パートにも産休あります!パートで産休をとる時の注意点

JobStep編集部
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パート勤務の方へ朗報です!特にこれからママになる方や、そろそろ子供が欲しいなぁと考えている方は必見!

実はパート勤務でも「産休」が取得できるのです。そこで今回は、パート勤務で産休を取得する際に知っておくべきことや、注意点をご紹介いたします。

産休とは

そもそも産休とは何なのか、まずはザックリご説明しましょう。正式名称は「産前産後休業」と言い、労働基準法で定められた制度のこと。もう少し具体的に言うと女性労働者に対し、産前と産後の一定期間(約3ヶ月)休業を保障する制度です。

つまり働いている女性が妊娠した際、産休を取得すれば、出産の前後の約3ヶ月間は有無を言わさず仕事を休ませてくれる制度と言えます。

産休の取得条件は「出産予定のある女性労働者であること」のみで、雇用期間や雇用形態は関係ありません。法律上はパート勤務でも取得できます。

パートタイマーでも産休を取れる?

産休の最大のメリットはやはり、パートタイマーでも心置きなくしっかりと産前産後に体を休めることでしょう。

産休を取得せず長期間の休みを取ろうとすれば、場合によっては辞めさせられてしまう場合もあります。産後の職場を失うわけですから産前も気は休まらず、産後の何かと大変な時期に就職活動をしなければいけなくなります。

しかし産休は妊娠・出産を理由に退職させることを法的に禁じる制度(男女雇用機会均等法第9条)であるため、退職ではなく休職扱いになることが保障されます。

そのため働く場所の心配をせずに、安心して出産に臨むことができるのです。

パートタイマーの産休取得の実態は?

法律で産休取得と産休取得による不利な扱いが禁じられているとはいっても、現実的な問題として産休取得者に法律で違反にならないラインで不利な取り扱い(左遷など)をするなど、暗に圧力をかけて産休を取らせようとしない企業が存在することも事実です。

実際に非正規社員の産休取得の実態を調べてみると、非正規社員に対して「産休・育休を実施している企業」は4割程度(正規社員は9割以上)、「育休を取って復帰した人」の割合は5割程度(正規社員は7割以上)と、雇用形態による差は顕著です。(独立行政法人労働政策研究・研修機構『労働政策研究報告書 No.150 出産・育児と就業継続』を参照)

このことから、非正規雇用者の産休取得には目に見えない壁が存在することも推測されますが、企業がこのような法律について知らない可能性も存在するため、適切なコミュニケーションをとることで不安のない産休取得を目指しましょう。

休める期間~産前~

休める期間は産前と産後で異なります。まず産前は、出産予定日から起算して6週間(双子以上の場合は14週間)以内です。

しかし実際の出産日が予定日より遅れた場合は、必然的に6週間を超えてしまいますので自動的に休業期間も延長されます。ちなみに産前の休みは強制ではなく任意のため、本人が希望しなければ適用されません。

一方、産後の休みは強制です。産休を取得しても産前に関しては出産ギリギリまで働くことも可能です。申請には出産予定日が明記された診断書が必要です。

休める期間~産後~

産前と違い、産後の休業は強制のため、例え産後すぐに働きたくても、規定された期間は休まなければいけません。実際の出産日から起算して、最低6週間から8週間までの休業が義務付けられています。

産休を取得したら最低でも産後6週間は絶対に働いてはいけません。産後6週間以降は本人が希望したタイミングで復職が可能となります。

しかし何かしらの理由で医師から承認を得られなければ復職は認められません。ちなみに妊娠4ヶ月目以降での流産や早産、及び死産の場合も休業は適用されます。

注意点~給与について~

実は産休は給与の支給が義務付けられていません。中には産休中にも給与を支給する制度を設けている会社もありますが、そうでない場合、産休中は給与がもらえません。

そこで「出産手当金」という別の制度の申請が必要になります。これは産休中の方が安心して出産に臨めるよう、健康保険の加入者に対して標準給与の約3分の2に相当する金額が一定期間支給される制度です。

ちなみに産休中に会社から給与が支給されても金額が出産手当金より少ない場合は、その差額が出産手当金として支給されます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。働く女性にとって産休は心身の健康や生活を保障してくれる、非常にありがたい制度ですよね。正社員しか取得できないと誤解している方も多く、中には知ったところで申請するのは少し気が引ける・・・と感じる方もいるかもしれません。

しかしパート勤務も立派な労働です。取得する権利があるのですから生まれてくる赤ちゃんとの明るい未来のためにも、賢く活用して損のないパートライフを過ごしましょう!

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