理学療法士になるには資格が必要?養成学校で学んだ後、国家試験を受験

JobStep編集部
公開, 更新 , 職業別、なり方・就職の方法

理学療法士はPT(Physical Therapist)とも呼ばれ、自立した日常生活が送れるように支援する医学的リハビリテーションの専門家です。病院や医療機関だけでなく、介護施設や行政施設、教育現場、スポーツ施設など様々な場で活躍しており、これからも需要が期待できる職業といえます。

日本理学療法士協会のデータによると、理学療法士の人数は2016年1月時点で12万9,942名であり、毎年1万人ペースで増加しています。スポーツ選手が理学療法士になるといったケースも少なくありません。

今回は、理学療法士に必要な資格について紹介していきます。

理学療法士に必要な資格

理学療法士は、国家資格を取得することが必要です。厚生労働省が実施する理学療法士国家試験に合格し、免許を取得することで理学療法士として、就職が可能になります。

具体的な試験の内容・勉強する際のポイント

理学療法士国家試験は、1日目が筆記試験、2日目が口述試験及び実技試験となっていますが、多くの受験者は1日目の筆記試験を受験することになります。

筆記試験は、一般問題(解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要及び理学療法)と実地問題(運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要及び理学療法)に区分しておこなわれます。

口述試験及び実技試験は重度の視力障害がある場合に、筆記試験の実地問題に代えておこなわれます。

内容は、選択問題で一般問題160問、実地問題40問の計200問です。午前と午後にわけて1日がかりで試験がおこなわれます。出題数が多いので、練習問題も時間を意識して取り組んでおきましょう。

理学療法士免許取得の難易度

試験の合格基準は総得点の6割程度で、実地問題は3割程度得点する必要があります。

合格率は70%~90%と割と高いですが、国家試験の問題数が多いだけでなく、学習内容が多いため、学校内の進級試験や臨床実習が大変で、留年する人も少なくありません。まずは学校のカリキュラムをこなすことが免許取得の近道になります。

資格を取得するためのステップ

ステップ1:理学療法士養成過程のある学校へ入学する

理学療法士の受験資格を得るには、理学療法士養成過程のある学校で学ばなければなりません。養成過程のある学校には、4年制大学、短期大学(3年制)、専門学校(3~4年制)、特別支援学校(視覚障害者が対象)があります。

通学や学費、学校の雰囲気や支援の充実など、自分のライフスタイルにあった学校を選択しましょう。

ステップ2:養成過程で学び、受験資格を得る

養成過程のカリキュラムは、大きく分けて、一般教養科目、専門基礎科目、専門科目、臨床実習の4つがあります。専門知識を多く修得するため、学習量も多く、大変だと感じる人もいます。

しかし多くの学校では、充実したサポートを受けられるので、学習したことをしっかりと身につけていきましょう。

ステップ3:理学療法士国家試験に合格し、登録申請する

養成過程での学習を終えると、国家試験へ挑戦することができます。合格後は、理学療法士免許を取得することができますが、正式に取得するためには、登録申請が必要です。

この手続きをおこなうことで、厚生労働省が管理する名簿に登録されます。未登録で勤務すると、行政処分の対象にもなるので忘れずに行いましょう。

資格を取得するためにおすすめの学校

八千代リハビリテーション学院(専門学校)

試験や就職のサポートが手厚く、合格率・就職率が90%を超えています。40人制の少人数クラス制なので、講師の先生方の指導も熱心です。理学療法学課は、昼間過程だけでなく夜間過程もあります。

理学療法士に関連する記事

理学療法士になるには?需要の多い仕事のため、就職先で困ることは少ない

理学療法士とは、怪我や病気で身体に障害が生じた人の...

2019年09月04日, 職業別、なり方・就職の方法

理学療法士の年収は?需要の高まりに伴い、今後収入があがっていく可能性も

理学療法士とは低下した運動機能を回復するために、物...

2019年07月29日, 職業別、なり方・就職の方法

理学療法士をやめたい・転職したい。患者とのコミュニケーションや体力面で不安がある

理学療法士は通称PT(フィジカル・セラピスト)と呼...

2019年07月29日, 職業別、なり方・就職の方法

医療の仕事に関するその他の職種