地方公務員になるには資格が必要?学歴不問の試験だが、年齢制限に注意

JobStep編集部
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地方公務員は全国に2,000近くある自治体で、幅広い仕事を担当しています。どんな働き方をしたいのかによってチャレンジする試験を選ぶことができることや、安定した収入が得られるという点から人気の職業です。

総務省のデータによると、2017年時点で関東圏の一般行政職は平均月収が37万1,729円と、サラリーマンの平均月収35万を超えていることが分かります。また、学部や学歴を問われることがないことも、人気の職業である理由といえるでしょう。

今回は、地方公務員になるためにはどんな資格が必要か、また学校に通う必要があるかについて紹介します。

地方公務員に必要な資格

地方公務員になるには、特別な資格は必要ありません。ただし、各自治体が実施する採用試験に合格する必要があります。

採用試験

地方公務員は、各自治体が実施する採用試験に合格することでなることができます。そのため、希望する自治体にはどの区分の試験があるのか事前に確認しておくことが必要です。

試験の受験資格では学歴は一切問われませんが、各自治体等で年齢制限が設けられているので気をつけましょう。また、多くの場合レベルに応じて分けられます。なお、このレベルは難易度の目安を示すもので、「上級(大卒程度)」「中級(短大卒程度)」「初級(高校卒程度)」の3つになります。

採用試験は6月末に一次試験がおこなわれ、7月上旬~中旬にかけて合格者が発表されます。そして、一次試験合格者は7月下旬~8月上旬におこなわれる二次試験に進み最終的な合否は8月末に発表されます。

一次試験

教養試験・専門試験・論作文が主に出題されます。教養試験の科目数は、文学・数学・物理など20科目以上あります。

すべての知識を得ようと思うと学習時間が足りません。重要度の高い分野にしっかり時間を割き、重要度の低い部分は広く浅く学習するとが良いでしょう。各専門に応じた試験もあるため早めの対策をこころがけましょう。

二次試験

面接試験となります。とくに近年では面接試験を重要視している自治体が増えてきているためしっかり対策しておくことが大切です。

資格取得の難易度

公務員はとても人気な職業で、どの自治体でも人気の職種では倍率は10~20倍程度にもなります。ただし、1次試験の筆記試験に合格できれば、2次試験の倍率はぐっと低くなります。

日頃から時事ニュースに意識を高く持ちコツコツと学習を進めていくことで合格に繋げることができるでしょう。

資格を取得するためのステップ

ステップ1:予備校(スクール)に通う

自分だけではどのように学習していけばよいのかわからない、膨大な学習量をカバーしきれないという人は、予備校を活用すると良いでしょう。予備校の講師が出題傾向を踏まえて対策を教えてくれるため効率よく学習することができます。

費用は、予備校に通学した場合、だいたい約38万前後から高いところだと約50万と授業スタイルによって費用が異なります。内訳として、「授業料」「教材テキスト」「WEB/DVD視聴」「模試」「小論文添削」「面接指導」が主にかかってきます。

ステップ2:通信教育を利用する

通信は予備校に通う場合に比べ少し費用が安いですが、約35万が標準的です。予備校に通学する手間はないため、自分のペースで学習することができます。

ただし、生講義を受けられないことや通学に比べてフォローが劣ってしまうことや、主に自分で学習することになるためモチベーション維持が難しくなってきます。

ステップ3:独学で学習

自分で学習する方が効率がいい、集中できる、独学が得意という人は独学で学習すると良いでしょう。独学で学習する場合、テキスト代が必要になるのみであるため、予備校や通信学習に比べてかなり費用が安いです。

ただし、フォローが全く受けられないため、出題傾向や問題の重要度など自分で対策を考えなければなりません。

ステップ3: 免許の申請と就職活動

地方公務員試験に合格すると、採用候補者名簿に成績順に名前が掲載され、自治体の各部署や行政委員会から声がかかることで正式採用となります。採用候補者名簿の有効期間は通常1年です。また、この段階では正確には地方公務員とはいえません。

地方公務員試験に合格したのにも関わらず採用されないケースも考えられますが、今のところ過去1人もいないようです。ただ採用時期が遅れるケースがまれにあるようなので焦らずに待つようにしましょう。

資格を取得のためにおすすめの学校

LEC

多くの受験生を抱え、長年公務員予備校人気トップクラスを維持した予備校です。特に上位の公務員試験合格者が多いという実力を持ちます。模擬面接は無制限に受けられ、元公務員の人が面接官をおこなうため面接対策に強いのが特徴です。

東京アカデミー

全ての授業が生講義という点が特徴です。あえてDVDやWEB通信はおこなっていません。そのため、疑問点をすぐに講師に質問できるなどサポート面が充実しています。

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