警察官はうつ病になりやすい!?転職をするなら、どんな職種がおすすめ?

警察官はうつ病になりやすい!?転職をするなら、どんな職種がおすすめ?

JobStep編集部
公開, 更新 , 転職

ある論文によると、警察官のうちおよそ3.9%の人はうつ病と不安障害に該当する可能性があり、一般人にIと比較すると高めであることがわかっています。

また警察官のうちおよそ4割は、メンタルヘルス悪化予備とも言われています。警察官は悲惨な事件現場を目にしたり、被疑者から罵倒を浴びることもあり、精神的ダメージを感じてしまうことは少なくありません。

そこでうつ病を含めた、警察官の健康事情について紹介をしていきます。また警察官を辞めたいと思ったとき、どう行動するべきなのかも見ていきましょう。

警察官は、うつ病になりやすい!?

上記で紹介をしたように、警察官はうつ病などの精神疾患を患ってしまう人が少ないとは言えない仕事です。

平均寿命も62,3歳と言われているデータもあります。厚生労働省のデータによると、2017年の日本人の平均寿命は女性が87歳、男性が81歳となっているため、短いと言わざるを得ないでしょう。

公務員のなかで最も激務な職業である警察官は、非常自体の場合は、率先して市民の安全を守らなくてはいけません。その年にもよりますが、毎年10名ほどの警察官が殉職をしているそうです。

2019年7月、平成以降最悪の放火事件と言われる京都アニメーション火災事件では、死亡者の中には駆けつけた警察官も含まれているらしいです。

このようにいつ命を落とすかわからない中、体をはって市民を守る警察官には、それなりの精神的プレッシャー・ストレスがかかっていることに間違いはないでしょう。

警察官がうつ病になってしまう原因とは?

公務員のなかで最も激務な職業の1つです。勤務体系に男女の差はありませんから、体力の劣る女性にとっては厳しい職場と言えます。

また、体力面だけでなく、精神面でも悩みを抱えている人は多いのです。以下では、そのような悩みを抱えてしまう原因を具体的に見ていきましょう。

悲惨な事故現場を見ることもある

交通違反を取り締まるのも警察官の仕事です。そして殺人事件が起きた時に事件の対応をするのも警察官の仕事です。

警察官と一言で言っても地域課や交通課、鑑識、そして刑事課などさまざな課があります。同じ警察官でも、配属先によってまったく仕事内容が異なるのです。

とくに刑事課に配属されると、凄惨な現場を目にすることになるため、精神的に病んで辞めてしまう方も多くいます。また、正義感の強い人が交通課に配属されて辞めるというケースもあるようです。

交通課は交通違反の取り締まりを行います。この取り締まりは税収目的のために行っている警察官が多く、そういった目的で行われている取り締まりの実態を見て、うんざりしてしまい辞めてしまう方もいます。

24時間の交代勤務で、拘束時間が長い

警察組織には、地域警察部門、生活安全部門、交通部門など、24時間体制の部門があります。これらの部門に配属されると、日勤と夜勤を交互に行う不規則なシフトになります。

また、事件・事故が発生すると、交代時間になっても仕事が終わらないことも少なくありません。そのため、拘束時間が非常に長くなってしまうことが多いのです。

泊まり込みでの捜査もある

刑事部門は基本的に日勤ですが、ひとたび事件が発生すると、事件が解決するまで泊まり込みで捜査することもあるようです。

そのため、家事や育児をしながら刑事部門で働くのはほぼ不可能と言わざるを得ません。また、女性が働きやすい環境が整いつつあるとはいえ、警察はまだまだ男社会ですから、女性には負担が大きいです。

危険を伴う仕事

警察官は、犯罪者を力で制圧することもありますし、抵抗されて怪我を負う危険もあります。そのため、極度の緊張状態で勤務することになりますから、精神的な負担が極めて大きい仕事なのです。

また、犯罪者を制圧するために、武道、逮捕術、その他の専門技能の訓練を積む必要がありますから、体力的にも負担が大きいと言えるでしょう。

厳格な階級制度でストレスを感じることも少なくない

警察は、厳格な階級制度に基づく上意下達が徹底された組織です。命令系統を明確にする必要がある警察組織において、階級制度はとても重要な役割を果たしています。

しかし、上官からの厳しい叱責に耐えられずに、精神的に追い詰められる人もいるのです。また、中には指導や叱責がエスカレートしすぎていじめに発展してしまうこともあるようです。

キャリアとノンキャリアの差別意識

警察官は、国家公務員採用試験(総合職試験)に合格したキャリアと、都道府県の警察官採用試験に合格したノンキャリアに大きく区分されます。

キャリアは数年単位で各地を転々とし、幹部になるために必要な経験を積みます。また、キャリアは最初から管理職としてスタートしますから、年上のノンキャリアに指示を出す立場になるのです。

そのため、捜査経験が豊富なノンキャリアの警察官のなかには、現場を知らない若いキャリアに反発してしまう人もいます。

管轄地域からの外出制限があり、リフレッシュしにくい

警察官は、原則として勤務地に居住することが義務付けられています。そのため、単身赴任をせざるを得ない警察官も少なくありません。

また、帰省や旅行などで管轄地域の外に出る場合は、届け出が必要になります。なかには管轄地域からの外出を快く思わない上司もいますから、外に出るのを躊躇する人も多いそうです。

