ビジネスの場における「つきましては」の言葉の意味・使い方・注意点

JobStep編集部
公開, 更新 , ビジネス用語

ビジネスの場では、普段は使われない言葉や言い回しがしばしば登場します。誤った使い方をすれば、取引先や上司に不快な思いをさせてしまうことも。

そこで今回は、ビジネスの場における「つきましては」という言葉の意味や使い方、注意点を紹介していきます。

「つきましては」の意味

「つきましては」には、文中で使う場合と文頭で使う場合で意味・役割が異なります。

「つきましては、~」の接続詞的な意味

「つきましては」を文の冒頭または文の間に用いて接続詞として使うことがあります。この場合、前の文章を受けて、後に続く文章で何かを依頼することがほとんどです。

「つきましては、~」の形で使われ、「したがって」や「よって」、「そのため」を丁寧に表現した言葉になります。

例文

「つきましては」の接続詞としての例文は以下の通りです。

  • この度は大変失礼しました。つきましては、謝罪に伺わさせて頂くことは可能でしょうか。
  • 内定おめでとうございます。つきましては、内定者懇親会を開催する予定なのでぜひご参加ください。
  • 顧客満足度の向上を目指しております。つきましては、アンケートにご協力をお願いいたします。

「〇〇につきましては」の丁寧語的な意味

「つきましては」のもう1つの意味として、なにか事物の後につけて説明をおこなうものがあります。「〇〇に関しては」や「〇〇については」を丁寧にいった言葉で、「〇〇につきましては」という形で使われます。

例文

「つきましては」の丁寧語としての例文は以下の通りです。

  • 以前ご依頼した内容につきましては、是非ご検討よろしくお願いします。
  • 新しいプロジェクトの件につきましては、明日までに企画書をまとめてまいります。
  • 会議で報告された問題につきましては、詳しい調査を開始いたします。
  • 指摘された部分につきましては、すぐに修正いたします。

「つきましては」を使う際に注意すべきこと

上司や取引先でも使える

「つきましては」を漢字で書くと「就きましては」と書きます。「就く」の丁寧語なので、上司や取引先など自分よりも上の立場の人に使うことは可能です。

「つきましては」に続く文章は、正しい敬語を使った文章にしてください。とくに依頼の内容が続く際には相手に失礼がないように丁寧な文章を心がけましょう。

メールの場合は必ず改行してから

メールで「つきましては」を使う場合は、改行してからこの言葉を入れるのが一般的です。「~。つきましては、~」と続けず、「つきましては、」が文頭に来るように改行すると読みやすい文章になります。

「つきましては」の類語

「つきましては」と同じ意味で使われる言葉に、「関しましては」や「従いましては」があります。

「関しましては」は「つきましては」よりも軽いイメージで使われることが多く、逆に「従いましては」は、「つきましては」よりも堅い表現です。

「関しましては」と「従いましては」の中間が「つきましては」と覚えておきましょう。

また、他に似た言葉で「おかれましては」がありますが、これは人名や会社名、場所に使われます。「〇〇様におかれましては」や「貴社におかれましては」といったように使うのが一般的です。

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