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アニメに関われる仕事。漫画家やアニメーター以外にも、関われる仕事はたくさんある

JOBSTEP 編集部
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日本動画協会によると、2017年日本アニメ産業の市場規模は2兆1527億円。この数字は、前年比で8.1%増となり過去最高で、8年連続増となっています。

とくに海外での日本アニメ市場は、2016年と比べ29.6%増。総額で9,948億円を達成しています。

鳥山明氏作の『ドラゴンボール』はアメリカ・ブラジル・イタリアをはじめとする計70カ国以上で放映されています。またプロサッカー選手のフェルナンド・トーレス氏や、元フランス代表のジダン氏などは、『キャプテン翼』の影響でサッカーを始めたと公言しています。

ほかにも2012年には、大人気漫画アニメ『NARUTO-ナルト』のキャラクターである「うちはイタチ」が死んだことにショックを受け、ロシア人の14歳の少年が自殺する事件も発生しています。

このように日本のアニメが、世界に与えている影響は大きいといえるでしょう。アニメは日本にとって、誇れる文化の1つです。そんな海外ブームなどにも影響を受け、将来はアニメ関係の職業に就きたいと考えている人も多いでしょう。

そこで今回はアニメに関われる仕事を紹介します。

アニメ監督

アニメ監督とは、アニメ制作をするときの総責任者です。脚本家のストーリーをもとに、作品構想を考えてアニメ化していきます。

またすでに漫画として世の中に出ている作品をアニメ化するときにもアニメ監督は活躍します。漫画家と話し合いをおこないお互いに相違が無いようにアニメを作成していきます。

アニメ監督は、企画段階から放送するまでのすべてを統括するため、アニメーションの出来栄え・人気さは、監督によって左右されるといっても過言ではありません。

多くの人をまとめて動かなくてはいけない職業のため、マネジメント能力・経験・コミュニケーション能力・先見性などが求められますが、アニメを自分の手で作っていくことができます。

アニメ監督として働く魅力は?

アニメ監督は、アニメ制作をするうえでの責任者です。基本的に何事に関しても決定権があります。自らの手でアニメを作成している感覚を最も実感できる職業だといえます。

クライアント企業者・アニメーター・シナリオ作家・漫画家・色彩スタッフ・イベント運営会社などさまざまな人関わりあって仕事をしていくため、新しい出会い・知見を日々増やしていくことができる仕事でもあります。

1アニメの1話を作るのには制作サイドだけでもおよそ100名の人が関わっているといわれており、その人数を正しく適切に動かすのはアニメ監督の腕の見せ所であり、面白さでもあります。

アニメーター

アニメーターは、キャラクター・背景などを1枚1枚の絵に描く仕事です。アニメを作る際、企画・シナリオ作成・キャラクター構成・色付け・仕上げ・撮影などいくつもの工程がありますが、アニメーターは、原画や動画の作成を主に担当します。

原画や動画の作成は、アニメの本格的な制作段階になります。アニメはパラパラ漫画のように作られているため、アニメのひとコマひとコマを一定のクオリティーで大量に作っていかなくてはいけません。

大学・専門学校で専門知識を学び、アニメーションの制作会社やスタジオに就職し、アニメーターとしての一歩を踏み出す人が多いです。

アニメーターとして働く魅力は?

アニメを作るために、アニメーターの存在は絶対に欠かせません。自分が手がけた作品が実際にテレビで放送され、多くの人々から反響をもらえることがアニメーターとして働く魅力です。最近では放送直後にSNSやネットで話題になることも少なくなく、視聴者の反応がやりがいに変わります。

また上記でも触れたように1つのアニメを制作するのに100名以上の人が関わっています。チームで団結して働くことができるのも、この仕事の魅力といえます。

アニメーターとして実力をつけていくと、演出・シナリオを担当させてもらえることもあり、アニメ監督を目指すことも夢ではありません。

声優

声優の仕事は、アニメや海外映画の吹き替え、ゲームのキャラクターの声などを担当します。キャラクターになりきって、そのイメージを崩さないように声を使い分けていきます。有名なアニメ声優には、花澤香菜氏・沢城みゆき氏・竹達彩奈氏・三森すずこ氏・神谷浩史氏・小野大輔氏・杉田智和氏・宮野真守氏が人気です。

