経営者はつらい、きつい?孤独に決断をしていかなくてはならない

JobStep編集部
公開, 更新 , 職業別、つらい・きつい仕事

300人未満の経営者であれば年収3,000万円、1,000人以上の大手企業規模になると6,000万円程度ともいわれる経営者。

経営者は一見自分のおこないたいビジネスを立ち上げ、自由に仕事ができ、サラリーマンより楽しく働けそうなイメージがあります。仕事内容や時間も自由に決めることができ、上司からの圧力などもありません。

 

しかしそれは単なるイメージ。確かに自由な面は多いかもしれませんが、事業に何かあった場合責任を取るのは経営者です。今回はそんな経営者が、どのようなときに「つらい、きつい」と感じるのか紹介します。

経営者がきついと思った瞬間

ケンタッキー・フライド・チキンの創業者であるカーネル・サンダース氏は、若い頃何度も転職を繰り返し成功していません。ようやく成功した店舗も火災が起こり挫折しています。その後も倒産を経験。65歳になるとチキンのレシピが徐々に有名に。その後大手フランチャイズビジネスに発展していきました。

The Walt Disney Companyの創業者であるウォルト・ディズニー氏は、勤めていた新聞社を解雇された経験があります。その後立ち上げた会社も、3回度の倒産。ディズニーのテーマパークの建設も市長の反対で、今に至るまで決して楽な道のりではありませんでした。

このように世界に名を轟かせる経営者たちも、全く挫折がなかったわけではないのです。具体的な経営者のつらさ・きつさについてみていきましょう。

経営が上手くいかない

経営者として経営が上手くいかないことは死活問題。しかし自分で経営すると決めた以上、投げ出すことや諦めることはできません。また上記で紹介したカーネル・サンダース氏やウォルト・ディズニー氏のように、転職や解雇、倒産を経験している経営者は多いです。

国税庁の統計では、設立1年で60%が倒産・廃業。設立20年での生存率は0.4%ともいわれています。このように会社を経営していくことは簡単なことではないのです。

従業員との人間関係

ビジネスはチームワークです。どんなに優秀な経営者であっても、優秀な社員がいなくては事業もうまくいきません。

急に出社してくれなくなったり、退職をしたり、社員からの不満があったり、社外へ悪口を漏らしたり、社内でのパワハラ、人材育成・人材確保がうまくいかなかったりと、会社ではいろいろな人間関係に絡んだ問題が出てきます。

経営者は売上・利益だけに関わらず、人間関係にも目を配らなくてはいけません。社員であれば上司などに相談できますが、経営者は悩みを打ち明けられる相手も少ないです。

全ての問題に孤独に立ち向かう必要があり、精神的なプレッシャーはかなり大きいといえるでしょう。

休む暇がない

経営者に休みはほぼありません。もちろん会社が軌道にのって安定すれば休むこともできますが、はじめのうちは少しでも資金を調達して、利益を出すことに専念する必要があります。

基本的には寝ている間以外は、働くことになるでしょう。自分の会社の仕事だけではなく、コネクション作りの飲み会や、自主勉強も欠かせません。はじめのうちはプライベートは犠牲にしなくてはいけないことを念頭に置いておかなければなりません。

つらさ、きつさの解決方法

経営者になるとプレッシャーを強く感じる仕事になります。仕事に追われているのに、成果があまり出なかった場合のストレスは非常に大きいものです。

孤独に決断していくことも必要

日本オラクル株式会社の代表取締役社長兼、最高経営責任者である新宅正明氏は、「最後は社長が決める。孤独に決めるんです。ときには反発も買いながら、理不尽だとか言われながら、「チキショー」と思って決めたりしないといけない(笑)」と書籍『外資系トップの仕事力―経営プロフェッショナルはいかに自分を磨いたか』で語っています。

社員と仲良くミーティングをして経営方針を決めていくのは、経営者としての責任を軽くしている行為にしか過ぎません。社員の意見を参考に、最終的に決断くだしていくのが真のリーダーであるべき姿。

事業には、やってみなくてはわからないこともあります。そのときは、自分の経験と知識で、方針を決定するしかないのです。孤独を恐れるのではなく、それが経営者と割り切って、働いてみましょう。少し気持ちが楽になるかもしれません。

プライベートでの息抜きも大切に

仕事が忙しくて休みが取れないとき、つらさを感じる人もいるでしょう。そのようなときは1度仕事を休みましょう。悩んでいるときに経営について考えてもうまくいかないことのほうが多いです。

利益を出すことに急ぐ気持ちもわかりますが、プライベートでの息抜きも大切にしないと、アイデアも浮かんでこないはず。最近では経営者のススメという本も売っています。またほか企業の経営者に相談したり、質問することで、苦しさから抜け出せる切り口が見つかることもあります。

働く前と後の印象の違い

働く前は自由に仕事ができて会社に勤めるより楽な生活が出来ると夢を見ていたと思います。しかし実際に経営者になってみると、サラリーマンよりも仕事をしています。

仕事が無くていろいろな会社に打ち合わせにいくこともありますし、逆にやることが多すぎて仕事が終わらない、ということもあるでしょう。

働く前は自由にできるという気持ちがあると思いますが、現実はそう甘くありません。経営者になったからには従業員の未来や家庭を守らなくてはいけない義務があります。

経営者になりたい人はそういった覚悟を持つことが大切です。

 

経営者に関連する記事

経営者になるには?会社を創業するか、企業で経営者へと昇進していく方法がある

経営者とは、民間企業のトップのこと。会社経営におい...

2019年08月22日, 職業別、つらい・きつい仕事

経営者の年収は?平均年収は約4,300万円!月収換算で約250万円

経営者とは、会社の経営方針を決め、運営・管理する人...

2019年07月29日, 職業別、つらい・きつい仕事

経営者をやめたい・転職したい。プライドを置いて心機一転し、転職活動を始めてみよう

経営者とは「組織の経営について責任を持つ者のこと」...

2019年07月29日, 職業別、つらい・きつい仕事

そのほか職種の仕事に関するその他の職種