夜勤のある仕事19選。夜に働く仕事をまとめて紹介

JobStep編集部
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厚生労働省の調査によると、雇用者に占める深夜業従事者割合は平成9年13.3%、平成14年17.8%、平成19年17.9%、平成24年21.8%と一貫して増加しています。平成24年では1,200万人(労働人口の5人に1人)の労働者が深夜業に従事しているという統計結果がでました。

夜勤の定義やシフトの形態は職業によって様々ですが、労働基準法上は22時から翌日5時までの間が深夜労働の時間帯として定められており、この間の労働に関しては基本時給に対して25%増しの金額が支払われることになります。そのため短期間で稼ぎたい人には、夜勤はおすすめといえるでしょう。しかし深夜に働くことで、生活リズムが崩れ、体調不良を引き起こしてしまう可能性もあります。

そのため、夜勤を始めるには一定の覚悟や準備が必要になってくるでしょう。その時に気になるのが、夜勤がある仕事にはどのようなものがあるのか、自分が就く仕事は夜勤があるのかということ。

実際に求職・就職の際に役立てられるように、夜勤のある職業とのその働き方について以下にまとめました。

看護師

夜勤が多い職業として最も連想されやすい職業はやはり看護師でしょう。

勤務する病院の大きさや担当する科によって夜勤の有無・頻度は異なり、病棟がある大型病院の救急科・神経内科・血液内科・消化器外科・心臓血管外科・産婦人科など、救急や患者の容態が急変する恐れがある場所では、常に人員を配置している必要があるので、深夜勤務が多くなります。

看護師は二交代制(24時間を12時間ずつのシフトで対応する仕組み)を敷いている病院と三交代制(24時間を8時間ずつのシフトで対応する仕組み)を敷いている病院がありますが、いずれも昼のみ・夜のみに働くシフトはないので、毎日同じ時間に働けないといった苦労があります。

夜勤の仕事内容は、主に定期的な見回り、翌日の診療の準備、入院患者の看護です。緊急のナースコールの対応のようなトラブルが起きなければ昼勤務ほど忙しくないと言われることもありますが、実際には患者の急変や救急搬送がない日は少ないので、常に気を張っている必要がある職業です。

仕事は大変ですが、看護師は基本給が高い上に夜勤手当が付くので、給与面では比較的恵まれていると考えることもできます。

なお、小さな診療所や心療内科、小児科、眼科、手術室担当など、夜勤がない部署も存在します。

また、医療系の職業では看護師以外にも夜勤がある職業が多く、同じ病棟で働く医師、薬剤師、検査技師、放射線技師なども夜勤がある職場があります。

介護士

医療系の職業と並んで、福祉系の職業も夜勤がある仕事の定番です。

介護士とは、介護福祉士の資格などを保有している人であり、主に高齢者など生活において介助が必要となる人の生活補助を行うことが仕事になります。そして特別養護老人ホームや介護老人保健施設といった、要介護者が宿泊する施設に勤める介護士は夜勤があります。

仕事内容としては、入居者の夕食・入浴対応、深夜帯の定期的な見回り、入居者の急変への対応です。病棟ほど急変が起きる環境ではありませんが、施設内の利用者の状況を常に把握しなくてはならないという意味では緊張感のある仕事といえるでしょう。

介護の仕事は力仕事でとても大変ですが、その分時給がいいです。また、資格がなくても介護士の仕事を始められる職場が多いので、働き先としての人気は高くなっています。

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警察官

医療・福祉と並んで、保安や治安維持に関わる仕事も夜勤がある仕事です。

警察組織は地域の治安維持のために24時間365日稼働しており、数日に一度、当直と呼ばれる警察署に宿泊する勤務シフトが組まれます。

部署にもよりますが、警察官の夜間の主な仕事は夜間パトロールや緊急出動です。交通量が多い場所や繁華街などを見回り、事件が起きたら現場へ急行します。

警察官は非番の日も緊急出動が掛かる可能性があるので、所轄の館内から出ることはできません。

同様の働き方をしている職業としては、消防士が挙げられます。

また、自衛隊や海上保安庁、刑務所の職員なども、警察官に近い働き方をしています。

コンビニ店員

サービス業も深夜勤務が多い職業のひとつです。

深夜のコンビニバイトは時給が高い上に、来客数が少なく、比較的楽な仕事と言えるでしょう。

来客数が少ない分、清掃や品出し、翌日の営業の準備などがあり、覚えなくてはならない仕事は多いですが、接客をする必要がないので、あまり人と話さずに仕事をしたい、一人で黙々と作業をしたいといった人におすすめです。

