30代職歴なし・フリーター・非正規雇用者が正社員就職を成功させる方法まとめ

JobStep編集部
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30代といえば、新卒から正社員として就職している人であれば、会社では重要なポストにいたり、これからの成長株として将来を嘱望されていたりする世代です。

一方で、就職をしようと思いながらも様々な理由から定職に就かないで過ごしてきた人もいるでしょう。年々進行している正規雇用枠の減少と非正規雇用の増加によって、そういった生活をしている人は統計的にも増えているはずです。

現代の日本では正規と非正規の職員では待遇の差が非常に大きいので、年齢や将来のことを考えて正社員就職をしたいと思っても、30代で職歴がないフリーターともなるとなかなか就職は容易ではありません。

しかし、そうはいっても年齢を重ねるほど就職できる可能性は低くなりますし、早めに手を打っておきたいところです。

そこで、今回は30代の人が正社員就職を成功させる方法をまとめてご紹介します。

非正規雇用者の定義とは?

本題に入る前に前提として用語の定義をしておくと、非正規の職員・従業員は、厳密にはパート・アルバイト、労働者派遣事業所の派遣社員、契約社員に分けられます。しかし、多くの日本企業では職歴を「正社員としての経歴」と定義しており、それ以外の職務経験は対象にされないため、本稿ではこれらのすべてを非正規雇用者というくくりで扱います。

非正規雇用時の業務経験も、志望する企業の業務内容と近いものであれば面接時などにアピールに使うことはできますが、履歴書や職務経歴書にこれらの内容を書き込むことができるか・評価の対象とされるかは企業によります。

非正規雇用の経歴は一括で「職歴なし」と扱われる可能性もあるので、このことを念頭に置いておいてください。

30代非正規雇用者の就職事情

現在の日本において、30代で非正規雇用・フリーターの方はどのくらいいるのでしょうか?

2017年に総務省が発表した調査結果によると、30歳前後の非正規雇用者の数は約95万人で、非正規雇用者全体の3分の2程度を占めていることがわかりました。またその中で正社員へ就職する人の割合は、男性が26パーセント、女性が約8パーセントで、30代後半になると数字はさらに低くなるという結果が出ました。

ここからわかるように、30代フリーターが正社員として就職することは年齢と職歴から見て狭き門と言えそうです。

ただし、全体の2割の人が正社員へ就職していることを考えると不可能という訳ではありません。

30代の非正規雇用者が就活でつまずく原因

30代の非正規雇用者が正社員就活を成功させるためには、ただでさえ年齢というハンデを抱えている分、戦略的に立ち回る必要があります。

以下では、就活時のよくある失敗と、その対処法を見ていきましょう。

まずはつまづく原因を紹介するので、自分に当てはまる要素がないかをチェックしてみてください。

現在の生活に甘えてしまう

正社員就活を始めても、なかなか仕事が見つからず、少なくとも現在は生活できているのでつらい思いをして就活を受けなくてもいいと考えて諦めてしまう人は非常に多いです。

やはり就活は厳しいものなので、将来に対する不安は抱えているものの、何とか生きていけるだろうと楽観視する傾向があります。

自分のやりたいことが定まっていない

30歳でフリーターで一番多いのは、自分のやりたいことが明確に定まっていないことです。

例えば、大学生の時に企業説明会に参加したものの、自分がどんな会社でどんな仕事をして将来成長したいのか、といった考えがある程度明確になかった人が比較的フリーターになりやすいです。

どんな仕事をしたいか考えているうちに、時間がどんどん過ぎてしまい、アルバイトとして職を転々とするというパターンが一般的です。

コミュニケーション能力が低い

相手と話をする際に目を合わせられなかったり、極度に緊張してしまったりするなど、社会人としてのコミュニケーションがままならない人も多いです。

コミュニケーションに苦手意識を持ってしまっているせいで、なかなか就職できなかった人もいるでしょう。

30代が正社員を目指すための方法

若い20代と比べて就職活動は困難を極めることが予想されますが、きちんとポイントを押さえることができれば十分に可能性はあります。

以下では、そのポイントをお伝えします。

人手不足の業界を狙う

2018年7月に実施された調査では、中小企業の43.7%が人手不足を感じているという結果が出ています。

大企業の中途採用の場合、即戦力を求められるので、30代職歴なしであれば、人手不足の業界を狙うのがベストです。最近では、情報サービス業界の約7割が慢性的な人手不足が続いてる状況です。また、営業職などは常に需要がある職種になります。

