カウンセラーをやめたい・転職したい。カウンセリングで精神的疲弊を感じてしまう

JobStep編集部
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一般企業や学校、医療施設など多岐にわたる分野で活躍するカウンセラー。いろいろな人の悩みや課題を解決することに携わるカウンセラーの仕事は、相談者の人生を変える可能性がある非常に重要な職業といえます。

厚生労働省の調査では、2017年の自殺者数は2万1,321人。1998年から2012年まで増加していた自殺者も、最近では減少傾向にあります。ただし、WHOの報告では2011年の日本自殺率(21.7%)は世界10位となっています。

このように日本では、自殺をするほど精神的に悩んでいる人が多いのが現状です。そんな人たちの支えになるのが、カウンセラー。しかしカウンセラー自身も、業務を重ねていくうちに精神的負担を感じてしまったり、給与体系などに将来への不安を抱えてしまうこともあります。

そこで今回は、カウンセラーをやめたいと思った瞬間やおすすめの転職先についてみていきます。

カウンセラーをやめたい・転職をしたいと思ったきっかけ

カウンセラーは悩みと向き合うプロです。しかし決してカウンセラー自身に悩みが無いわけではありません。カウンセラーはどんなことに悩み転職を考えるのでしょうか。

業務内容に精神的疲弊を感じてしまう

カウンセラーは、個人の悩みや問題に対する窓口です。問題に対しての解決を目指し、援助や助言をすることはとてもやりがいがありますが、やはり精神的負担に感じることも多いのは事実。

カウンセリングを受けに来る人は、身体的・精神的など何かしらの問題を抱えています。その悩みに真摯に向き合いすぎることで、精神的疲弊を感じてしまう人もいます。

なかなか上がらない給与体系

人の悩みに対して向き合うカウンセラーの仕事ですが、どれだけ患者をみて質の良いカウンセリングをしても、給与はなかなか変わらないという問題もあります。

カウンセラーの平均年収は約400万円弱。国税庁が2017年に実施した「民間給与実態統計調査結果」では、給与所得者の平均年収は432万円といわれています。そのため高給取りな仕事とはいいにくいです。

また企業や児童相談所、精神保健福祉センターなど勤務をする場合、カウンセラーが多く在籍していることは少ないため収入が上がりにくいという問題もあります。

そのため将来もこの仕事を続けていくべきなのか考えてしまうカウンセラーは多いです。

退職の申告は3ヶ月ほどが妥当、余裕を持つことがベター

主にカウンセラーは、医療機関や教育機関、企業内カウンセリング、介護や福祉の現場などで勤務をすることになります。

退職をする場合、まず申告は直属の上司にしましょう。自分専属のお客さんや患者がいる場合が多いため、退職の申告は遅くても3ヶ月前にするのが望ましいです。

カウンセラーにおすすめの転職先

カウンセラーの強みは何といっても傾聴力です。またカウンセラーになるうえで、臨床心理士の資格を保持している人も多いでしょう。自分の強みや資格を活かせる職種への転職が無難でしょう。

キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントとは、学生や転職希望者などを対象にコンサルタント業務をおこなう仕事になります。人の悩み・課題解決に関わってきたカウンセラーで時代に培ったスキルを十分に活かすことのできる仕事になります。

キャリアコンサルタントは、求人においても未経験可のものが多く、多様なキャリアを持っている人を対象に受け入れている間口の広い職業です。企業によっては営業色が強い企業もありますが、何よりそのような企業の良い部分は営業としてのインセンティブが給与体系に反映されることです。頑張り次第で、給与をいくらでもアップさせることができます。

カウンセリングに未練がある場合は、キャリアコンサルタントとして実績を積みあげていくのも1つの方法です。

一般企業事務職

カウンセラーの業務内容から離れたい場合は、一般企業の事務職への転職もおすすめです。事務職は書類作成や管理などがメインとなり、元カウンセラーであれば問題なく仕事ができます。

また事務職とはいえ社員と深く関わることになるので、カウンセラーで培ったコミュニケーション能力を発揮することも可能です。

さらにカウンセラーは繊細な心の持ち主とたくさん関わってきているので、細かいことにもよく気が付きます。事務では書類の作成や発送、データ入力などを依頼されたときに、内容が正しいものかを確認するのも重要な仕事です。そのため、事務作業は得意分野であるといえるでしょう。

カウンセラーをやめる・転職する前に考えておくこと

カウンセラーは、人が抱える問題の解決に携わることができるとてもやりがいのある仕事ですが、カウンセリングをおこなうときに積み重なる精神的負担などは、実際に体験した人にしかわからない辛さがあります。

しかしカウンセラーほど、仕事をしているときに存在意義を感じられる職業はありません。カウンセリングを通して、相談者のメンタルケアができていると実感できたときの達成感は計り知れないものです。

ほかの仕事に就いた場合、このような達成感を味わうことはなかなかできないでしょう。今なぜ転職をしたくて、この仕事の何が負担になってしまっていたのか、改善・解決策は転職することしかないのか、改めて考えたうえで転職をしましょう。

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