注意点としては、深夜のコンビニなので防犯や治安面を警戒しなくてはならないといった側面があることです。コンビニは必ずセキュリティシステムを導入しているので過度に不安視する必要はないですが、それでも態度の悪い客や泥酔した客が来店する可能性も否定できません。

そのようなトラブルをできるだけ避けたいということであれば、繁華街やロードサイドの店舗を避けて、ビジネス街や住宅街にあるコンビニを選ぶとよいでしょう。このようなコンビニは特に来客数が少なくなるので、自分の作業に集中できます。

また、24時間営業のスーパーの店員もコンビニと同じく、深夜勤務であれば接客よりは品出しや清掃などが業務の中心になります。

飲食店

同じくサービス業としては飲食店も深夜勤務がある店舗が多いです。

仕事内容や忙しさはその飲食店によって異なり、ファミリーレストランやファストフード店などであれば上述したコンビニのように清掃などの仕事が中心になり、居酒屋やバーなどであれば一人ひとりのお客さんと深くコミュニケーションをとることがメインの仕事になる職場もあるでしょう。

また、深夜の飲食店はアルバイトを掛け持ちしている学生などが、多く働く場所でもあります。若い人たちと一緒に働きたいのであれば、おすすめの職種です。

水商売

ガールズバー・キャバクラ・スナックなども深夜の仕事が中心になる職業です。これらの職業は未経験者でも採用されやすいうえに、働き方の自由度が高く、時給が高いことでも知られています。

一般的には女性の求人が多いイメージがありますが、男性でもフロアスタッフやボーイ、ドライバーとして勤務することができます。

カラオケボックス

カラオケボックスの仕事も夜勤があります。深夜なので酔ったお客さんの対応をしなければいけない場面が多くなります。また日勤に比べて部屋の清掃業務の負担も大きくなるケースがあります。

ただし平日の深夜は比較的お客さんも少ないです。人がいないとやることもないため、バイトをしながら自由な時間を過ごすことができます。慣れてくると、意外と楽な仕事といえるでしょう。

漫画喫茶

漫画喫茶にも夜勤があります。お客さんの受付業務や、掃除、マンガ整理などが主な仕事になります。

基本的に仕事自体は日勤と変わりませんが、お客さんの出入りが少なくなるので、必然と仕事量は減ります。もともと静かな漫画喫茶で、さらに人の出入りが少ない夜間なので、静かな環境で働くことができます。

ただしスタッフ同士も静かにしなくてはいけないため、楽しくおしゃべりして働きたいと考える人には向かいないでしょう。

ホテル業

夜勤があるサービス業としてはホテルスタッフも挙げられます。ホテルでの夜勤は、22:00~翌朝8:00までが一般的な勤務時間になります。

主な仕事は事務仕事やフロア・風呂場の清掃、朝食の準備などです。夜勤務は昼勤務と違い、客の対応数は少なくなるため適宜休憩をしながら働くことができます。

ビジネスホテルや、リゾートホテルなど、場所によって業態や業務内容が変わってくるため、注意をしましょう。

またホテルによって、二交代制をとっているのか、三交代制をとっているのかによっても、勤務時間や給料が異なってくるので、自分の条件に合うホテルを選ぶことが、仕事探しのポイントです。

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工場勤務

工場のように設備の稼働を止めることができない職業も夜勤が存在します。

工場と一言で言っても、自動車・食品・製鉄・家電・半導体など、さまざまなものがありますが、いずれの工場でも多くの場合は交代制という勤務体制になっており、早番・遅番・夜勤のいずれかの時間帯を交代で勤務することが一般的になっています。

