出向時の給与について。基本的には、籍がある会社のルールに従うことになる

JobStep編集部
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厚生労働省の「労働条件の設定・変更と人事処遇に関する実態調査」によると、出向者の送り出し、または受け入れをおこなっている企業は全体の27.2%。企業規模1,000人以上の企業では88.4%といわれています。

大手になればなるほど、出向を言い渡される可能性が高まるようです。出向は言い渡された場合、基本的には従わなくてはいけないもの。そんななか、気になることの1つに挙げられるのが給与でしょう。

出向先の給与に合わせれるのか、もとの会社の給与形態のままなのかは気になる部分。そこで、出向の給与について知っておくべきポイントについて紹介します。

出向者の給与はどこが払うの?

そもそも出向は、出向先企業に籍を移す「転籍出向」と、出向元の身分を維持したまま出向先で業務をおこなう「在籍出向」に分かれます。

転籍出向であれば、出向先の賃金制度に従うことになります。一方、在籍出向は、一定期間、出向先で勤務することになるため、給与・福利厚生も出向元の制度に従うことになります。

仮に出向先のほうが給与が高い場合でも、月収があがることは考えにくいでしょう。

ボーナスは出るのか

給与と同時にボーナスに関しても、疑問を抱く人がいるでしょう。ボーナスに関しても、転籍出向・在籍出向なのかで話が変わってきます。

基本的には、籍がおいてあるほうの就業規則に則って支払いがおこなわれることになります。

住宅手当は出るのか

住宅手当は福利厚生の1つです。福利厚生も籍がおいてある会社に従うことになります。そのほか定期代や家族手当などの福利厚生も、すべて同様です。

ただし在宅勤務・リモートワーク・フレックス制度などは、話し合いがおこなわれる可能性が高いでしょう。

ほかの社員に迷惑がかかるような福利厚生・制度に関しては、籍のおいてある会社の規則であったとしても、受け入れなれない場合があるのです。

等級・昇給はどうなる?

等級・昇給などに関しても、基本的には籍のおいてある会社のルールに則っておこなわれます。

そのため、出向元の身分を維持したまま出向先で業務をおこなう「在籍出向」の場合、普段一緒に働かない上司と面談を設定させる可能性もあります。

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