最近では、基本的にどの企業も人材不足で困っているため、30代職歴なしの人が転職を始めるのであれば、今はおすすめのチャンスといえるでしょう。

就活サイトは必ず登録する

そもそも情報がなければ就職活動はできません。情報を多く取得し、自分のやりたいこと、自分に合った仕事などをひとまず見つけてみましょう。

就活サイトは業種ごとの検索ができるので、自分のやりたい分野から就職先を選別するのに役立ちます。

たとえ書類で落ちても、面接で落ちても、それは自分の経験になり、次のステップにつながります。なぜ採用されなかったのか、自分の就活方法をもう一度客観的に見直すことで合格する可能性も高まるでしょう。

最近では、転職サイトで簡単に情報がキャッチアップできます。ハローワークでも面接練習や履歴書のチェックをおこなってくれるサービスがあります。

手伝ってもらえるものは周囲の手を借りながら、諦めず頑張りましょう。

おすすめの就活サイトは『リクナビネクスト』です。リクナビネクストは30代で未経験でも応募できる求人を多く取り扱っているので、30代ニートの方でも仕事が見つかりやすいでしょう。

また、30分でできる「グッドポイント診断」では、社交性・柔軟性・継続力など18種類の性質の中からあなたの強みを5つ分析することができます。分析結果を企業への応募の際に添付することもできるため、自己分析が苦手な方にもぴったりのサービスです。

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体調を整える

アルバイトとして働き、正社員へキャリアアップするためには他人の力を借りることも大切ですが、まずは自分自身の今の生活習慣を見直すことも重要です。

例えば、夜10時に就寝して朝9時に出勤するという生活リズムを送っていると次の日にも快適に会社へ向かうことが出来ますが、昼夜逆転した生活をしていると明日は仕事があると思っていても、なかなか起きられず今の生活をますます高めてしまうことになります。

体調管理を整えることで、生活のリズムに至るまで全てにおいてよい面を与えてくれます。生活リズムだけでなく、ゲームに没頭していた方はそれらを全て破棄することも大切です。ゲームをせずバランスの良い生活を送り、自分の体調に悪影響を与えないことが働くうえで前提に繋がります。

友人におすすめの会社を紹介してもらう

自分のことを、よくわかってくれている友人なら、自分の強みを活かせる会社を紹介してもらえるかもしれません。もし、友人がいないという人も多少勇気は要りますが、昔に話したことのある同級生や、幼馴染に話を聞いてもらいましょう。

まずは一歩踏み出してみることが何よりも大事です。思い切って誰かの力を借りてみましょう。

条件を限定しない

ただでさえ職歴がないという不利な状況から就職活動を始めなければならないのに、こだわりが強過ぎると、就職活動のスタートラインにすらたどり着けません。

その結果さらに就職に不利な状況を自ら作ってしまいます。

そうならないためにも、正社員という最大の条件はこだわりつつ、自分の中で諦められる条件を明確化し、まずは就職活動のスタートラインに立つことを目標にしましょう。

仕事のレベルに強くこだわらない

就職がうまくいかない方の中には 「誰にでもできる仕事はやりたくない」と考えて、「自分にしかできない仕事」を追求している人が多いのではないでしょうか。

社会では「その人にしかできない仕事」は歓迎されません。その人がいなくなったらそこに穴が開いてしまいますから、代わりの利く仕事をやらせたがるのが常です。

だから現実は、正社員であっても「代わりの利く仕事を問題なく実行できる人」が会社にとって都合がいい訳です。

誰にでもできる仕事は価値がないのではなく、慣れてない人<慣れた人<教える人<管理者というように、ステップアップの一歩目です。

今の自分に仕事で活かせるスキルがないか探してみる

例えば、コンビニで勤務していた方は接客のスキルが他の方に比べて高いので、同業種でそのスキルを活かして働くこともできます。

この他にも、コンビニで働いていると他に正社員に転職する際に有力となるスキルが身についていることが多いです。

そのため、まずは自分と向き合う時間を多く確保し自分がどんなスキルを持っているのか確認することで有意義な転職を進めることが出来ます。

未経験可能の仕事の実態を知る

ネットの定説では未経験可の仕事は人が集まらないくらいブラックだという定説があります。

しかし需要が急成長して、人材不足になったため教育してでもできる人を増やす、という将来性のある場合もあります。

稼ぎがそこそこ良く、未経験でも技術を習得できる、インフラエンジニアの求人が多いようです。

夜勤や休日のメンテナンスもあることで適合しない人も多いですが、技術が付けば年収600万以上の収入が見込まれます。

人気のない職業であっても自分には向いていたということもあるので、適性をしっかり考えた上で働き始めるのもいいでしょう。

働きたい職種をしぼる

定職に就くためにはまず面接が必要不可欠となってきますが、手当たり次第に応募していては時間と労力を無駄にしてしまいます。

“数打ちゃ当たる精神”で挑むよりも、一度落ち着いて自分がしたい仕事を考えてみましょう。今までとは違い、定職に就くわけですから出来れば自分に合った仕事が良いですよね。