工場での夜勤の仕事内容は日中とは変わらないところが多く、製品を組み立てたり、作ることが主な勤務内容です。

さらに夜間は軽作業が多いです。自分が担当する部分の業務を繰り返し行っていくだけなので、特に周りの人たちとコミュニケーションを取る必要もありません。自分で黙々と作業をしたい方にはとてもおすすめの仕事です。

物流センターなども同様の理由で同様の働き方をしています。

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コールセンター

コールセンターの仕事は大体が日中の仕事ですが、最近では年中無休の営業をしているところも多く、夜勤もあります。

クレジットカード会社や携帯電話会社、ロードサービスを提供しているような保険会社などでは、深夜でもコールセンターを運営している会社が多くなります。

仕事内容は日勤と変わりませんが、夜勤であれば1,600円~2,000円近くの金額を稼ぐことができます。また夜間は電話がかかってくることが少ないので仕事自体も日勤に比べて楽な場合が多いです。

システムエンジニア

システムエンジニアも、夜勤が多い職種のひとつ。基本的にユーザーがサービスを利用しない、深夜にシステムのアップデートや修復をおこなうため夜勤が多くなるのです。また、システムにトラブルが発生したり、案件が炎上して納期まで時間がない時も、時間に関わらず対応することがあるため、深夜に出勤することになります。

ネットワーク環境の管理や、アップデート作業など、仕事は多くて忙しいですが、給与は平均年収480万円と、比較的高給取りな仕事といえます。

急な対応がある代わりに、フレックスタイム制を導入している会社も多いため、プロジェクトの繁忙期でなければ比較的自由な働き方をすることができます。

ガス会社・電力会社

システムの保守という意味では、インフラ系の企業にも夜勤が存在する部署があります。

電気やガスは社会の重要なインフラであり、トラブルが起きた時にはすぐに対応する必要があるため、ガス会社では保安部門、電力会社では配電部門・火力部門・原子力部門などで3交代制の働き方がとられています。そのため、日によって夜勤・準夜勤になることがあるでしょう。

大卒・院卒などであれば現場作業をすることは少ないですが、その現場の指揮・監督をしなければならないので、夜勤は必ず発生します。

空港職員

インフラという意味では交通機関を外すこともできません。

成田国際空港、東京国際空港、関西国際空港などの大きな空港では24時間発着陸が行われており、多くの人が稼働しています。

パイロット、キャビンアテンダント、航空管制官はもちろん、入国管理局局員、税関職員、検疫職員など、空港で働く職員のうち多くの職種では交代制の勤務形態を採用しているため、夜勤が発生しています。

また、空港職員と同様に、電車・地下鉄で働く職員にも交代制の夜勤シフトが存在しています。

タクシードライバー

交通機関の夜勤は空港や電車のみならず、自動車でも同様です。タクシードライバーも深夜勤務が多い仕事の代表格といえるでしょう。

お客さんをタクシーを運転して目的地まで送り届けることが仕事です。タクシー業界は、人手不足が深刻になっているため比較的就職しやすい職業であるといえます。車を運転するため、普通第二種免許が必要になりますが、それ以外に特に資格やスキルは必要ありません。

終電に間に合わず、公共交通機関での移動ができなくなった人が利用することが多く、都心部では多くの人に利用されるため、稼ぐ機会は多いでしょう。

ただし酔っ払い客などを乗せなければいけないこともあるため、決して楽ではないといえます。

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トラック運転手

トラック運転手は、運送会社の社員として、出荷先から受取人のところまで荷物を運送することが仕事です。道が比較的空いている深夜の時間を利用して、物を運ぶことが多くなっています。

何を運ぶのか、どのくらいの距離を運ぶのかは職場によってさまざまです。トラック運転手と聞くと、男性が働く仕事とイメージする人が多いかもしれませんが、最近では女性ドライバーも増えています。

