社会福祉士の年収は?今後国が給与増額の支援策を打ち出す可能性が高い

JobStep編集部
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社会福祉士は、お年寄りや・知的障害者などの相談に乗り、生活を送るうえでのサポートをしてあげる職業です。社会福祉専門職の国家資格保持者になります。

2015年、65歳以上の高齢者人口は、3,392万人となり、総人口に占める高齢者は26.7%となっています。高齢化の波が押し寄せる今、社会福祉士の存在はより重要なものになっています。

2025年には、75歳以上となる人は3,657万人、2042年には3,878万人でピークを迎えると見込まれています。2060年には高齢化率39.9%になり、2.5人に1人が65歳以上、4人に1人が75歳以上になるといわれています。

今ですら高齢者介護に手が回っていないような状況になっているため、今後より介護関係の職のニーズは高まっていくでしょう。そんな社会福祉士の年収は一体どのくらいなのでしょうか?

社会福祉士の年収

平均380万円

ボーナス

平均115万円

各種手当

36万円

社会福祉士の平均月収・年収

社会福祉士の平均月収は、約29万円程度になっています。年収にすると380万円といわれています。年齢別にみると、20代で270~340万円、30代で370~430万円、40代で470~530万円となっています。

国税庁が2017年に実施した、「民間給与実態統計調査結果」によると、日本人の平均年収は432万円となっているため、社会福祉士の給与は決して高いとはいえません。

ただし近年では介護業界の人材不足が進んでいることもあり、人材を確保するために国も介護職員に対する給与増額の支援策を打ち出しています。そのため、施設運営側も給与水準を上げて人材の確保と定着をうながそうとしています。

また社会福祉士は、老人ホームだけでなく、障害者施設や児童福祉施設など、幅広く活躍できます。そして国家資格でもあるため、ほとんどの職場で資格手当が支給されます。手当の相場は月3万円程度になるでしょう。

社会福祉士のボーナス事情

医療・介護の分野で活躍する社会福祉士のボーナスは、医療業界の傾向や影響を反映した支給金額になります。平均的な支給金額は年間約115万円くらいと予測することができます。

当然、経営状況が良いところで働く場合は、金額もおよそ10~20万円近く高くなる場合もあります。また経営側の査定項目に利用者確保や関連施設等の紹介率など、インセンティブに関するものがあれば、さらに金額の上乗せをされることもあります。

社会福祉士の昇給事情

社会福祉士の昇給金額は、毎年月額でおよそ3,000~6,000円程度の昇給になるでしょう。基本的に介護施設で働くことが多い社会福祉士ですが、主な収入源は高齢者からの入居代になります。

この入居代がなるべく下げようとする国の方針などにより、社会福祉士含め介護関係者の給与は低くなってしまっています。今後は国として支援金を支給することも考えられるため、給与がアップすることも考えられます。

そして昇格や業務ポジションの変更等に伴って給与アップする可能性はあります。

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