アニメーションのキャラクターの口に合わせて声を出すのは技術が必要です。そのため第一線で活躍している声優は、きちんとレッスンを受けてスキルを磨いています。

声優は、プロダクションに所属している人がほとんどで、最初のうちはオーディションを受けて合格しなければ仕事はありません。実績があがり、人気が出てくると定期的なアニメの仕事が入ってくるようになります。

30分番組で、ランクごとに1万5千円~4万5千円が相場です。テレビ番組やCMのナレーションになると1本につき5万円~6万円程度のギャラになります。1年間のレギュラー1本で150万ほどといわれています。

声優は特別な資格や学歴は必要ありませんが、実力勝負の世界なので、次から次へと若手の実力派声優が活躍します。

声優として働く魅力は?

声優はいろいろな役を演じられるのが魅力でしょう。普段の自分ではない人間になりきることができます。

アニメだけではなく、映画・ドラマなどの吹き替えを担当することもあります。さらに最近の声優人気は凄まじく、ユニットを組んでライブをおこなったり、自分のラジオ番組を持ったり、雑誌やテレビに出演することもあります。

そして人気になれば年齢に関わらず働くことができる職業でもあり、実際に2015年に亡くなった白川澄子氏は80歳まで『サザエさん』の中島弘や、『ドラえもん』の出木杉英才などの役を演じていました。

彩色スタッフ(ペインター)

アニメ業界では、動画に彩色して仕上げる彩色(デジタルペイント)という仕事があります。彩色スタッフは、アニメーターが描いた絵に色を塗っていく仕事です。

仕事の進め方としては、アニメの動画素材をデジタルデータ化し、アニメーターの指示に従って、彩色を正確かつ丁寧おこなっていきます。アニメの彩色の仕事は、細かい箇所まで正確におこなう必要があります。

研修生制度がある会社では、4カ月間ほど研修がおこなわれます。1から技術を身につけて、研修終了後に作品の作業に入っていくことになるでしょう。研修期間の月給16万円です。一人前になれば月収28万円~40万円程度になります。

彩色スタッフとして働く魅力は?

色彩スタッフはアニメに命を吹き込む仕事ともいえます。漫画をアニメ化する際、アニメ化することによって作品の画風が変わることはありませんが、色彩に関しては読者がイメージしているものと変わってしまうこともあります。

基本的に漫画は白黒なので、作品のイメージを崩さないように色を決定していくことが非常に重要になります。アニメ監督や漫画家との打ち合わせも少なくなく、慎重さが求められる仕事でもあります。

この緊張感が色彩スタッフとして働くうえでの魅力といえるでしょう。

アニメグッズの販売管理

アニメは地上波だけでなく、インターネットやBS放送などでも放送されています。そして人気アニメ番組は、マグカップ・缶バッチ・カレンダー・ハンカチ・ノート・ファイル・筆箱などのグッズが販売されます。

アニメグッズを中心とした商品開発を手がける企業は、既存の作品から新しく公開になる作品までのアニメのオリジナルキャラクターの商品販売を手掛けます。企業で制作しているアニメグッズの在庫管理や収益管理など、アニメに関わる商品の売り上げの管理が主な業務になります。

アニメグッズの販売管理につくには資格は必要ありません。学歴なども関係ないため、転職サイトなどで求人が出されることも多いです。正社員の雇用で月収20万円、時給の場合1,600円程度でしょう。

アニメグッズの販売管理者として働く魅力は?

基本的にアニメ関わる仕事は、何かしらの資格・スキルが求められることが多いですが、アニメグッズの販売会社に勤めるのは未経験者・無資格者でも問題はありません。ただし始めは派遣社員・契約社員での雇用になるケースがあります。

お客さんとアニメについて語ったり、新しいアニメグッズの企画をすることができるため、アニメ好きにとっては面白さを感じられる仕事でしょう。自分のアニメ好きという趣味を仕事に思い存分活かせる仕事でもあります。

具体的には株式会社Unlimited・株式会社あとらす二十一・株式会社 一迅社などの企業があげられます。会社によって取り扱うアニメの種類や、その他の仕事内容が異なってきます。

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