「私用」でOKだけど…有給休暇の理由を聞かれた時に使える理由14選

JobStep編集部
公開, 更新 , 給与・休暇

有給とは、正式名称を「年次有給休暇」といいます。労働契約の中で、本来は働くべき日に労働の義務を免除する制度です。簡単に言えば、仕事を休んでも給料がもらえる制度となります。

有給は労働基準法第39条で保障された労働者の権利で、これの行使を理由に会社側が制裁を加えることは違法です。また、休暇の取得理由を雇用主に伝える必要もありません。

しかしながら、会社によっては財務状況が厳しく、従業員にブラックな働き方をさせることで経営を成り立たせている企業もあるでしょう。こういった企業では一人が休むと他の従業員にそのしわ寄せが行くので、その同調圧力によってなかなか休みにくくなっています。

このような環境の中で、有給を取るには会社の上司や同僚に納得してもらいやすい有給取得理由を考えなくてはなりません。そこで、会社や同僚に責められにくい有給取得のおすすめ理由を紹介します。

子どもの学校行事

子どもの成長は誰からも祝福されることです。入学式、卒業式、運動会、学芸会など、子どもの成長を見るために休みをもらうことを表立って批判することは誰にもできません。三者面談のような行事でも有給休暇を用いることができます。

旦那さんが有給を希望する場合、企業によっては奥さんにばかり育児を任せているわけではない”育メン”として、評価をしてもらえるかもしれません。

友人の結婚式

お祝いごとになると相手が決めた日にあわせる必要があります。

その日が休日であれば問題ありませんが、平日なので出勤しなければならない場合などは有給休暇を用いることができます。

前もって友人から招待状のようなものが届くことでしょうから、有給休暇の取得申請をしておくとよいでしょう。

家族の体調不良

どんなに健康な人でも、一年に一度以上は体調を崩してしまうことはあります。

それは、誰にでも起こることですし、誰のせいでもありません。自分自身が体調を崩した時にはもちろんですが、家族が体調不良の際に、看病するために有給休暇をとることもあります。特に体調不良になっているのが申請者本人ではなく、申請者の身内である場合には責められる筋合いもありません。

しっかり休んで、早くよくなるように看病してあげましょう。

病院へのお見舞い

家族や友人などが突如入院したようなケースでは、心配で誰しもがそばにいて元気づけたいものです。

入退院の際、送り迎えのような理由であっても有給休暇は認められます。

葬儀・告別式

お葬式やお通夜、告別式などは突然のことでも有給休暇を取得することは可能です。

親しい家族や親戚であれば忌引扱いとなり、忌引き休暇を取得できるケースもありますが、こちらは法律上必ず設けなくてはならないものではないので、そういった場合は有給休暇を申請します。

また、忌引き休暇は無給とすることも可能なので、有給休暇はお金がもらえる点でもメリットは大きいです。

田舎から両親が来ている

田舎からとなると両親が来る機会はそんなに多くはありません。

観光案内で外を出歩くこともあるので、言い方は悪いですが、仮にプライベートで出歩いていたとしても理由づけになります。親孝行のための理由は有効です。

免許の更新

運転免許証の更新、そのほかの免許証の更新のために休むことも必要なことです。試験場のような大きなところでは土曜日も受け付けしているところがありますが、場所の都合が悪いという人も多いと考えられます。

平日の方が、土曜、日曜に比べると比較的スムーズに更新手続きを行える上に、期限もあることなので、納得感がある有給取得理由になります。車を運転する人にとっては、大事な手続きですので有給休暇を活用しましょう。

資格を取得するため

会社によっては、資格がないとできない仕事があります。

会社で熱心に働いてスキルアップのための試験ですから、会社も今後の活躍を期待して有給を認めてくれる理由となります。

会社によっては、出勤扱いなどの特例にしてくれるケースのあるので確認してみるとよいでしょう。会社の就業規則に記載されているはずです。

住宅や自動車の購入

住宅や自動車は、人生の中で最も大きい買い物といえるので、会社からも快く有給を承諾してもらえる可能性が高いでしょう。

大きな買い物は、ローンの申請や届け出などで手続きも大変です。このような手続きを理由にした有給の取得も一般的です。

引っ越し

通常の引っ越しはもちろん、転勤などで引っ越しをもとめられるケースも考えられます。

土日に引っ越しをおこない、プラスで1日有給を消化すれば、周りからも嫌な目で見られてしまうことはないでしょう。

役所での手続きなど

平日に働いている方だと、平日しか行くことのできない場所に行きたい時には、有給休暇を取得する必要があります。

特に多いのは、役所ですよね。時間帯も決まっていますので、仕事時間と同じ時間の場合は、仕事後に行くことも難しくなります。必要な手続きは、休みをとって行くようにしましょう。

こちらも大抵の書類には申請期限があるので、それを理由にすれば断られにくいです。

家の工事や点検の立ち会い

一年に一度あるかないかくらいの頻度ではありますが、工事や定期点検のために家にいなくてはいけない時があります。

エアコンの取り付けや、ガスの点検、ネットやケーブルテレビの配線など、生活上で必要なことですので、有給休暇を希望しましょう。休暇を利用して、点検、工事を行ってもらい、生活を豊かにして、よりよい生活環境を整えられるといいですね。

マンションの設備点検

最近はマンションでの設備点検を定期的に行っている公共機関が多いです。

日程も平日であることが多く、共働きの家庭などは休みを取ることが難しいケースも多々あります。

私用

有給の取得理由について厳しく追求されない職場であれば、私用という理由だけで届け出ても労働基準法上は全く問題ありません。

もし上司に理由を聞かれても「すいません、あまり答えたくない事情なので…」と言ってしまって大丈夫です。

有給休暇を取るのに理由を公表する義務はありませんが、「理由を言う義務はないので」と突っぱねてしまうのは上司からの印象がよくありませんのでほどほどにしましょう。

有給取得時には、お互いの思いやりが大切

有給休暇は法律で保護された制度なので、さまざまな理由で認められます。法的には、理由を伝える必要はないので「私用のため」でも問題はありません。

しかし会社によっては、きちんとした理由がないと休みにくい人もいるでしょう。そのような人は、今回紹介した理由をうまく活用してみてください。

ただし、繁忙期の取得は避けるなど、有給休暇の申請にあたっては会社側を配慮してあげることも優しさです。お互いが気持ちよく働ける環境が長く続くことで、その後の信頼関係にもつながるので、思いやりの気持ちを持ちながら、有給を取得しましょう。

関連した記事

年収600万円の人のライフスタイルと収入を増やすための方法まとめ

現代の労働力人口の平均年収は全体で420万円だと言...

2019年07月29日, 給与・休暇

年収750万円はどんな人・職業が稼いでいる?わずか5%の狭き門

年収が750万もあると、高所得世帯になります。全て...

2019年07月29日, 給与・休暇

退職前の上手な有給消化とは?トラブル回避・対策方法も紹介!

転職などで前職を退職する際に、それまで勤めた期間が...

2019年07月29日, 給与・休暇