技術に関する専門的応用能力を要する、計画・研究・設計、分析、試験、評価、またはこれらに関する指導業務をおこなうために必要な資格です。

名称独占資格となり、技術士として仕事をおこなうためには日本技術士会が実施している技術士試験に合格しなければなりません。

技術士は科学技術分野においては、最高峰の国家資格と位置づけられていますので、その企業に技術士が在籍しているだけで、企業価値が高くなります。したがって、就職に有利なだけではなく、資格手当が支給されたり、昇進が早いといったメリットが大きいです。

弁理士

弁理士は特許、実用新案、意匠、商標といった知的財産に関する資格であり、理系の人も数多く取得しています。

知的財産権を取得するには特許庁への出願手続きが必要です。弁理士は出願手続きの代理だけでなく、類似した知的財産が登録されていないかの調査、特許取得のためのアドバイスなどを行います。

就職先としては、法律や特許の専門的知識が必要となる特許事務所が大半となりますが、キャリアを積んで独立開業する人も少なくありません。

試験は毎年おこなわれていますが、司法試験の次に難易度が高いと言われていて、専門学校やスクールに通いながら何年も資格取得の勉強をしている人も多くいます。

TOEIC

TOEICは英語に関する資格であり、文系のイメージが強いのですが、理系の人も取得しておきたい資格です。

最近では理系分野の企業においてもグローバル化が進んでおり、海外の企業とのビジネスも盛んになっています。

特にエンジニアなどの専門職に就くと、海外の技術者とのコミュニケーションや英語で書かれた資料・論文の読解による情報収集が重要になってくるので、理系であっても英語力は必須です。とりわけTOEICは誰もが知る資格なので、取得しておくと就職のさいにも有利です。

HSK

HSKとは??水平考?(中国語能力検定試験)のこと。中国の政府教育部が認定する世界共通の中国語語学検定試験で、中国での留学や就職には必須の資格です。

世界知的所有権機関(WIPO)が2017年に発表した年間レポートでは、中国の特許出願件数が全世界の出願増加数の98%を占めたことが報告されており、技術分野での中国の発展は目覚ましいものがあります。

この流れの中で中国語の重要性は英語と並んで高まってきており、特にITやAIの分野はもちろんのこと、工学の分野でも高いレベルで情報を収集するためには中国語の読解能力があると有利になるでしょう。

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