社会福祉士をやめたい・転職したい。事業所のやり方が合わないこともきっかけに。

JobStep編集部
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国家資格である社会福祉士の働き口は、介護の分野がほとんどです。しかし厚生労働省のデータでは、介護職員の離職率は正社員において全産業の13.1%より8ポイントも高い21.7%であることがわかっています。

国家資格を取得し働いていても、仕事の大変さに比べて低い給料であることなどから退職を考える人は少なくありません。

今回は、社会福祉士をやめたい・転職したいと思ったきっかけや円満にやめるための方法、おすすめの転職先について紹介します。後悔しない選択をしましょう。

社会福祉士をやめたい・転職したいと思ったきっかけ

業務が多すぎる

社会福祉士は1日の勤務スケジュールが激務であることが多く、訪問介護や施設での管理業務などが主にその原因となっているようです。

毎日、精神カウンセラーと同じような仕事をこなし、かつ会社勤めのOLのような管理事務業務をおこなっていれば、精神的にも身体的にもしんどいと感じるようになってしまいます。

施設や人との関係が上手くいかない

社会福祉士は高齢者など利用者との信頼関係構築が欠かせない仕事であり、人間関係の悩みを抱えている人は多くいます。

そうした利用者との関係以外にも、所属する施設や周りとの関係も重要であり、それらが上手くいっていないと退職・転職を考えることも。

社会福祉振興・試験センターのアンケート調査によると、33.4%が前の職場を退職した理由として「法人・事業所の理念や運営の在り方に不満があった」を挙げています。

収入が低い

社会福祉振興・試験センターのアンケート調査では、前の職場を退職した理由として「法人・事業所の理念や運営の在り方に不満があった」の次に多かったのが、24.5%で「収入が少なかった」です。

厚生労働省のデータでは、介護職員の正社員において年収が300万円以上あるという人の割合は訪問介護員で18.5% 、介護職員で22.6%であることが分かっています。

日本人の平均年収である400万円に届いている人はさらに少ないと考えられ、こうした厳しい現状がやめたい・転職したいと思ってしまう原因であるといえるでしょう。

やめるべき人の特徴

社会福祉士をやめるべき人の特徴として、つぎのようなことがいえます。

  • 精神的にキツイと思ってしまう人
  • 社会福祉士以外に働き口がある

高齢者や社会的・身体的にハンディキャップのある人たちの相手を毎日する仕事である社会福祉士はメンタルの弱い人にはとても続けていける仕事ではありません。かといって、他に働き口がないのに辞めるのはリスクが大きいです。

もともと社会福祉士以外にやりたいことがあって、それをおこなうのに可能な環境が整っているのであればそちらに移行するのもよいといえるでしょう。

やめる前に試してみるべき、考え直してみること

社会福祉士はだれでも簡単になれるわけではない国家資格という難関を突破した方たちばかりです。さらに全国でも1万人に満たないという希少価値性があります。そのため、せっかく国家資格を取得したのなら、すぐにやめてしまうのはもったいないともいえます。

社会福祉士でやめたいと思ってしまう理由としてもっとも多いのは、精神的にまいってしまうというケースが多いため、精神ケアが一番の仕事を続けていくための秘訣といえます。

また、1人にかける時間を少なくすることも業務環境改善によいといえます。1人にかける時間を少なくすれば、全体的に訪問する人たちと接する時間も減り、精神的にも楽になります。

やめるべきではない人の特徴

やめるべきでない人の特徴としては、つぎのようなものが挙げられます。

  • 精神的にポジティブなひと
  • つぎに働き口が決まっていないひと

精神的に前向きなひとはやめたいと思ってもやめるべきではありません。環境にもよりますが、やめたいと思ってすぐにやめられるような性格であれば「ほかによほどやりたいことがあるか」または「体育会系なポジティブな性格」であるといえます。

社会福祉士は精神的に大変な仕事だということはだれでも少なからず感じることです。それを明るく前向きに乗り越えられるポジティブな性格の持ち主はやめるべきではありません。

また、つぎの働き口が決まっていない人も辞めるのはおすすめできません。働き口を確保してから辞めるようにしましょう。

どうしてもやめたい場合、円満に確実にやめられる方法

どうしても辞めたいと思った場合は、スムーズかつ円満に退職できるように処置をとりましょう。社会福祉士をどうしてもやめたいと思ったらとるべき行動は、主任に退職願を提出することです。

社会福祉士は人数が少ないため、国にとってもその需要の大きさはなかなかのものです。そのため、主任にやめたいと相談するよりも、退職届を提出するほうがやめられる確率がアップするといえます。

下手に相談するとやめることができなかったり、退職が長引く可能性があります。そのため、社会福祉士をやめる際には、忙しくない時期をみはからって早期に退職の意思を伝えるのがベターといえます。

また、できるだけ円満にやめられるように「親の介護」や「引っ越し」など、マイナスな理由は伝えないようにしましょう。

社会福祉士におすすめの転職先

占い師

占い師は信用のない職業と思われがちですが、占い師の本質は客の相談に乗り、解決案を提示して不安を解消させるセラピストやヒーラーとしての役割があります。

現代社会において、仕事や人間関係のストレスから精神に不安を抱える人達は数多く、相談できる相手がいない人にとって頼りになるカウンセラーといえます。

そのため占いなどの技術よりも、相手の話を理解する能力や包容力、冷静にアドバイスできる能力など総合的な人間力が求められるため、社会福祉士には適職です。

オンライン相談員

オンライン相談員は、障害者に限らずあらゆる人たちの悩みの相談に乗るため、人生経験の豊富さや対話力が必要です。

悩み解決のためには何度もやり取りをする忍耐力も必要で、社会福祉士の経験を活かしやすいといえます。

オンラインという気軽さや時間を気にする必要がないため、自分の生活習慣に合わせて働くことができるでしょう。

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