漫画と関われる仕事6選。日本の文化になりつつ漫画を支えられる仕事はたくさんある

JobStep編集部
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情報メディア白書によると、新刊マンガ単行本を発刊した漫画家は、2010年で約6000人。そして出版月報によると、年間に発刊されるマンガ単行本数は、2014年では約1万2,000冊といわれています。

毎月新しい漫画本が1,000冊、1日30冊販売されていることになります。

2018年にも、『キングダム』累計発行部数は3,600万部。『僕のヒーローアカデミア』累計発行部数は1,700万部。『はたらけ細胞』累計発行部数は300万部と、人気漫画が次々誕生しています。

笑わせてくれたり、自分の人生を見つめなおさせてくれたり、頑張る勇気をくれる漫画。そんな漫画は最近では、紙だけではなくスマホなどでも楽しめるようになてきています。

出版業界は好調ではありませんが、漫画や書籍が無くなる事は決してないでしょう。そんな日本の文化になりつつ漫画に関わる仕事は、決してマンガ家だけではありません。ほかにはどんな仕事があるのでしょうか?

漫画家

漫画家は、マンガを書く職業を指します。週刊誌や月刊誌などの雑誌や、単行本として出版されたり、最近ではマンガアプリに掲載をする漫画家も増えています。絵が上手いことはもちもん、これまでにはないストーリー構成・キャラクター設定などが求められます。発想力・想像力・集中力・先見性などが必要になるでしょう。

基本的に漫画家になるには、漫画雑誌が主催している大会に出て新人賞を取るか、自ら出版社へ持ち込み営業をするかの二択になります。漫画家を目指す人は多いため、それなりの覚悟が必要になるでしょう。

漫画家として働く魅力は?

大好きなマンガを自ら描くことができる漫画家は、マンガ好きにとっては憧れの職業です。有名になれば、単行本化や、アニメ化、映画化される可能性もあります。

そして魅力的な漫画を描けば、それだけ読者が増えていきます。ときにはファンから手紙をもらうこともあります。出版物の中でもこれだけダイレクトにファンの声が届くのは漫画くらいでしょう。また有名な作品を作ることができれば、世界中で名前を知られる可能性もあります。

漫画家アシスタント

漫画家アシスタントは、漫画家が漫画を描く補助をする仕事です。プロの漫画家になると、週刊誌に掲載するために新しいストーリーを考え、単行本用に綺麗に書き直すこともあり、毎日スケジュールに追われることになります。

売れっ子になればなるほど、1人では手が回らなくなるのです。アシスタントは、色塗り・ベタ塗り・背景の描写・効果線入れ・資料集めなどをおこなうことになります。アシスタントによって、任される仕事は異なります。

漫画家になりたい場合、好きな漫画家に弟子入りし、アシスタントをして経験を積み技術を磨くことが多いです。またアルバイト情報誌やマンガ雑誌で、アシスタントが募集されていることもあります。

週刊少年ジャンプで連載された大人気漫画『NARUTO-ナルト-』の作者は岸本斉史氏ですが、後継マンガである『BORUTO -NARUTO NEXT GENERATIONS-』はNARUTOのアシスタントを15年程度していた元アシスタントの池本幹夫氏が執筆しています。

漫画家アシスタントとして働く魅力は?

池本幹夫氏のようにアシスタントからプロ漫画家になるケースもあるというのが、漫画家アシスタントとして働くときの魅力でしょう。

間近でプロの漫画家の仕事を見ることができ、場合によっては憧れの先生からアドバイスやレクチャーを受けることができる可能性もあります。漫画を描く技術を学びたい人にはおすすめの仕事でしょう。

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マンガ編集者(出版社の社員)

マンガ編集者は、漫画に関わりたい若手世代が憧れる職種の1つです。漫画家が描いてきた作品を1番最初に読み、漫画家と一緒により面白い作品にするために修正を入れていく仕事です。

より魅力的な登場人物の設定や物語の構想などを、漫画家と一緒に考えていきます。マンガ編集者とマンガ家が二人三脚で面白い作品を作り上げていく職業となります。しかしただ面白いだけではなく、どうしたら売れるかなど、マーケティング的な視点も重要になります。

編集者になるための資格は特にありません。出版社と編集プロダクションに入社して、漫画編集者として、漫画家をサポートしていきます。漫画編集者は、1人で数人の漫画家を担当することになります。

漫画家編集者は、新人漫画家を発掘するのも重要な役目です。漫画雑誌の編集部には、数多の原稿が持ち込まれます。持ち込まれる作品の他に、web公開作品やイベント会場の作品などに目を向けて、可能性を秘めた作品を見出さなければなりません。

漫画家と一緒にヒット作を生み出す楽しさや自分が見つけた新人漫画家がヒット作品を生み出したりする喜びを実感できる職種といえます。編集者の平均的な年収は400万円です。

マンガ編集者として働く魅力は?

