衆議院議員の年収は?任期があるものの、月収100万超えの高収入

JobStep編集部
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日本の国会は衆議院と参議院の二院制を採用しています。そのうち、世論を強く反映した審議がなされるのが衆議院であり、そこに所属する国会議員のことを衆議院議員と呼びます。

衆議院議員になるには選挙で選ばれる必要がありますが、25歳以上でなければなりません。また、選挙区で300万円、比例区では600万円の供託金も納めなければならないなど、選挙に参加するにも多額の費用が必要になります。

今回は、国民の代表でもある衆議院議員の年収・ボーナス事情について詳しく紹介していきます。

衆議院議員の年収

平均2,100~2,200万円

ボーナス

平均600万円

各種手当

-万円

衆議院議員の平均月収

衆議院議員の月収は129万円程度で、衆議院・参議院ともに法律により決められています。この他政治活動の経費として月に100万円程度受け取ることができます。

これだけみると、一般の会社員の平均月収の約35万円と比較してもかなり高い月収ですが、この中から衆議院議員として活動するための経費も捻出しなければなりません。

事務所の運営費などの経費だけではなく、私設秘書や事務職員を雇用するための経費も含まれるため、実際には90万円程度しか手元に残らないといわれています。また、大きな政党や派閥に所属すると臨時収入が支給されることがあります。そのため所属政党や派閥により年収の差があるようです。

ただし、衆議院議員の任期は4年です。4年の任期満了後にまた衆議院議員になる場合は、選挙で選ばれなくてはなりません。選挙に出馬するにもたくさんの費用がかかります。

国民の代表として国民から選ばれ、国民の生活がより良くなるよう課題解決に取り組む衆議院議員は、年収も多い分、経費もかかり、大きな使命感を伴った責任の重い仕事だということがいえます。

衆議院議員のボーナス事情

衆議院議員は、一般企業でボーナスにあたる期末手当の支給を受けることができます。一般企業と同じように、年に2回、6月と12月に年間で600万円程度支給されます。

ただしボーナスも決められていて、成果や評価で上がったり下がったりすることはありません。衆議院議員としてたくさん働いても働かなくても同じ額です。このことからも、衆議院議員は高いモチベーションを維持する力が必要な職業だといえます。

衆議院議員の昇給事情

衆議院議員の月収は一定なので、一般企業の会社員のような定期的な昇給はありません。また、人により変わることもありません。ただし、役割を任命された場合はその役割に応じて月収がプラス支給されます。

たとえば、衆議院議長に任命されると月収は217万円になり、衆議院副議長に任命されると約158万円。また大臣に任命されると、月約146万円、総理大臣になると月201万円というように決められています。

これも法律で定められているため、任命された人によって金額が変わることはありません。

衆議院議員の年収

衆議院議員の平均年収は、2,100~2,200万円です。年齢が上がるとともに年収が右肩上がりになることもありません。逆に東日本大震災のような非常事態が起こった際には月収はカットされ、復興費用に充てられる場合もあります。

そして、各地の視察し地方の声を国会へ届けたり、法案の採決や討論など、その活動は多岐に渡ります。その議員活動を維持するための経費と人件費の確保が欠かせません。

4年の任期が終了後は、また選挙活動をおこない国民に選ばれなくてはなりません。国民に認められなければ、4年の任期で議員生活が終了してしまいます。衆議院議員は、それほどハードな仕事です。

衆議院議員として活躍し続けるためには、他者にはない自分ならではの専門性を持つこと、そしてネットワーク、人脈を持つことが大切なことだといわれています。

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