保育士を目指すメリット・デメリットとは?免許を持っていれば、就職で困ることはない

JobStep編集部
公開, 更新 , 保育士

厚生労働省の調べによると、2013年時点での保育士数は40万9,000人となっています。そのうち8割を占める30万8,000人が正社員として働いています。さらに近年待機児童問題などもあり、保育士の需要は高まりつつあります。

保育士は毎日子どもと関われる幸せな仕事でもあります。子ども好きにとっては天職といえるでしょう。

ただし保育士になるには国家資格が必要で、働くことは簡単ではありません。保育士を目指すことには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

保育士を目指すメリット

1人で食べていく分には困らない

薄給だと思われがちな保育士ですが、実は認可保育園などでは住宅手当が半分程度、交通費(ガソリン代含む)も丸々出る場合が多いです。少ないながら残業手当も出ますし、ボーナスだって確実に一か月分はもらえます。

年収は少なくとも250万以上にはなりますから、一人で暮らしていく分には十分。認可保育園は福利厚生も厚く、厚生年金も社会保険もかけてくれるので、老後も安心です。

夜勤もあるから高給取り

子どもや家族を養わなければならない場合、流石に認可保育園の給料では足りないでしょう。しかし、保育士は保育園勤務の保育士だけが仕事ではありません。

施設保育士や、24時間保育園や企業付きの保育士などは、認可保育園よりも良い給料・条件で働くことができます。夜勤手当まで加えると、月に25万を超えることも夢ではないのです。

実はシングルマザーが多い

実は看護師同様、シングルマザーで保育士をする人が多いのです。夜勤のある施設保育士や福利厚生の厚い認可保育園なら、十分に子どもを養うことができます。

仮に離婚して子どもがいるおひとりさまになったとしても、保育士免許さえ持っていればお金に困る心配はありません。

就職に困らない

保育士免許を持っていれば、日本のどこに行こうとも必ず就職口が見つかります。「地元で嫌な事があったから、他の土地に行ってみたい」「自分の好きな土地で一からやり直したい」と思い立った時、少し探せばすぐに就職口が見つかるのが保育士です。

また保育士は離職率が高いので、退職を繰り返しても一般企業に比べて悪い評価はされず、たとえ前の職場を辞めてから1年以上の空白期間があったとしても、就職口は見つかります。

仕事が嫌になってしばらくのんびりしたとしても、働きたくなった時にすぐ働けるので安心ですよね。

選択肢が広い

保育園勤務の保育士だけではなく、託児所保育士・院内保育の保育士・アミューズメントパークの保育士・最近だとカフェに併設された保育スペースの保育士など、働く場所の選択肢がかなり広いのが保育士免許の強い所。

保育園勤務が嫌になったとしても、院内保育など全く別のジャンルへの転職も可能なのです。

時間の融通が利く

保育士は、午前中勤務、午後勤務、正規の先生がお休みの時に代わりに入る代替え、短時間勤務など、働く時間を指定する事ができます。

体調を崩した後で復帰を目指してまずは短時間からといったパターンや、シングルマザーで子どもがまだ小さいから短時間だけというパターンなど、自分の都合に合わせた勤務時間が選べるのが魅力です。

婚活市場では引く手数多

独り身でも食べていくには問題ありませんが、結婚したいと思った時も保育士は得なのです。転職に有利で就職に困らす、自分の子育てにも上手に対応していけそうな保育士は、婚活市場においてかなり人気があります。

気が変わって結婚したくなってもすぐに出来る、それも保育士免許の強みです。

保育士を目指すデメリット

激務

保育士は勤務時間が長いことで知られています。基本的な勤務時間は一般的な労働者と同じ8時間ですが、膨大な仕事量や非効率的な働き方が原因で、残業や持ち帰り仕事が多く、定時で帰れることはめったにありません。

また、昼休みも昼寝をしている子どもの世話をしながら休むことになるので、ほとんど休めません。子供相手の仕事ということもあり、業務中には常に何かしらのトラブルが起きているので、非常に体力が必要になる仕事です。

お盆やGWなどの長期の休みも保育園は開いているので、まとまった休みを取ることもできません。年間休日は104日程度で、有給休暇も取りにくいです。

給料が安い

特に私立の保育士の場合、長時間の重労働が必要になる割には保育士の給料は安いです。昇給の機会が少なく、昇給幅も小さいので、20代のうちに月給が20万円に届くことは少ないです。

人並みの給料を得るためには役職がつくまで待たなくてはなりません。

人間関係が面倒

保育士は、子供だけでなく、保護者や同僚、地域の人など、多くの人と関わる仕事です。

言うことを聞いてくれない子ども、難しい要求をする親、考え方の違いや年齢のギャップですれ違ってしまう同僚など、人間関係に嫌気が差して、保育士の仕事自体が嫌になるという場合があります。

つぶしが利かない

保育士という仕事をキャリアの最初に選ぶと、他の職業に転職しにくくなります。そういった意味で、保育士はつぶしが利かない職業と言えるでしょう。

一般企業勤務であればPC操作などの業務が共通しているので、他の企業・業界に転職しやすいですが、保育士の仕事内容が他の職業に活かせるというケースは少ないです。

関連した記事

保育士の結婚事情。結婚するとき、人間関係を悪化させないためのポイントとは?

保育士は女性社会。結婚をするにも気を使わなくてはい...

2019年07月29日, 保育士

保育士は年度途中で退職してもいい?辞めるときに注意するべきポイント

厚生労働省の調査データによると、2013年の保育士...

2019年07月29日, 保育士

いま話題の記事