刑務官はつらい、きつい?殺人犯であっても、命の保証をしなくてはいけない

JobStep編集部
公開, 更新 , 職業別、つらい・きつい仕事

刑務官とは、刑務所などの施設の運営・警備に携わり、受刑者を更生させ、社会復帰をするために監視・指導などをおこなうことが主な仕事です。

2016年度の刑務所収容者数は57,369人と、この世の中から犯罪者がいなくなることはなく、人員不足の刑務所も少なくありません。また2012年に内閣府がおこなった治安に関する世論調査では、過去10年間で日本の治安が「悪くなった」と思う人が81.1%にのぼっています。

実際には2002年以降、一般刑法犯の認知件数は減少を続けているにも関わらず、治安が悪化していると答える人が8割もいるのです。テレビ環境や、ネット環境の普及により、各犯罪の認知度があがっていることが、このような結果を出したのでしょう。

しかしテレビ環境や、ネット環境が普及したからこそ、詐欺事件やストーカー事件は増加しているといえます。このような市場環境から、今後も重要な存在である刑務官。国家公務員で安定した職業である彼らは、一体どのようなときにつらい・きついと感じるのでしょうか?

刑務官がつらい・きついと感じる瞬間

何があっても監視を続け、脱獄は決して許してはいけない

刑務官は、暑くても寒くても常に警備をおこないます。受刑者の外作業や運動している様子を、何時間も監視しなくてはいけないのです。

日本の脱獄事件として有名な白鳥由栄脱獄事件、脱獄犯が逃亡に成功した名古屋少年匕首殺害事件、2018年に引き起こった松山刑務所脱走事件など、脱獄事件は過去にも発生しています。

しかし脱獄が起こると、捜索に1万5,000人の捜査員が投入され、裁判のやり直しがおこなわれ、テレビや新聞でも大きく取り上げられることになります。 さらに被害者が増える可能性があることや、捜査に莫大な費用がかかることから、決して脱獄は許してはいけないのです。単純な仕事でありながら、常に大きな責任がのしかかる仕事なのです。

犯罪者との事件に巻き込まれることもある

受刑者は、元々犯罪者。そのため暴言・暴れるなどの行為に巻き込まれることもあります。受刑者が暴れてだしたときには非常ベルが鳴る仕組みになっています。刑務官は、非常ベルが鳴ったら、誰もが猛ダッシュで駆けつけなればなりません。

実際2007年11月、徳島刑務所第2工場で発生した囚人による暴動が引き起こったこともあります。

犯罪者の看病をおこなわなくてはいけない

受刑者のなかには病気がちの人も多く、受刑者の世話に追われることもあります。トイレや入浴、洗濯も含め、衛生面でのサポートをおこなう必要もあります。

刑務官はどんなに重度の犯罪者(たとえ殺人者であっても)の命の保証をしなければいけません。刑務官には正義感の強い人も多く、重度の犯罪者のサポートをすることに、大きなストレスを感じる人は少なくないのです。

つらさ・きつさの解決方法

刑務官は、罪を犯した人を、社会に適合できるよう手助けすることが仕事です。たとえ殺人犯であっても、更生する人もいます。刑務所では、受刑者は反省をし、今後の人生を考え直しているはず。

自分は受刑者を見守り、導くことによって日本の治安維持に貢献しているんだと思って、働くようにしましょう。

またはじめは反発していた受刑者が、正しく生きようと心を入れ替え、更生して成長していく様子を見るのは、刑務官にとって大きなやりがいとなるでしょう。「つらい」と感じてしまったときは、そのような成功体験を思い出し、仕事に望んでみましょう。

働く前と後の印象の違い

刑務官は、公務員なので、残業や夜勤がないと考える人も多いと思います。しかし刑事施設は、24時間体制で、施設の近くの官舎に住み込みで働くこともあります。また必ず時間通り予定通りに任務を完了する必要もあります。

このように体力だけではなく、精神的な強さ、更生させようと思う強い気持ち、自分に厳しくあることなどの能力が必要なのです。

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