医師になるには資格が必要?試験合格率は高いが、受験資格を得るまでの勉強が大変

JobStep編集部
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医師になるには膨大な知識を学び、技術を取得し、さらに経験を重ねる必要があり、一人前の医師として現場に立つまでに長い時間が必要です。

2018年には、東京医科大学をはじめとする様々な大学で、医学部の不正入試に関する問題がニュースをにぎわせました。東京医科大学では、志願者数が2018年の2,935人から大幅に減少し、2019年では半数以下となってしまっています。

医療現場では医師不足が深刻化しており、これからもますます需要の高まる医師。今回は、医師になるため必要な資格を取得する方法について紹介していきます。

医師に必要な資格

医師になるためには医師免許が必要です。この免許を得るには、医師国家試験に合格しなければなりません。厚生労働省の主催により、年に1回、12都市で試験が開催されます。

具体的な試験の内容・勉強する際のポイント

試験内容は、臨床上必要な医学及び公衆衛生に関して医師として具有すべき知識および技能を問われます。また科目ごとの試験ではなく、全ての科目を取り混ぜた総合問題形式なっています。

具体的には、必修の基礎的事項・一般問題、必修の基礎的事項・臨床実地問題(長文形式含む)、医学総論・一般問題、医学総論・臨床実地問題で構成された計500問の選択肢問題となっています。

4年に1度「医師国家試験出題基準」が出され、概ねそこにあげられた項目、疾患、症候等を基本として出題されるので、受験する「医師国家試験出題基準」をしっかり確認してから、各科目の学習に取り組むと効率よく得点につなげられる学習ができます。

医師免許取得の難易度

医師国家試験は難しい試験ではありますが、近年合格率は80%後半~90%ほどで推移しており、受験者のほとんどが合格を手にしています。各大学でカリキュラムにそって知識と技能をしっかりと修得すれば、試験での合格は確実につかめるものとなります。

医師免許取得の難しさは、医師国家試験自体よりも受験資格を手にするまでにあるといえるでしょう。

資格を取得するためのステップ

ステップ1:大学の医学部へ入学する

医師国家試験への受験資格を得るには、大学の医学部への進学が主となります。大学の医学部は、6年間の教育過程で組まれています。

医学部のある大学は全国にありますが、いずれも入学のためには偏差値60を下回ることはなく、医学部入学までに高い学力が必要となります。まずは、医学部への入学が最大の難関となるため、自分の目指す大学を早めに決め、入試にむけて対策をたてていきましょう。

ステップ2:医学部で学習し、医師国家試験を受験する

医学部へ入学後は、6年間で様々な医学の専門知識や、基礎的な技術を身につける必要があります。確実に医学の知識を身につけるため、厳しい進級試験が設けられており、合格しなければ留年もあります。

自分の学習スタイルを確立し、確実に進級を重ねることで、医師国家試験合格のための知識と技能も身についていくでしょう。

ステップ3:臨床研修医として現場で学ぶ

晴れて医師国家試験に合格しても、まだ医師として現場に立つことはできません。ここからさらに2年間は研修医として、指導医の下臨床経験を積むことになります。この研修を終えて、ようやく一人前の医師として現場で働くことができるのです。

資格を取得するためにおすすめの学校

国際医療福祉大学

2017年度に新設されたばかりの医学部ですが、先進的な医療知識と医療技術の習得に力を入れています。英語での講義を取り入れ、米国医師免許の取得も可能です。国内外で活躍でき、実践力のある医師の育成を目指す学校です。

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