出版と関わる仕事5選。大手出版社に入社する以外にも、働き方はある

JobStep編集部
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大手出版社といえば、小学館・集英社・講談社・角川書店・宝島社・光文社などがあげられるでしょう。

公益社団法人全国出版協会の調査によると、2017年の市場規模は1兆5,916億円。紙は6.9%減、電子は16.0%増となっています。不調とはいえ、電子出版物は増加傾向にあるのです。そのため多くの出版社が、雑誌やコミックの、電子化に向けて動き始めています。

華やかな出版業界は、今でも就活生に人気の業界。作家・マンガ家と一緒に1つの有名作品を作っていったり、大手老舗企業が電子化という新しいことに挑戦しようとしていることに、魅力や面白しさを感じる人は多いでしょう。

そこで今回は、出版と関われる仕事を紹介します。

出版物の編集者

編集者は、出版物の企画作成から、校正、販売依頼まで、一連のタスク全てに関わる人のことを指します。一般的には、企画だし・予算取り・取材・記事の編集・印刷確認という流れで進みます。

出版物の編集者といっても、雑誌・書籍・漫画など、扱う出版物によって仕事内容は少しずつ異なってくるようです。

編集者になるためには、出版社・編集プロダクションに入社することになります。基本的は、経験者が求めれる仕事になっています。未経験者はアルバイトなどで実績を積んでいくことになるでしょう。

編集者になるのに必要な資格はありませんが、大学卒業を就職条件に挙げている企業も少なくないようです。

年収は、中小企業では400万~500万円ほどが一般的ですが、有名な大企業では1,000万円を超えることもあるようです。

出版物の編集者として働く魅力は?

出版物の編集者は、売上を直接左右するような決定権を持っているなど、非常に責任が大きい職業です。また締め切りに追われるなど多忙な時期も多くあります。

しかし、責任が大きく忙しい分、やりがいも大きい職業です。手掛けていた作品が出版物として形になり、世に出ていくときの達成感は、編集者として働くやりがいといえるでしょう。

また、作家やチームと一緒に作り上げていく一体感や、作品がヒットしたときの喜びも魅力の1つです。

校正者

校正者とは、執筆者が書いた原稿に誤字や、脱字、用語の不統一がないか確認する仕事です。誤字・脱字はもちろんのこと、「て・に・を・は」の使い方や文法の間違い、文章や文脈に間違いや矛盾がないかもチェックしていきます。

校閲と呼ばれる校正前の原稿段階での編集も校正者が担当します。校正者は、老舗の出版社や大手の出版社が、校正部署をおいていますが、中小の出版社は、編集者が校正者を兼ねていることがあります。

校正者として働くために必要な資格はとくにありませんが、校正部署がおかれている大手出版社や印刷会社に入社する必要があります。

出版社の倍率は200倍近くになることもあるので、入社するのは容易ではないでしょう。また出版社は基本的に新卒採用。中途採用は不定期実施されていることが多いです。

年収は平均して300万~400万円ほどですが、企業規模によって大きく異なるので、あくまでもボリュームゾーンということになります。

校正者として働く魅力は?

校正者は、2016年に石原さとみさんが主演を務めた、日本テレビ系ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」で注目された職業です。

ドラマのタイトルに「地味にスゴイ!」とつけられているように、校正者の仕事は目立つことはありませんが非常に重要な役割。誤った情報を公開してしまうと、出版社の信用問題にも繋がるため、出版物の質を担保している最終砦といえるでしょう。

文章を作ることや記事の企画をすることは得意ではないけれど、出版に関わる仕事がしたいという人におすすめの職業です。

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ライター

ライターは、書籍・雑誌・フリーペーパー・カタログ・Webサイト・ブログなどに掲載する文章を書く職業のこと。

ライターになるには資格は必要ありません。主に出版社や編集プロダクション、Web関連の企業に就職することになります。編集者や記者として採用されることが多く、書籍や雑誌などを作り上げる一連の工程に携わります。

また、アルバイトやフリーランスとしてライターになる方法もあります。日常的にブログやSNSで記事を書いていて、一定数以上の読者がいれば、出版社から記事執筆の依頼をされることも珍しくはありません。

ライターの給料は、紙媒体のページ単価が大体1万円が相場で、1/4ページとしたら1記事2,500円程度。ネット媒体では1文字0.5~1円の相場として、5,000文字2,500円~5,000円程度になるでしょう。

ライターとして働く魅力は?

多くの人がネットで情報を集める時代になったからこそ、自分が執筆した記事が読まれる可能性は、以前よりも高くなっています。記事がヒットすれば、SNSなどでその記事について議論がされることもあるかもしれません。

多くの不特定多数に向けて影響を与えることができるというのが、ライターの魅力でありやりがいでもあります。自分の記事が誰かの行動に繋がるということに、喜びを感じている人も少なくありません。

また、クライアントがいる仕事では、出来上がった記事をクライアントが喜んでくれると、自分の仕事への満足度が高まるでしょう。

印刷会社の社員

印刷会社は、あらゆる印刷物の企画や制作を専門的におこない、印刷して顧客へ納品する会社のこと。

「こういう印刷物を作りたい」という顧客を探す営業食や、クライアントからの依頼を企画・デザインするデザイナー、指定された通りに印刷・製本・加工する人など、印刷会社といっても仕事内容はさまざまです。

印刷会社は、凸版印刷と大日本印刷の大手2社のシェアの割合が大きいですが、中小規模の印刷会社もたくさんあります。平均年収は400万~500万円前後です。

印刷会社の社員として働く魅力は?

今まで多くの人が関わって作成してきた出版物が、自分がおこなう最後の工程によって出来上がる瞬間は感動を覚えるものです。

印刷会社の社員として働く魅力は、形にしていく「ものづくり」の世界です。出来上がったものが店頭に並んでいる姿をみたときなどは、なんともいえない感動があります。

また、ただ印刷するのではなく、クライアントの意を組んだアイデアやデザインを提案してみたり、目的に合わせた工夫を凝らしてみたり、クリエイティブ精神を持ちながら働けます。

出版取次

出版物は、出版社が取次(出版販売会社)に商品を卸し、書店に並べられ、消費者の手に渡る仕組みになっています。

書店は委託販売という立場にあり、売れ残った商品は出版社に戻せるような仕組みになっているのです。納品や返品を出版社がおこなうと作業量が多く大変であるため、出版取次が出版社の代わりに書店とやり取りをしているのです。

年間に生み出される新刊は約8万点といわれており、毎日200点以上の本が生まれ、取次会社を介して書店へ並べられています。

出版取次として働く魅力は?

本は書籍だけではなく、コンビニやインターネットでも買える時代になっています。書籍全ての流通に関わっているのが、出版取次です。今後はEC市場がより盛んになってくる時期でもあるため、業界の変化を間近で感じることも可能でしょう。

そして出版取次は、出版社と消費者の間に入って仕事をすることになるため、出版社の事情を把握しながら、より近い立場で消費者と関わることができます。

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