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就活における学歴差別の実態:企業の意図と対抗策を紹介

JOBSTEP 編集部
公開, 更新 , 就職・就活

学歴により人を判断する、いわゆる学歴差別は一般的には過去のものになりつつあります。しかし就活においては、未だ多くの企業で学歴差別が存在します。

「学歴でその人の人柄や実力がどこまでわかるのか」と反発をしたくなる気持ちはわかります。しかし企業によっては、学歴はその人のおおよその実力を判断する目安となり、採用もしくは不採用のフィルターにかける材料として効果を持っていることも事実です。

このように就活において、企業が学歴差別をする意図はどこにあるのでしょうか。

学歴差別がある理由

学歴差別とは、具体的には企業側が就活生の学歴により、その人がどんなに実力があっても最初から選考の対象から外されることを意味します。

就活生は希望する企業には自由に応募書類を提出してエントリーすることができます。

しかし、そこには学歴による差別が存在し、企業側の求める学歴に見合わない就活生は、私たちの知らないところでフィルターにかけられて、審査をされる対象にすらなれません。

残念ながらこのようなことは多くの大企業で行われており、私たちはそのことをあらかじめ知っておくことが大切です。

それではなぜ企業はこのような学歴差別をするのでしょうか。

有名大学の持つブランド力を信頼しているから

その名前は誰もが一度は耳にしたことがあり、憧れる大学。そういった有名一流大学には、いわゆるブランド力があります。

企業にとってブランド力のある大学に対しては「その大学の生徒を採用すれば、大外れすることはないだろう」といった一定の信頼感があります。

逆に一流有名大学以外の生徒を採用した場合のリスクも考慮されるので、自ずと就活における学歴差別が広がります。

効率的にリソースを使うため

一流有名大学以外の出身者にも、優秀な人材は数多くいます。しかし、見た目や出身校ではわかりにくい、その人の適性や能力を見極めるには、多くの時間と費用、労力を必要とします。

大企業では1年間に数百人を採用しており、専攻を受けに来る学生は数千から数万単位になります。企業の採用も自社の利益の追求のために行っている活動のひとつで、ボランティアではないので、すべての応募者と面談を設けることはできません。

この人数を捌くにはいずれにしても一定の基準で何かしらのフィルターを掛ける必要がありますが、その時に人事関係者の「できるだけ優秀な人を効率的に採用したい」という思惑と「ハズレを引きたくない」という思惑のバランスを鑑みた時に、有効に機能するのが学歴による足切りという施策になっています。

学閥の力が作用するため

伝統的に一流有名大学の生徒を採用する企業は、既に社内はそれらの大学の出身者で占められています。そういう出身者の人たちが採用を担当するのですから、なるべく自分たちの母校の就活生を採用したいと思います。

このように大企業には学閥による力学が働き、採用のみならず出世といった人事関係にも学閥の力が作用しています。学閥の強さは社内の力関係にも影響を与えています。

世間を気にするため

一流企業には少なからず外聞を気にする傾向があります。つまり、自分の会社が一流大学出身者で占められていれば、「あの会社は優秀な人材が多くいるものだ」という目で世間に見られます。

そこに無名の三流大学出身者を採用すれば、傍目に見ても体裁が悪いと考える場合があります。

学歴差別に対抗するためには

このように一流大手企業には、少なからず学歴差別があることを心得ておきましょう。その上でどうしても一流大手企業を志望したいと考えるのであれば、それなりの対策が必要です。

今からでも大学名を超越するような実力を身につけて、学歴差別に対応することをおすすめします。

以下では学歴で劣る大学生がやるべきことを紹介します。

資格を取得する

一級建築士や弁護士、会計士などの難関な国家資格を取得して、他の人には無い実力をアピールすることは有効な手段となります。

とにかく勉強に励みましょう。

英語を身につける

現代のような国際社会では、英語力のある人はとても重宝がられます。TOEICが900点以上の英語力があれば、一流大手企業を志望する上ではとても大きな武器になります。

大学生活の中で海外での留学経験やボランティア経験を積みましょう。

仕事をする目的を明確にして、大企業にこだわらない

就職の目的は大企業で働くことではなく、自分自身が理想とする生き方・働き方を実現することだと思います。

自分自身が理想とする生き方・働き方を実現するために、大企業で働くことが本当に必要なのかを考えましょう。

例えばお金を稼ぐことが目的なのであれば、横一線で評価される大企業よりも新卒時から大きく稼げるような歩合制の仕事やベンチャー企業の方が向いている可能性がありますし、ワークライフバランスを重要視するのであれば地方公務員でも問題ないかもしれません。

そもそも不当な差別をしてくるような大企業に入ることを考えれば、いくつかの条件を妥協しても効率的に自分の目的を達成できる道を選んだほうが最終的な満足度が上がる可能性があるので、この点についてはよく検討しましょう。

転職市場で逆転する

あくばでも学歴フィルターが強いのは新卒採用の場面だけです。転職市場では、上記のように応募者が多すぎるという事態が発生しないので、人事担当者も学歴フィルターをかけるインセンティブがまったくありません。

逆に、転職市場では社会人としての実績が圧倒的に重視されるので、新卒で入った会社で成果を出していれば、あっさりと大企業に入ることはできます。

学歴が理由で希望する大企業に入ることが難しいようであれば、その企業と同じ業界の中小企業に入って、成果を出してから転職していきましょう。

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