自分に合った職種がわからないという方や、面接などに不安がある方は、大手転職サイト「リクルートエージェント」に登録してみましょう。

キャリアアドバイザーが自己分析や履歴書の書き方、面接対策をサポートしてくれるので安心です。

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職業訓練を受ける

ハローワークなどで主催している職業訓練を受けましょう。無料で、かつ就職活動に有利なスキルや資格が身に付きます。

職業訓練は就職してからでは受けられないので、逆に今受けて必要なスキルを身に着けることが結果プラスになる場合も多いので、ぜひ活用してみて下さい。

厚生労働省東京労働局のHPで詳しく訓練制度について紹介されているのでご覧になってみてください。

厚生労働省 東京労働局ホームページ

職種を絞って就活したり、必要な資格を取得したりする

独学で資格を取るのは難しいので、ハローワークの職業訓練を利用するという手段もあります。そうすることで、ともに同じ職種への就職を目指す仲間を得ることができ、就職への意欲の向上につながります。

ただし資格は取ればいいというものではありません。とくに30代職歴なしの就活の場合は、その仕事にあったレベルの高い資格を取得した場合のみ価値があります。

そのため、自分の行きたい業界では、何の資格が必須なのかをきちんとジャッジして、資格取得を目指しましょう。

目先の正社員ではなく、先を見越して就職先を探す

フリーターからいきなり正社員を目指すのは狭き門ですが、契約社員といった雇用契約なら、さらに就職先の選択肢を増やすことができます。

求人誌やハローワークの求人募集を探す際は、「正社員登用制度有り」という記載がある企業に注目するようにしましょう。

まずは就職することを目標にし、最終的な目標を「その企業で正社員を目指す」という風に定めるのも成功の秘訣です。30代ならこの方法は遅い年齢でもなく、一番現実的な方法と言えます。

紹介予定派遣で働く

派遣の仕事というと、「正社員になれなかった人がするもの」というイメージをもつ方もいるのではないでしょうか。しかし、派遣の仕事を経て正社員になる方法があります。

それは、「紹介予定派遣」という働き方です。紹介予定派遣とは、契約終了後に双方の合意のもと企業が直接雇用するという前提で、派遣社員として働く方法です。つまり、企業側も働き手側も試用期間を経てお互いに見極めることができるため、入社してからのミスマッチが起こりずらくなります。

このような仕事は正社員に比べて募集条件も厳しく設定されていない場合が多く、フリーターの方でも歓迎されることがあります。

無事に派遣社員として働くことが決まったら、その会社で即戦力と認めてもらえるように日々努力を重ねることで功績が認められて正社員へ昇進するということも少なくありません。

一気に正社員を目指すよりも、派遣社員として勤務を開始して実績を積んで昇格する方が時間はかかりますが、難易度はぐっと下がります。

30歳フリーターにおすすめの仕事

次に、おすすめの仕事を紹介していきます。ものによって給料や勤務形態が大きく異なるので、自分に合ったものを選んでよく検討してみてください。

また、その仕事におすすめの転職サービスも合わせて紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

飲食店ホールスタッフ

採用のハードルが高くないので、幅広いジャンルから人が集まっていて、馴染みやすいのが特徴です。

髪色が自由だったり、接客のスタイルも場所によって大きく異なるので、自分の特性に合わせて選ぶことができます。

また、飲食店でアルバイトをしていた人は、その経験を活かしてホールスタッフとして働くことができるでしょう。

ここでの転職を希望する方には、飲食店の転職に特化した、ITK(アイティーケー)というサービスがおすすめです。専門の転職サービスなので、他のサイトよりもそれぞれの求人を比較しやすくなっています。

キャリアプランナーが親身になって相談に乗ってくれるので、興味のある方はまずサイトをチェックしてみてください。

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受付

人とのコミュニケーションや気遣いができる人は、自己PRでアピールし、企業の受付として働くこともできるでしょう。

大手転職サイト「リクルートエージェント」では大手企業や有名企業の非公開求人も紹介してもらえる可能性があるので、自分のスキルを活かしたいという人は登録してみてください。

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コールセンター

コールセンターのスタッフは、クレジットカード、保険会社、携帯電話会社、パソコン関係など、幅広い業種から選ぶことが可能です。

軽作業

仕分けや梱包作業、商品管理、清掃、イベント設営・運搬などの職種を軽作業といいます。大勢の方々が働いていることが多く、初めての方でも安心して働き始めることができるでしょう。

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