食べ物と関わる仕事6選。調理師や栄養士の資格が無くても、働くことは可能

JobStep編集部
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農林水産省が2017年に実施した「食生活の実態」調査では、食事を楽しむようにしている人の割合は、94.4%となっています。

そして食べ物は私たちが行きていく上で欠かせないもの。最近では忙しさから、きちんとした食生活を遅れていない人は多く、厚生労働省「国民健康・栄養調査結果の概要」によると、20歳以上の人の肥満の割合は男性31.3%、女性20.6%となっています。

このような世の中になっているからこそ、食事のプロフェッショナルは非常に重要な存在ともいえます。食べ物のに関わる仕事で思い浮かぶのは、調理師や栄養士など資格が必要な職業を想像する人が多いかもしれません。しかし、食べ物と関わる仕事でも資格が必要でないものは、意外に多いです。

そこで今回は、食べ物と関われるさまざまな仕事を紹介します。

管理栄養士

管理栄養士は、病院や学校などで栄養指導や給食メニューの作成をおこなったり、調剤薬局やドラッグストアで栄養相談などをしたりする、栄養のスペシャリストです。

栄養士とは異なり、健傷病者に対しても栄養指導や給食管理をおこなうことができる上位資格となっています。

管理栄養士になるには「管理栄養士国家試験」に合格する必要があります。栄養士養成施設にあたる大学や、短大、専門学校などで、専門課程を勉強し、国家資格に望むことになるでしょう。

管理栄養士の年収は働く企業によって異なりますが、リクルートが運営する転職情報サイト「リクナビNEXT」のデータによると、管理栄養士の資格を持つ人の平均年収は288.1万円ほどとなっています。

管理栄養士として働く魅力は?

管理栄養士の最大の喜びは、自分の考えた食事を美味しそうに食べる姿や元気になる姿を見たとき、感謝をされたときです。

患者が自分の食事で健康になっていったり、給食を食べた子どもたちが美味しかったと喜んでくれたり、そうした様子を見ることがやりがいに繋がります。

管理栄養士になれば、栄養学についてかなり深く勉強をすることになります。食べ物という分野について、科学的な面から深く関わりたいと思っている人にもおすすめの仕事です。

介護施設・学校・病院など勤務先の幅は広いため、就職で困ることは少ないでしょう。さらに、有名な管理栄養士になれば、書籍出版やメーカーと商品を共同で開発することもできるかもしれません。

しかし職場によっては、管理栄養士が1人しかおらず、仕事が山積みになってしまうことも少なくありません。献立を考えるだけでなく、自ら調理をしたり事務作業をしたりしなければならないこともあるので、職場選びは慎重におこないましょう。

調理師

調理師は主にレストランやホテルで働き、料理を作ることから接客、食材管理、衛生管理まで多岐にわたる業務をおこないます。料理人といわれることも多いですが、調理師は調理師国家試験に合格した人しか名乗ることができません。

食材の調達や仕込みをして、調理・盛り付けをおこなった後、接客や片付け・清掃をするのが一般的な流れです。調理や盛り付けは階級ごとに分担しておこなうのがほとんどで、見習いは皿洗いなどからはじまります。

調理師を目指す人は多くが専門学校で学びますが、調理師のもとに弟子入りして学ぶ人もいるようです。

調理師の平均年収は350万円ほどといわれていますが、職場の規模や階級によって異なってきます。独立して店を開けば、1000万円までいくこともありえるでしょう。

調理師として働く魅力は?

調理師は料理を作ることを中心に、お店全体のことまで管理するため、様々なスキルが身につきます。お店を支える大事な役割でもあるので、その分得られるやりがいは大きいでしょう。

調理師は、活躍の場が広いことが魅力です。レストランやホテル、料亭など、働ける場所は多岐にわたります。また資格を持っているので、就職に困ることは少ないでしょう。

しかし、シフト制で働く職場が多いので、不規則な勤務時間になりがちです。人手が足りていないような場合には、十分な休みを取ることが難しくなります。

家庭科教諭

家庭科教諭は公立・私立の小中高校生に対し、衣食住について教えるのが仕事です。食の分野では、栄養素を教えることを始め、調理実習などもおこないます。担任や、家庭科部などの顧問をする可能性もあります。

家庭科教諭になるには、家庭科教諭の資格(技術家庭教員養成課程)を取得しなくてはいけません。公立の学校に務めたいなら、教員採用試験に合格することも必要です。

ただし家庭科教諭は採用枠が少ないため、私立・公立ともに、内定をもらうのは容易なことではないでしょう。

年収は教員とほとんど変わらず、平均して350~400万円ほどです。勤続年数によって上がっていくので、中には500万円を超える人もいます。

家庭科教諭として働く魅力は?