マンガ編集者は最も漫画家の近くで仕事ができる職業です。世の中に出す作品を漫画を一緒に決めていくことができる仕事でもあります。

漫画が好きな人にとっては、まさに天職といえるでしょう。

さらにサイン会やアニメ化の打ち合わせなど、作り上げてきた漫画の認知度をあげるための企画も立てます。漫画がヒットしたときの嬉しさは何にも変えられない大きな喜びになります。

漫画アプリ運営会社の社員

Mobile Indexが2018年におこなった調査によると、『LINEマンガ』売上高218億円、『ピッコマ』売上高57億円、『少年ジャンプ+』売上高24億円となっています。さらに出版科学研究所によると、2017年紙版漫画の売上を電子コミックスが上回っています。『LINEマンガ』などの漫画アプリの影響は、いま漫画市場に大きな影響を与えているのです。

不調といわれる出版業界を目指すのであれば、漫画アプリを運営している会社への入社を検討するのもいいかもしれません。

『LINEマンガ』を運営するLINE株式会社、『ピッコマ』を運営する株式会社カカオジャパン、『comico』NHN comico株式会社など、漫画アプリを運営する企業は少なくありません。各会社の採用ページから、募集要件などを確認してみるのもいいでしょう。

漫画アプリは基本的に、既存の漫画をアプリ(電子コミック)として配信しているもの、アプリ会社が漫画家を募集し新規連載させるものの2パターンがあります。前者は小学館などの出版社が運営していますが、後者はITベンチャー企業などが運営していることもあります。未経験でも採用してもらえる可能性はあるでしょう。

漫画アプリ運営会社の社員として働く魅力は?

漫画アプリを運営しているIT会社へ就職をした場合、自らが漫画家の発掘・漫画の編集・ディレクションなどをおこなえることになります。

出版社は営業職・編集者と業務を分担していることが多いため、漫画アプリ運営会社で働くとマルチで仕事をできるでしょう。また漫画家を複数名担当することもあるため、いろいろなジャンルの漫画と関わることも可能です。

最近では漫画アプリで人気になったものが、コミックとして出版されるようなこともあり、漫画家の卵と出会うことができるというのも漫画アプリ運営会社で働く魅力でしょう。

アニメシナリオライター

アニメシナリオライターは、人気漫画に沿ってアニメの構想とあらすじをを考える仕事をすることもあります。オリジナルストーリーの場合、原作ベースのストーリーを考える場合の2種類があります。

アニメなどでは、シナリオライターが重要な役割を果たします。面白い作品にするためには文章力だけでなく構成力が必要になります。シナリオライターには、文章表現能力や作品の構成力や発想力を求められますが、特に必要資格はありません。

監督と一緒に考えて作り上げるものですが、セリフを考えたり、キャラクターを動かすのはシナリオライター自身です。そのキャラクターの台詞や行動に感動してもらえるとやりがいを覚えます。

アニメのシナリオライターは、1話について約20万円前後で、1クールの場合、200~300万程度の給与になっています。

アニメシナリオライターとして働く魅力は?

アニメシナリオライターは、漫画が原作のアニメストーリーを考えるとき、漫画家とアニメプロデューサーと打ち合わせをしながらストーリーを決めていくことになります。

人気漫画のサブストーリーを自分が作っていくことになるため、もちろん原作の漫画を深く知っておくが大切になります。漫画の世界観・キャラの個性を生かしてオリジナリティ溢れるシナリオを考えるのは、漫画好きにとって大きな喜びを感じられること間違いありません。

キャラクターデザイナー

キャラクターデザイナーは、ゲームやアニメなどのキャラクターをデザインする仕事です。原作の世界観を生かして、デザインしたり、白紙の状態からオリジナルキャラクタを作り出す場合もあります。

人物だけでなく、動物や植物や建物などいろいろなモノをモチーフにしたキャラクターを作り上げていかなければならないので、豊かな想像力やレベルの高い描画力が求められますが、特に必要な資格はありません。

自分が手掛けたキャラクターの人気がでると、関連グッズが商品化されたり、別の作品に使われたりして、たくさんの人から愛される存在になります。年収は300万円~600万円程度になります。

キャラクターデザイナーとして働く魅力は?

漫画のキャラクターをアニメ化するときにも、キャラクターデザイナーは必要になります。漫画では表現されにくい、衣装の配色・動き方の特徴など細かいところまで、漫画家と話し合いながら決めていきます。

また漫画がアニメ放送化されると、アニメが漫画に追いついてしまうことも。その場合はアニメ限定のオリジナルストーリーが放送されるのが一般的です。アニメオリジナルストーリーでは、アニメにしか出てこない限定キャラクターが登場することもあります。そのときにもキャラクターデザイナーは活躍するのです。

漫画読者が思い描いているようなキャラクターを作り出すのに、キャラクターデザイナーの存在は欠かせません。漫画の中のキャラクターを、さらに魅力的にできる職業でしょう。

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