自己分析の目的・方法とは?want・can・mustで論理的に自分を知ろう

JobStep編集部
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リクルートグループがおこなった調査によると、就活本番前に十分に準備できていなかったと答えた人は67.7%。

また「就活前にやっておけばよかったと公開しているものはなんですか?」という問いに対し、最も多かった答えは「自己分析」で48%と約半数にも登っています。

自分のことを理解していなければ、面接途中で矛盾が生まれてしまったり、志望動機が弱くなってしまったり、自分が何をしたいのか不明のまま入社することになってしまったりと、就職・転職活動で問題が起きてしまいます。

そのため自己分析をおこなうことは、非常に重要なのです。ただし自己分析をおこなうには、それなりの手順や方法があります。

今回は正しく自分を理解するための自己分析のコツについて紹介していきます。

自己分析の目的とは?

就活・転職で自己分析が必要な理由は下記2点です。

  • 志望企業に自分を売り込むための材料探し
  • キャリア形成の方針を決定させるための材料

職探しとは、自分を商品として売り込み、企業に採用してもらうための営業活動です。商品である自身を売り込むためには、エントリーシートや面接で自分をPRしていく必要があります。

まずはそのPR材料を見つけなければなりません。自己分析をおこなうことで、自身の長所・企業が採用するメリットを伝えるための材料を見つけ出すことができます。

また、自分にあった業界・会社とはどこなのかを考えていく必要もあります。ホワイト企業に入社したと言っても、自分にあっているとは限りません。自分の方向性が定まっていないまま職探しをしても、安易な転職を繰り返すことになります。

つまり、社会人として長く活躍していく方向性を定めるうえで、自己分析が必要になるのです。

自己分析の手順

正しく自分を理解するための自己分析の方法は以下の通りです。

  • 1.自分年表の作成
  • 2.結果・行動分析
  • 3.情報整理

1.自分年表の作成しよう

自分年表とは、名前の通り、自分にいつどんなことが起きたかをまとめたものです。

歴史の教科書のように綺麗にレイアウトで作る必要はなく、何歳の頃に何があったかを箇条書きに記載してだけでOKです。

  • 10歳:少年野球チームに入団
  • 11歳:野球チームでレギュラーになる
  • 12歳:野球チームの地区優勝メンバーになる。小学校卒業・中学生になる。中学で野球部に入団
  • 15歳:野球部でレギュラーになれないまま卒業・高校入学。高校では陸上部に入部
  • 16歳:クラスで実力テスト3位になる。
  • 18歳:陸上部引退、最後の大会で決勝に残れた。高校を卒業して、浪人生活。
  • 19歳:大学合格・大学入学
  • 20歳:塾講師のバイトをはじめる
  • 21歳:担当した生徒の偏差値が10上がった
  • 大事なことは、事実をできるだけたくさん列挙し、自己分析をするための材料を集めることです。出来事を思い出して、なるべく「見える化」させていきましょう。

    2.結果・行動分析をしてみよう

    次に自分年表で起きたことに対し、「5W1H」を使って分析をしてみましょう。テストでクラス3位になったこと例にして、分析してみます。

  • いつ(when):高校2年生
  • なぜ(why):前々回のテストでクラス5位を取り慢心した結果、前回のテストで10位以下になってしまって悔しかった
  • 何をした(what):勉強時間を1日2時間増やした
  • どうやって(how):無駄な時間をなくす。テレビを見る時間を減らし、勉強に充てた
  • どこで(where):自宅では集中できないので、図書館や学校で勉強するようにした
  • 誰と(who):1人で

以上の分析から、自分は目的達成意欲が高く、そのために他の何かを犠牲にできるという長所を持っていることが見えてきます。自分にとって大きな分岐点になった出来事を因数分解して客観視することで、自分がどのような人間かを第三者の視点から理解していくことができるでしょう。

3.最後に情報整理を~want can must~

上記で紹介した分析を重ねていくと、Want(自分がやりたいと思っていること)・Can(自分が得意なこと)が浮かび上がります。

また、市場分析と照らし合わせることで、Must(社会から求められていること)も見つけることができるはずです。

このWant・Can・Mustの3つが重なる部分を知り、そこに関連する仕事をすることで、個人が最も力を発揮でき、充実度も高く働けるといわれています。このWant・Can・Mustは、ビジネス研修でもよく使われるフレームワークで、就職活動でも活用されています。

このような論理的思考で自分を分析することで、エントリーシート・面接にも説得力が増し、内定も取りやすくなるでしょう。さらに、職業選択のミスマッチも起きにくくなります。

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