最近の子どもたちは過度なダイエットなどにより、正しい食事の重要性について理解できていません。成長期における栄養失調は、その後の発育に大きな影響を与えてしまう可能性もあります。

家庭科教諭は、そうした子どもたちの健康を食事面からサポートしたい人におすすめの仕事です。ただ栄養を管理するのではなく、その重要性などを教えることができるのが魅力といえます。

また、安定した収入が得られることも魅力の1つです。制度なども整っているので、産休や復職も可能でしょう。

しかし、家庭科教諭は教師としての仕事もしなければならないので、授業やテストの準備や部活顧問もおこないます。そのため、料理に関する仕事とは少しずれていると感じてしまうことがあるかもしれません。

パン職人

パン職人とは、製パン店やホテルのベーカリーなどで、パンを焼き販売する人のことを指します。

パン屋の1日は、早朝から始まります。開店までにパンを作るだけでなく、店頭での販売も仕事のうちです。閉店後も、翌日の生地の下ごしらえや材料の発注をします。

パン職人として働くうえで特別な資格は必要ありません。学歴や資格よりも、実力が大切です。

ただし、もしお店を開くのであれば、食品衛生責任者の資格は必須になります。店舗または建物全体の収容人員が30人以上の場合は、防火管理者の資格も必要です。

アルバイトとして働く場合、時給は950円~1,200円程度でしょう。正社員雇用の場合は、平均的に月給15~25万円程度になります。

無資格で働くのであれば、パン屋さんでアルバイトをすることから始めましょう。「見習いOK」や「経験者のみ」の募集があるため、確認が大切です。

パン職人として働く魅力は?

パン屋は早朝から働き始めるので、体力が必要となります。パンを作るのも、販売するのも立ち仕事なので、なかなかのハードワークです。

ルーティーンワークのように思われがちですが、お客さんが喜ぶように新作を考えることもあり、日々アイデアを考えつつ自分の技術を磨ける仕事です。実力が付けば独立して、自分の店を持つことも夢ではありません。

自分で作ったパンの売れ行きが目の前で見れるので、お客さんの喜ぶ姿がやりがいに繋がります。パン屋は常連客も多いので、コミュニケーションを楽しめることも魅力といえるでしょう。

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ケータリング料理人

ケータリング料理人とは、指定された場所に自らが出向き食事を提供する仕事です。宴会やパーティーなど、人数や予算や会場など要望と条件に応じたメニューを考えて提供します。

主な仕事は、会場で料理をしたり、完成している料理提供したりすることです。出先での料理になるので、料理の腕はもちろん、臨機応変な対応をしなければなりません。

国家資格の調理師免許を取得していると就活では有利になりますが、決して必須の資格ではありません。現場で経験を積んで調理師免許の資格を取得する人も多くいます。

ケータリングスタッフには、料理を作るスタッフだけでなく、料理を配膳するスタッフや配達するスタッフもいます。

できあがったものを配達するスタッフは、大型特殊自動車の免許がある人は優遇されることも。配達するスタッフは、ケータリングの現場ではホールスタッフを兼任する場合が多いです。

ホテルやレストランやケータリング専門企業などに就職することになるでしょう。給与は、月収で23万~30万程度になります。

ケータリング料理人として働く魅力は?

ケータリング料理人は料理を作るだけでなく、その調理方法や提供方法を考えることも重要な仕事なので、プランニング力が求められます。

また、黙々と料理を作るより、お客さんとの会話を楽しみながら料理するため、コミュニケーション能力も必要でしょう。

お客さんと直接関われる点がケータリング料理人の魅力であり、美味しそうな顔や「美味しかった」という言葉が自信に繋がっていきます。

しかし、調理から配膳、片付けまでおこなうため、料理を作ることだけに集中したい人には合わないかもしれません。

給食センタースタッフ

給食センタースタッフは、小学校や中学校に勤務し、子どもに給食を振舞うことが仕事です。学校給食は急な残業などもなく、比較的働く時間を調整しやすい職場といえます。

学校給食センターで働く人は、正社員の場合、スタッフ指導や、給食メニューの考案があるため、調理師や栄養士の資格が必要になります。ただし、料理を作るパートやアルバイトスタッフ、調理補助の場合は資格は必要ありません。

無資格で働く場合、パートやアルバイトとして雇われることが多いため、給与は時給1,000~1,100円程度になります。夏休みなどの長期休暇でも月給の5割は支払われるところが多いようです。

給食センタースタッフとして働く魅力は?

学校給食は、1回で何千食という量を作らなくてはいけないため、重労働と感じる人もいるかもしれません。しかし年連不問のため、中には50代、60代でも現役でバリバリ働いている人も。

パート・アルバイトでも働くことができるので、専業主婦業が一段落してまた仕事を始めたいという人にも働きやすい環境です。

給食は子どもたちにとって欠かせないものであり、それを支えていることにやりがいを感じることができます。食べ残しが少なかったり、感謝の手紙が届いたり、働いている喜びを感じられる瞬間はたくさん。

献立は栄養士が考えるので、自分が考えて作ることはありませんが、料理に関わる仕事の中でも、子どもに関わる仕事がしたい人にはとくにおすすめです。

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