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楽器製作者をやめたい・転職したい。1人前になるまでには厳しい道程。

JOBSTEP 編集部
公開, 更新 , 職業別、いまの仕事から転職するには?

ギターやバイオリン、ピアノなどを製作する楽器製作者は、クラフトマンとしての才能もさることながら音楽や楽器に対する知識や音を感じるセンスも必要とされる職業です。

楽器製作者になるには大学や専門学校などで専門的な勉強をして楽器メーカーなどに就職することが一般的ですが、個人の工房へ弟子入りする方や自分の工房を持つ方も。

日本でも、2006年のヴィエニアフスキーコンクールでの日本人としての初優勝、また2007年のチャイコフスキーコンクールでのゴールドメダルを獲得したヴァイオリン製作者の菊田浩氏などをはじめ数々の楽器製作者が活躍しています。

今回は楽器製作者をやめたいと思ったきっかけやおすすめの転職先について紹介していきます。

楽器製作者をやめたい・転職したいと思ったきっかけ

長い間修行を積んでいく

楽器製作者は知識やデザイン性、手先の器用さなどクラフトマンとしての資質だけではなく、微妙な音の狂いも見逃さない音感や音楽的なセンスも必要です。

とくに独立してオリジナルの楽器を製作するとなると、海外留学で経験を積み感性を磨いていくだけではなく、大成するまでの間情熱を維持しなくてはなりません。

楽器に関する様々な専門知識が必要になるため、日々勉強し続けなければならず、仕事とプライベートのオンオフを切り替えることが難しい職業です。

生計を立てられない

楽器をいくら製作しても世に認められなければ生計を立てることが難しく、生活のためにやめざるを得ない方も少なくありません。個人で楽器製作をおこなっている方は、知名度が出るまでにも長い時間がかかります。

またメーカーと異なり手作業で進めていくため、1つの仕事にかかる時間も長く、引き受ける仕事の数にも制限がかかってしまいます。量をこなしてくことができなければ、なかなか収入も上がらず楽器製作者1本での生活は困難です。

楽器製作者におすすめの転職先

楽器メーカー以外の音楽業界

楽器製作者は楽器や音楽に興味があるだけでなく、知識やセンスも必要とされてる職業です。

音楽業界といってもメディア番組の制作やレコード会社、音楽配信をおこなっている企業など、様々な業種がありますが、楽器製作者として培った知識や経験はこのような業界で働くうえで役に立つことは多いでしょう。

楽器製作者だった経歴は、営業職などでもクライアントの信頼感を高める要素となります。

また音楽好きで楽器製作者を目指した方の中には、演奏する側の立場になりたいと考え、製作業務から演奏者を目指す方もいます。自分で製作した楽器を用いて演奏することで、知名度を上げることもできます。

機械エンジニア

機械設備の設計・製作・運用などを行う機械エンジニアは、機械関係の複雑な構造を理解する必要がある技術職であり、細かい作業も多いため向き不向きがはっきりしている職業でもあります。

しかし楽器製作者の業務は細かい作業も伴う上、楽器の設計から製作までの流れを経験しているため、機械エンジニアとも親和性のある業務行程なのです。

知識面では1から勉強する必要はあるものの、入り込みやすい業界ともいえます。技術職は需要が高いため求人も多く、正社員となれば安定した収入を得ることができます。

楽器製作者から転職するならマイナビエージェント

転職を少しでも検討しているなら、まずは転職サイトに登録して、条件に合う仕事があるか見てみましょう。

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転職する前に考えておくこと

楽器製製作者は異業種に転職することもできますが、クラフトマン的な側面とアーティスト的な側面から培った知識・技術を直接的に活かすことができる職業は多くありません。

そのためいったん自分の経験を見直して、自分が楽器製作者として学んだことを、「どのように活かすことができるか」をアピールできるように準備して転職活動に臨まなければなりません。

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