司法書士はつらい、きつい?資格保持者は増えているのに、案件数が減っている

JobStep編集部
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司法書士は、法律に関する書類の作成や手続きを代行する仕事です。国家資格が必要となる職業で、登記手続き・設立後の役員変更・商号変更などは、司法書士しかおこなえない業務。平均年収も600万程度と、高給取りな職種といっていいでしょう。

困った人をサポートできる非常にやりがいのある職業でもあり、有資格者になるため求人数も多く、再就職もおこないやすい職業ともいえます。しかし司法書士には、つらい・きついと感じてしまう瞬間も少なくないのです。

司法書士がつらい、きついと思った瞬間

法律に関する資料作成がつらい

司法書士は、法律に関する資料作成をするのが仕事です。複雑な法律文書の作成をすることも多いですが、もしこの資料に少しでもミスがあれば、顧客に大きな損害が発生することや、人生に大きな影響を与えるということもあります。

そのため資料作成に決してミスがあってはなりません。精神的なストレスを感じやすい仕事ともいえるでしょう。

仕事がない

司法書士会連合会によると、2007年の司法書士は18,451名。2018年には22,283名と、およそ3,000人、数が増加しています。それに対し、法務省によると不動産登記の申請件数は1992年と2018年を比べると約200万件、-10%ほど減少しています。

結果、司法書士1人あたりの登記件数が減っており、仕事を探すのも大変な状況になっているのです。司法書士は依頼があってはじめて仕事ができるため、裁判や登記手続がないと生活できないのです。

そのため本来の業務よりも、営業業務をおこなっている司法書士が多いのも現状。「仕事を探すのがきつい」と声を漏らしている人も少なくないのです。

人が思い通りに動かないとき

司法書士は資料を作るだけではありません。顧客とコミュニケーションをとって資料作成をすることになります。しかし司法書士の提案に対して、顧客が頭を縦に振らないと仕事になりません。

また仕事は1人でおこなうことばかりではありません。ほかの司法書士や弁護士と協力して案件に関わることも。全員の意見がまとまらなければ先に進めませんが、話し合いが縺れることは決して珍しいことではないのです。

そのため人間関係に大きなストレスを感じる司法書士は多いです。

つらさ、きつさの解決方法

司法書士として働きたいけれど、大変そうな仕事だから辞めようかな...。と夢を諦めている人もいるかもしれません。しかしどんなにつらいことでも、解決方法が分かっていれば少しは大変な思いを軽減させることができるはず。

周りを頼る

国家試験である司法書士試験の合格率は3%程度。そのため、司法書士には基本的には、エリートが多いでしょう。そして同時にプライドが高めの人が多い傾向にあります。

このような人たちは、仕事が息詰まっていることを周囲に悟られるのを嫌うため、仕事がうまくいかない場合でもなんとか1人で乗り越えようとします。

基本的に乗り越えることができてしまうのですが、毎回1人で突破するのは大きなストレスになっているはず。そして完璧主義な人が多い傾向もあるため、実は苦しんでいる人も多いでしょう。

そんなときは恥ずかしがらず、周りを頼りましょう。今まで以上にすんなり問題を解決できるようになるかもしれません。

仕事がない場合は

フリーで働く場合、仕事が無いと困ります。しかし営業に回ることは、司法書士の仕事とズレます。そういう人は、企業内司法書士への転勤や、職探しをしてみるのも1つの方法です。

市場動向的には、司法書士の数は増えているのに、案件の数が減っている苦しい状況。今後いきなり仕事が爆発的に増えることは少ないと考えるべきです。そんな人はまずリクルートエージェントに登録しましょう。リクルートグループが運営しているリクルートエージェントの強みは、企業とのコネクションが強いこと。そのため非公開求人の情報や、企業が求めている人材の情報をいち早くキャッチアップしてくれます。希望する業界でコンサルタントとして働くこともできるでしょう。

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働く前と後の印象の違い

働く前は司法書士という文系最大の就職先で安定していてフリーでも活躍できるいい仕事だと思う人が多いです。しかし司法書士という仕事はフリーだと仕事がない。という不安がある職業。

また会社に所属していても、精神的なプレッシャーが大きい仕事でもあります。しかし司法書士は人のためになる素敵な仕事ですし「困っている人の力になりたい」という考えを持っている人には、天職といっても過言ではないでしょう。

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