寿司職人をやめたい・転職したい。職人としての経験を活かそう

JobStep編集部
公開, 更新 , 職業別、いまの仕事から転職するには?

真っ白な割烹着に身を包み、鮮やかな包丁さばきを見せる寿司職人。熟練の技から生み出される寿司はまさに芸術品といえます。また、回転寿司やファミリーレストランなど、子供からお年寄りまで大好きなお寿司は日本の大衆食でもあります。さらに今まで生魚を食べる習慣がなかった海外でも、多くの人が寿司を食べるようになりました。

どんな時代でも愛される寿司。職人として一人前になって働くまでには、時間をかけて修行をしなくてはなりません。また多くの職業と同様、体力や人間関係の悩みもつきものです。そのため寿司職人は、強い意志と根気強さがなくては続けていけない仕事です。

寿司職人をやめたい・転職したいと思ったきっかけ

修行のつらさ

これは職人の世界につきものの悩みです。寿司業界も昔とはかなり変わって来たとはいえますが、より高い技術や味を求める人にとっては修行が必要になります。

最初のうちは皿洗いや野菜の皮むきなどばかりで、包丁さえ持たせてもらえないこともあります。店によっては、お客さんの前に立ったこともないという人もいます。

いずれは独立して自分の店を持ちたいという夢を持っていても、毎日の仕事のつらさに大きなギャップを感じてしまうでしょう。

体力的につらい

1日中立ち仕事である寿司職人の仕事は、体力的にもかなりハードであるといえます。

とくに回転寿司やファミリーレストランなどでは、週末や夏休み、年末年始の仕事は目の回るような忙しさです。中には体調をくずしてしまう場合もあるかもしれません。

経験を積んでいけば、忙しいほうがやりがいがあると割り切れるのかもしれませんが、慣れないうちは自信をなくしてしまうこともあるようです。

人間関係の悩み

どの職場でも感じる不満ですが、人間関係の問題も転職理由としては大きいといえます。

先輩や後輩、あるいは上司などとの関係が悪くなってしまうと、狭い店の中で一日じゅう顔を突き合わせて働かなければならないのは、かなりのストレスになります。

好きで入った寿司業界とはいえ、一緒にはたらく人に不満があれば仕事のやりがいや楽しさを感じられなくなってしまいます。

寿司職人におすすめの転職先

フードライター

自分の舌には自信がある、食に対するこだわりなら負けないという寿司職人なら、雑誌やネット上でグルメ記事を書くフードライターへの転職がおすすめです。

寿司職人は味覚を鍛えるために、タバコは吸わない、刺激物は食べないなど毎日の努力を欠かさない人が多くいます。味に関する自分のこだわりを伝えていく仕事は、職人としての経験を活かす意味でもやりがいのあるものでしょう。

個人差が大きい味について語るには、文章を書く力や表現力が必要になります。かなりの勉強や努力がいるかもしれませんが、ある程度なら写真などでカバーできるともいえます。

依頼された記事を書く、あるいは自分の書きたい記事を企画して売り込む、フリーランスとして自分のサイトを立ち上げて書く、などさまざまな働き方が考えられる職種です。

マジシャン

意外に思われるかもしれませんが、自分の技術で誰かを楽しませるという意味では寿司職人と同じであるといえます。指先の感覚が重要であるというのも共通点でしょう。

ただ技術についてはすべて独学で学ばなければならないという厳しさがあります。プロに弟子入りしたとしても、手取り足取り教えてもらえることはありません。また、お客さんを引きつける会話力や心理学のテクニックなども必要になります。

かなりハードルの高い職業ですが、お客さんの反応を直接感じられるのはやりがいのある仕事です。自分の努力次第で上を目指していけるのもやりがいになります。

海外寿司

職場の環境を変えてみたいというのであれば、海外で働くことも視野に入れると良いでしょう。

ただ、一昔前のように日本人であれば誰でも働けるというわけでもありません。よほどの技術や経験がなければ採用は厳しくなっています。現地で雇われた人たちと同じぐらいのレベルでは、通用しなくなってきているのが現状です。

またお客さんとのコミュニケーションを取るための語学力も必要ですし、ビザを取得しなければならないのも大きな問題です。

心機一転やり直してみたい寿司職人は検討してみる価値はありますが、かなりの準備が必要となります。

寿司職人をやめる・転職する前に考えておくこと

寿司業界の求人は数多くあるので、職場を変えるだけならそれほど難しくはないでしょう。

ただ、環境を変えるだけですべての不満が解消されるとは限りません。転職は大きなチャンスともいえますが、あまりに期待しすぎてしまうと行く先々でまた同じ不満にぶつかってガッカリすることもあります。

どこへ行っても同じとはいえませんが、とりあえず今の職場で自分は全力で働いているだろうかと考えてみましょう。人間関係が嫌なら、それを良くするように何か努力しているだろうかと考えてみるのもいいかもしれません。

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