看護助手になるには資格が必要?必須ではないが、民間資格の取得が望ましい

JobStep編集部
公開, 更新 , 職業別、なり方・就職の方法

看護助手とは、病院や診療所で看護師のサポートをする仕事です。資格を必要とする職業ではないため注射などの医療行為はできませんが、医療現場に貢献できるとてもやりがいのある仕事といえるでしょう。

実際、日本赤十字社医学会総会のアンケート調査によると、看護補助業務に従事している人の83.1%がやりがいがあると回答しています。また、「仕事を通じて自分が成長していると感じる」と回答した人も67.5%でした。

今回は看護助手になるためにとっておいたほうが良い資格やステップを紹介します。

看護助手に必要な資格

看護助手になるために必要な資格はありませんが、看護師の指導の下、患者のケアを実際におこなうため以下のような資格を取得しておくとよいでしょう。

  • 看護助手実務能力検定
  • メディカルケアワーカー

いずれも看護助手の実務に関する知識・スキルを習得した人に対して与えられる資格であり、今回はこの2つについて解説します。

具体的な試験内容・勉強する際のポイント

看護助手実務能力検定の試験は、マークシートによる学科問題(25問)および記述問題(5問)から構成されています。出題内容は、看護助手業務の役割と理解、患者の理解、看護助手業務を遂行するための基本技術です。看護助手業務を遂行するための基本技術については記述問題も出題されます。

メディカルケアワーカーは医療福祉情報実務能力協会が認定する民間資格ですが、受験資格として看護助手としての実務経験が必須となります。2級・1級の2種類があり、出題範囲は2級が病院環境衛生学と医科薬科学について、1級が基礎心理学と実技緒論です。

資格取得の難易度

看護助手実務能力検定の試験は年2回程度実施されますがそれぞれの合格率は70%~80%と比較的難易度は低めです。

メディカルケアワーカーの合格率は2級で54%程度、1級でも45%程度。こちらも看護助手実務能力検定ほどではありませんが難易度は低めといえます。

ただし、受験資格として看護助手としての勤務経験が必須であるため誰でもが受験できるわけではありません。そのことを踏まえると必ずしも難易度が低いとは言えない状況にあります。

  

資格を取得するためのステップ

ステップ1: 予備校入学

メディカルケアワーカーを目指す人は、予備校に通いながら対策することがおすすめです。メディカルケアワーカーは受験に実務経験が必要な資格なので、多くの人は病院などで勤務しながら資格取得を目指します。

そのため時間的に融通の利く通信制の予備校を選択する人もいます。学習期間は人によりますが、一般的には3か月~4か月といわれています。

看護助手実務能力検定には受験資格がないので、独学で学ぶ人も多いようです。

資格取得・その後

これらの資格はともに年間複数回の試験を実施していますので、メディカルケアワーカーの場合は勤務期間が受験資格に到達すれば受験が可能です。また、初めから1級を受験できるわけではなく、2級を取得したのちに1級の受験資格が与えられます。

そのため、まずは看護助手実務能力検定およびメディカルケアワーカーの2級取得に向けて取り組むことをおすすめします。

資格取得におすすめの学校

ユーキャン 

ユーキャンの看護助手講座はテキスト3冊の通信講座で、働いている人や主婦の人でも気軽に学習できます。また、「全国医療福祉教育協会」に認められている学習カリキュラムであるため、修了課題で基準点に達すれば、受験せず申請だけで「看護助手実務認定資格証」が全国医療福祉教育協会から付与されます。

たのまな

ヒューマンアカデミーの通信講座。ユーキャン同様に、講座修了とともに「看護助手実務認定資格証」が付与されます。総合人材コンサルタント事業のヒューマンリソシア株式会社がグループ会社なので、修了後に看護助手として医療機関への就職も可能です。

看護助手に関連する記事

看護助手になるには?国家資格を保持していなくても、医療従事者の一員として働ける

看護助手とは、医療を進めるときに必要な措置をおこな...

2019年07月31日, 職業別、なり方・就職の方法

看護助手の年収は?国家資格を有する看護師よりも年収は低い

看護助手の仕事は名前の通り、看護師がおこなう医療行...

2019年07月29日, 職業別、なり方・就職の方法

看護助手はつらい、きつい?医療行為ができない故のつらさが多い

看護助手は、看護師のフォローやサポートをする仕事に...

2019年07月29日, 職業別、なり方・就職の方法

医療の仕事に関するその他の職種