介護福祉士をやめたい・転職したい。忙しい職場環境で人間関係がギスギスしている

JobStep編集部
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2025年には団塊の世代が75歳を迎え、介護需要はより増していく一方、労働者が足りないという問題もあります。今後必要とされる介護職員数を達成するには、2020年代まであと25万人の確保が必要といわれています。

介護福祉士は国家資格でもあり、介護業務のみならずヘルパーなどに対して指示や指導をおこなう役割があったりと、非常にやりがいがある職業です。しかし業務の幅広さや激務な労務環境から「このまま将来まで続けていけるのか」と悩む介護福祉士は多いです。

実際、厚生労働省の2016年度調査では、介護の離職率は16.7%。およそ5~6人に1人が介護職をやめていることになります。そこで今回は、介護福祉士から転職したいと思ったきっかけ、おすすめの職業などを見ていきます。

介護福祉士をやめたい・転職したいと思ったきっかけ

厚生労働省の2016年度調査によると、介護職をやめたきっかけに「職場の人間関係に問題があったため」23.9%、「結婚・出産・妊娠・育児のため」20.5%、「職場の理念や運営のあり方に不満があったため」18.6%、「収入が少なかったため」16.5%などがあげられています。

人間関係から精神的ストレス

介護業界は常に人不足が課題としてあげられており、どの職場も人不足が故に非常に業務量が多いです。あまりに忙しい環境のため職場内の人間関係がギスギスしてしまうこともあります。

介護業界の閉鎖的雰囲気や、職場内の人間関係でストレスを感じ、転職を考える人は非常に多いです。

また介護を必要とする高齢者のなかには、物事の善悪がつかなくなってしまっている人もいます。介護福祉士に対して暴言を言ったり、おっぱいやお尻を触るなどのセクハラ行為をおこなってくる人もいます。

このような環境に精神的・身体的に疲れてしまう介護福祉士も多いのです。

給与が安定しない

介護福祉士の平均月収は22万円程度。年収に換算すると340~360万程度といわれています。それに対し国税庁が2017年に実施した、「民間給与実態統計調査結果」によると、日本人の平均年収は432万円といわれています。

介護福祉士は平均年収よりも、およそ100万円近く低いという結果になります。資格を取得することで給与が上昇する場合もありますが、その変化は微々たるもの。将来もこの仕事を続けていくべきなのか、悩む介護福祉士は少なくありません。

身体的負担が大きい

介護福祉は、自分の力で生活を送れなくなった人のサポートをおこなうことが仕事です。そのため食事を始め、排泄・入浴・着替えなどもサポートします。そのさい、老人の体を持ち上げたりすることもあります。結果、身体的負担の大きく、仕事を続けられなくなってしまった人もいます。

業務に打ち込むあまりに、自分の腰や肩を痛めてしまう方は少なくないのです。

介護福祉士におすすめの転職先

一般企業事務職

身体的な理由で介護福祉士をやめようと考えている人には一般企業の事務職がおすすめです。基本デスクワークが中心になるため、体力的に厳しくなることはほとんどありません。また事務職は基本的に未経験でも応募可能な求人が多いため、転職の間口が広いといえます。

一般事務の仕事は主に書類の作成・処理・ファイリングやデータ入力、郵便物の発送・仕分けなどです。介護福祉士と異なり人との関わりがメインの仕事ではないので、高齢者との人間関係がうまくいかずに転職を考えている人にもおすすめします。

アパレル販売職・サービス業

アパレル販売職やサービス業は、介護業務を通して利用者やその家族との関わりで培ったコミュニケーション能力を多いに発揮することのできる場であるといえます。

アパレル販売職やサービス業では、自然に親しみやすさを持って声をかけることは非常に重要なことになります。そのため介護職で身につけたコミュニケーション能力は非常に役に立つでしょう。

また、暴言を吐いたりセクハラをしてくるお客さんは少ないので、介護職のときよりはストレスが少ない環境で接客できるはずです。

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介護福祉士をやめる・転職する前に考えておくこと

介護業務だけではなく、指導や支持を出す立場でもある介護福祉士の仕事は、非常にやりがいがある仕事だといえますが、薄利多忙な労務環境に将来性を感じることができない場面は多いでしょう。

しかしこれほど誰かのために生活をし、感謝される仕事はありません。介護福祉士が転職をした場合い、働くうえでの存在意義を見失ってしまう人が出てくるかもしれません。介護士がいなくては、高齢者は生きていくことはできません。

しかし事務職も営業職も、決して自分が成果を出していなくても、なんとなく会社は回ってしまうもの。そういった現状に違和感を感じてしまう瞬間があるかもしれません。

介護業界特有の身体的負担や、給与体系への不満などさまざまな悩みがありますが、まずは自分にとって何を1番優先したいのかをしっかり振り返ることは、転職を成功させるうえで非常に大切なこといえるでしょう。

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