トラック運転手になるには、大型二種免許が必要になりますが、運送会社や物流会社に就職すると、免許取得の費用を負担してくれるところもあります。

ガソリンスタンド

このような運送業の車を支えるガソリンスタンドも24時間営業を行っています。

ガソリンスタンドは、ガソリンスタンドに来たお客さんの車に給油をおこなったり、洗車をしたりすることが仕事になります。

勤務場所によって勤務時間や形態は異なりますが、夜勤がある場合もあります。もともと時給がいいガソリンスタンドなので、夜勤ではもっと稼ぐことができます。日給の給与が時給1,300円であれば、夜勤をすると1,950円程度の額が支払われることになるでしょう。

また、深夜帯のガソリンスタンドは1人で勤務する場合も多く、人間関係に悩むことなく仕事ができるというメリットがあります。

ガソリンスタンドと同じく、高速道路のサービスエリアも24時間営業なので、ここで働くスタッフにも夜勤があります。

新聞記者

新聞記者も部署によっては実質的な夜勤があります。

文化部や科学部、生活部、校閲部などは日勤のみで仕事を終えることができますが、社会部、政治部、経済部などでは事件が起きれば24時間体制でその内容を追って報道しなければなりません。

大きな事件が起きない日はないと言っても過言ではないうえに、物事の本質にたどり着くための取材に終わりはないので、これらの部署は部署内で交代制のシフトをつくり、忙しく働いています。

テレビ局

新聞社と同じくメディア会社であるテレビ局も夜勤があります。テレビ局の夜勤にはいくつかの種類があり、まずは24時間放送を行うための放送を担当する部署には必ず夜勤があります。また、報道もテレビ局の大事な仕事なので、新聞記者と同じく報道をおこなう部署には常に人員が待機しています。

これに加えて、ドラマの制作の期限が迫っている時には昼と夜で同時進行で撮影を行うことがあるので、テレビ局の社員は残業というかたちで夜も働くことがあります。激務で知られる業界ならではの働き方といえるでしょう。

夜勤のメリット・デメリット

夜勤のメリットは上記でも触れているように、22:00~5:00までの時間に働くと深夜手当がもらえることでしょう。この深夜手当は、労働基準法で支払いが義務付けられているため、どんな企業で働いても、深夜帯の時間における賃金が25%割増になります。

また夜に働くことで、日中は自由な時間になります。病院や銀行にも行きやすいでしょう。さらに家族との時間も作りやすくなります。

夜勤のデメリットは、睡眠不足により、昼夜関係なく続く片頭痛と眠気が襲うこと。さらに体調も崩しやすくなります。カリフォルニア大学の研究によると、睡眠時間が6時間の人が風邪をひく確率は、通常の人の4倍以上という結果もあります。

夜間勤務をおこなうときの注意点

上記でも触れたように夜勤勤務をおこなうと、生活リズムが崩れ、体調を崩しやすくなります。そのため、睡眠・食生活に注意をして、体調管理には気をつけなくてはいけません。

帰宅後は遮光カーテンなどで、しっかりとした睡眠を取れるように注意すること。さらにバランスの良い食生活を送れるように、サプリメントなどもうまく活用することが大切です。

また、夜勤は仕事のミス・事故が引き起こるリスクがあがるため、いつも以上に注意を払って働くことも大切でしょう。向き不向きがあるため、自分の体に合わせた働き方を考えてみてください。

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夜勤は体力的にも、精神的にも疲れます。しかしその分時給が上がり、日勤よりも高い給料を得ることができます。

また、時給がいいだけでなく、日勤よりお客さんが来る機会が少ないといったような、夜勤ならではのいいところもあるのでとても魅力的と言えるでしょう。自分のできる範囲で夜勤の仕事を始めてみるといいかもしれません。

どの夜勤の仕事が自分に合っているのかわからない場合は、プロのキャリアアドバイザーに相談をしてみましょう。転職エージェントは、求人情報が集められるだけではなく、キャリアアドバイザーが転職をサポートしてくれるのが特徴です。

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