批判の的にされやすく、心身ともに休めることが少ない

警察は、批判の的にされやすい組織と言えます。もちろん、不祥事が批判されるのは当然ですが、なかには理不尽な批判もあるでしょう。

そのため、必要以上に自分を律して生活するなかで、余裕がなくなってしまう警察官がいるようです。

また、警察官として批判をされないように私生活から気を張っていないといけないと感じる人も多く、気疲れしてしまうケースも多いと言います。

警察官を退職して民間企業へ転職するときの注意点

このように、警察官がうつ病になって退職する主な理由は、警察の特殊性に原因があります。

もしあまりにも辛い場合は、転職を検討してもいいかもしれません。警察官資格をもっていれば、民間企業への就職でも有利になることは多くあります。以下では警察官を退職して、民間企業へ転職するときの注意点を紹介します。

強い意思をもつ

警察官は公務員という位置づけです。業務内容はとてもきついですが、社会的信用の高い職業といえるでしょう。そんな警察官を辞めるということは、公務員でなくなると同時に社会的信用も落としてしまうことになりかねません。

また公務員であるため、定年まで勤めれば多額の退職金をもらうことも可能です。その多額の退職金もなくなってしまいます。自分の年齢も考慮した上で転職を考えましょう。

また、警察官を辞めることで反対されることもあるかもしれません。部署にもよるかもしれませんが、辞められると困るという部署もあり、引き止められて辞めることができなかったという人は多いです。

辞めたいと思った場合は、誰になんと言われても揺るがない強い意思をもっておくことが大切です。

業種を選り好みしない

警察官を辞める年齢によりますが、20代で警察官を辞めた場合はまだ再就職がしやすいです。警察官として働いていたということは、体力があり、上下関係の認識がしっかりしていると受け取られるため、未経験の業種であっても転職はしやすいといえるでしょう。

問題は30代以降です。30代以降で転職する場合は業種を絞る必要があるということに注意してください。

ある程度の年齢になると、未経験者は不可といった制限のある仕事が増え、転職が厳しいです。しかし元警察官は30代でも40代でも他の30代、40代に比べて体力があるとみなされます。そのため体力勝負の仕事に転職すると比較的採用に繋がりやすいです。

警察官の肩書きだけで、内定をもらえるわけではない

警察官のキャリアを生かせば、転職が簡単なのかといわれると、そうではない場合もあります。

警察官と同じような働き方の仕事は、他にないため、生かすことが難しいこともあります。しかし、唯一警察官の肩書きがあって就職しやすいところがあります。それは警備会社です。警備会社で働いている警備員は元警察官という人が多いです。警備を依頼された学校や公共施設の警備員、また会社の夜の警備を担当する警備員もいます。

夜勤ばかりになることを覚悟しなければなりませんが、30代、40代で警察官を辞めて民間企業に就職しようとする場合、警備員がもっとも転職しやすいといえます。

給料が下がる可能性も受け入れる

警察官の仕事内容をみると割に合うとはいえませんが、それでも一般的な会社よりは高い収入を得ている人が多いのではないでしょうか。ボーナスも十分でますし、退職金もしっかりもらえます。

そのため、転職することで、給料や待遇が下がってしまう可能性が高いです。警察官が民間企業に転職して給料が上がったという人はごくわずかです。

警察官におすすめの転職先

続いて、警察官のおすすめの転職先について紹介します。警察官は正義感や真面目さを評価される仕事なので、その強みを活かせる仕事に向いていると言えるでしょう。

運送業

トラック運転手などの運送業は、人と関わることがほとんどなく一人で行う仕事なので、警察官の階級社会に疲れてしまった方におすすめです。

また体力と集中力が必要という点において共通しており、警察官の経験が大いに役立つでしょう。

自動車学校の教官

自動車学校の教官は、道交法や法令などを隅々まで覚えていなければなりません。また、運転の技術も細かいところまで把握していなくてはならないため、必然的に元警察官で、特に交通課で働いていた人にとってはなりやすい職業です。

教官の給料は月収25万~30万円ほどで、警察官とは違い煩わしい人間関係がないというのがメリットでしょう。

スポーツインストラクター

スポーツインストラクターは、体力重視の警察官にとってぴったりの仕事と言えます。

「警察官としての激務には疲れてしまったが、この先も運動は続けたい!」という方にはおすすめです。

近年スポーツジムは増加しており、面接も随時行っているところが多いため、比較的転職しやすい職業です。

転職するなら大手求人サイトへ

退職とともに次のキャリアを考えている警察官の方には、転職サイトへの登録をおすすめします。警察官よりも休みが多く、充実できる仕事は探せば多くあります。

優秀な転職コンサルタントが1から一緒に次のキャリアを考えてくれるので、自分で気づかない強みやキャリアプランを教えてくれたり、民間企業への転職対策を教えてくれたりと、充実したサポートを受けることができます。そのため、異業種の知識が無くても、安心して転職することができます。

複数の転職サイトに登録することで、他のサイトでは紹介されていない求人が見られたりするので、まずは複数のサイトに登録してみましょう。

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